シャーロットのおくりものの紹介:2006年アメリカ映画。1匹の子ブタをめぐって人間の少女と賢くて心優しいクモが奇跡を起こすファンタジー。アニメにもなったロングセラー児童書を実写版で映画化。
監督:ゲイリー・ウィニック 出演: ダコタ・ファニング(ファーン・エラブル)、ジュリア・ロバーツ(クモのシャーロット)、スティーヴ・ブシェミ(ネズミのテンプルトン)、ケヴィン・アンダーソン(Mr.エラブル)、エシー・デイヴィス(Mrs.エラブル)、キャシー・ベイツ(牛のビッツィー)、ロバート・レッドフォード(馬のアイク)、ほか
映画「シャーロットのおくりもの(2006年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャーロットのおくりもの(2006年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シャーロットのおくりもの(2006年)」解説
この解説記事には映画「シャーロットのおくりもの(2006年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「シャーロットのおくりもの」のネタバレあらすじ:子ブタのウィルバー
小さな田舎町、エラブル家の牧場で11匹の子ブタが生まれた。その中でお乳を飲むことができない一番小さな子ブタを、成長できないとして処分しようとする父から、娘のファーンは自分が育てると言って引き取る。以来ファーンは子ブタに “ウィルバー” と名前をつけてかわいがるが、家の中で飼い、小学校にまで連れて行く様子に困り果てた両親は、いずれ大きくなるウィルバーを家で飼うことはできないと説得し、向かいの農場へ預けることにする。
「シャーロットのおくりもの」のネタバレあらすじ:シャーロットとの出会い
人間との暮らししか知らないウィルバーは、農場にいる馬、牛、あひるたちに出会って驚き、友達になろうとするが、相手にしてもらえない。唯一話し相手になってくれたのは人にも動物にも嫌われていたクモのシャーロットだった。シャーロットとウィルバーが仲良く話す様子に、他の動物たちも徐々に打ち解けていく。農場での暮らしにも慣れてきたころ、ウィルバーはネズミのテンプルトンから「ブタはクリスマスに人間に食べられるから冬を越せない」と聞かされてショックを受ける。落ち込むウィルバーにシャーロットは絶対に冬を越せられると約束するが方法が見つからない。考えた末、シャーロットはクモの糸で文字を綴ることにする。それを見て、クモの巣に文字を浮かび上がらせる奇跡のブタとしてウィルバーは人気者になり、見物客も多くやってくるようになった。
「シャーロットのおくりもの」のネタバレあらすじ:シャーロットの奇跡
ファーンもウィルバーを守ろうと、町で開催されるブタの品評会に参加することを思いつく。シャーロットは産卵を控え体力が落ちているにもかかわらず、ウィルバーのためにテンプルトンを伴って品評会へついていく。会場についてみるとライバルは巨漢の大ブタ。勝ち目なしと思われたが、ウィルバーの小屋にはシャーロットが綴った「ひかえめ」の文字があった。これを見たファーンたちはウィルバーの優勝を確信するが、既にライバルの大ブタの小屋に1位の印があるのを見て落胆する。しかし品評会に集まった人々が再びこのクモの糸の奇跡を目にしてウィルバーは注目を集め、ついに品評会で優勝を勝ち取った。
「シャーロットのおくりもの」の結末:新しい命
意気揚々と農場へ帰ろうとするウィルバーだったが、産卵を終えたシャーロットはもう動く力が残っていなかった。驚き悲しむウィルバーにシャーロットは、生き物には必ず死が訪れるのだということ教える。悲しみの中、ウィルバーはシャーロットに別れを告げ、シャーロットの産んだ卵を農場へ連れて帰る。シャーロットが約束してくれてたとおりウィルバーは冬を超し、二度目の春を迎えた頃、農場ではシャーロットの子供たちが卵から孵り、ふわふわと風に漂い旅に出ていた。そのうちの何匹かは農場に留まり、ウィルバーから母シャーロットの話を聞いていた。
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