映画「戦慄迷宮3D」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTHの紹介：2009年日本映画。10年前、子供だった頃、閉園した遊園地のお化け屋敷に忍び込んだケンたち5人は、迷って出られなくなり、ユキを残して救出されました。10年後、5人の中の一人のリンの部屋にユキが帰って来たことから、当時の友達が集まることになり真相を究明することになる・・という迷宮ホラー映画です。時間軸が現代と10年前が入り乱れ不思議な世界をかもしだしています。
監督：清水崇 出演者：柳楽優弥（川島賢（ケン））、蓮佛美沙子 （遠山由紀（ユキ））、勝地涼 （林元樹（モトキ））、前田愛 （高嶋凛（リン））、水野絵梨奈（遠山美由（ミユ））、中村久美 （ユキとミユの母）、松尾スズキ（丹波刑事）、山中崇（藤野刑事） ほか
この解説記事には映画「戦慄迷宮3D」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
お化け屋敷から帰って来たケンが病院に行くと母が死亡しました。現代に移り、ケンが警察にビルから連れ出され逮捕されました。ケンは『中にもう一人いる』と叫びました。ケンの取り調べが始まりました。ケンは10年前の話を始めました。友達と閉園後の遊園地のお化け屋敷に行って離れ離れになり、警察に助けられました。その時ケンは『中にもう一人いる』と叫びました。帰って来ないのはユキという女の子でした。その後ケンは転校しましたが、10年後帰って来ました。街でモトキに会い、モトキが盲目のリンと結婚する事を聞かされました。リンの住むアパートに女性が訪ねてきました。それは行方不明になっていたユキでした。ユキが帰って来たのでした。その事をモトキとケンに話しました。
リンの部屋にいるユキでしたが、雷による停電で狂ったように叫びました。ケンらはユキを連れてユキの妹のミユの所へ向かいました。車の中でユキは病院にいたと言いました。家に着くとミユはお姉ちゃんは死んだはずだと言いました。母親にはユキは見えていません。ミユもユキだと信じていません。ユキが階段から落ちて意識を失いました。その間ケンには10年前のお化け屋敷のらせん階段が見えていました。病院に着くも誰もいません。時計の針が変な動きをしています。その時ユキが起き上がり『ケンくんが居ない、モっくん、ミユ何処に行ったの』と探すように走り去りました。ケンとモトキ、ミユ、リンは病院内を探しました。病院内は迷宮のようになっていました。ミユが突然この場所見たことがあると言い出しました。ケンにはここでもらせん階段が見えていました。
ケンたちは子供たちが逃げるのを見かけ追いました。落としたぬいぐるみを見つけました。その子供たちは10年前の自分達でした。一方取調室ではケンは刑事に『10年前にユキを置き去りにした復讐だ』と言いました。再び10年前に戻ります。ケンたちは遊園地のお化け屋敷に入ろうとしましたが、終了していました。しかし扉が開いてしたので5人はお化け屋敷に忍び込みました。探索していると大人たちに見つかりました。その大人たちは10年後の自分達でした。そして逃げる時ユキとはぐれたのでした。現代に戻り、落としたぬいぐるみを拾いに来たユキをケンたちは見ました。その時シャッターが降りケンたちは出れなくなりました。モトキとミユが出口を探していると、子供のユキが出口を探していました。その時ケンが開けたドアにぶつかりユキはらせん階段から転落しました。助けに行こうとするケンと止めたのはリンでした。そしてミユが転落したユキを見つけた時、誰かに引っ張られました。モトキとミユが下に降りるとリンの死体がありました。
らせん階段の下にいたケンとミユの視点に変わりました。子供のケンがドアを開けユキが転落します。ミユはユキの下敷きになって死んでしまいました。ケンがユキを引っ張って隠しました。モトキとミユは怖くなってある一室に隠れました。ぬいぐるみを持ったケンを現れぬいぐるみを投げました。ぬいぐるみから10年前のユキが出てきてミユを殺しました。モトキは逃げ出そうと出口を探しました。10年前の自分に合い幻覚が見えていました。そしてもがき苦しみ死んでしまいました。一人になったケンはユキに追われていました。ケンは子供時代の幻覚が見え、病院内で襲ってくる屍たちを見ました。そしてユキに似たマネキンと一緒に倒れているケンは警察に発見されました。そこにはモトキ、ミユ、リンの死体がありました。警察の調べでユキは10年前に転落して以来、植物人間となり入院していました。そのことは誰にも知らされていませんでした。ユキを死なせてしまったと思いこんだケンが、現実と妄想の区別がつかなくなり、ユキの復讐のため3人を殺したのでした。
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