ジョーカーゲームの紹介:2012年日本映画。無作為に選ばれた1クラスの高校生たちが、恐怖のババヌキにより、自分達の運命を懸けて闘いぬく様子を描いたサバイバル・ゲーム。生き残りをかけてお互いを騙し合う心理戦に、ハラハラ・ドキドキのエンターテイメント作品です。
監督:渡邊貴文 出演者:北原里英(千夏)、高月彩良(香奈)、小池唯(美奈子)、大久保祥太郎(高島)ほか
映画「ジョーカーゲーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョーカーゲーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジョーカーゲームの予告編 動画
映画「ジョーカーゲーム」解説
この解説記事には映画「ジョーカーゲーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョーカーゲームのネタバレあらすじ:恐怖のババヌキ
日本人のIQ低下に危機感を感じた文科省は、高校生達の思考力を高めるための政策として、ババヌキを使った教育プログラムを打ち出します。それは、無作為に選ばれた高校生の1クラスの生徒たちが、その教育プログラムに強制参加させられ、敗者となったものは強制施設に送られるという恐ろしい内容のゲームでした。女子高生の千夏は、合宿という名目の元、この恐ろしいババヌキに参加させられることとなります。
ジョーカーゲームのネタバレあらすじ:戦慄の幕開け
教室に集められた千夏達は、担任から、ババヌキのルールを説明されます。簡単なルール説明の後、カードが配られます。千夏がカードを開くと、その中にはジョーカーが入っていました。怖くなった千夏は、自分がジョーカーを持っていることを、友人の美奈子に打ち明けます。美奈子と千夏は共謀して、クラスメートのちひろに千夏のジョーカーを引かせます。結局、ちひろがババヌキの敗者となります。敗者となったちひろは強制施設に送られ、生徒達の間に戦慄が走ります。
ジョーカーゲームのネタバレあらすじ:運命共同体
ババヌキでは、チームの代表者に勝負を委託できるというルールが設けられていました。そのルールを使えば、プレイヤー同士は信頼する仲間とチームを組んで戦うことができます。チームの代表者に選ばれた人は、仲間のカードを一手に引き受け、チームの代表として戦います。代表者が勝てばメンバー全員が救われますが、代表者が負ければ、メンバー全員が運命を共にしなければなりません。千夏は、友人の美奈子と、香奈の3人でチームを組むことにします。
ジョーカーゲームの結末:恐怖からの脱出
勝負の結果、美奈子が想いを寄せる高島のチームが敗者となり、強制施設に送られることになりました。香奈を代表にした千夏達は勝ち残りますが、高島を強制施設に送り込んだ香奈に美奈子は不信感を抱き、3人の心はバラバラになります。最終決戦の日、気持ちの離れた3人は直接対決することとなり、美奈子が勝ち残ります。壮絶な心理戦を経て、最終的に、千夏は香奈に勝利します。香奈は強制施設に送られることとなりますが、最後に、千夏と香奈は協力して、ゲームからの脱出に成功します。
私も生徒さんと同じように最初はただのババヌキだと思っていました。しかし最後までジョーカーを持っていると負けになるだけではなく、強制施設に送られてしまうとは驚きました。先生役の人が淡々とした演技をしていて、それが余計に怖さを強調していました。