アントマン＆ワスプの予告編 動画
映画「アントマン＆ワスプ」解説
この解説記事には映画「アントマン＆ワスプ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アントマン＆ワスプのネタバレあらすじ：起
1987年、ソ連から発射された弾道ミサイルICBMを阻止すべく犠牲となったジャネット。それ以来、ハンク・ピム博士と娘ホープは妻であり母であるジャネットを失った悲しみを抱き生きていました。それから月日は経ち、二代目アントマンとなり仲間入りを果たした元犯罪者スコットは、ある出来事をきっかけに量子世界へと消えたにも関わらず不可能だと思われていた帰還を見事に果たしました。生還することが可能だと知ったハンク親子は、この生還を再現しジャネットを取り戻そうと研究を重ねていたところでした。一方スコットは2年前、アベンジャーズのキャプテン・アメリカに加担したことでソコヴィア協定違反により自宅謹慎を言い渡されていました。3日後に軟禁は解かれ自由の身となることを心待ちにしていたところへ、再び量子世界へ飛び込む夢を見ます。2年間絶縁状態だったハンクに連絡を取ったスコット。気絶し気付いた時にはホープの運転する車へと乗せられていました。向かった先は研究室。ハンク親子は量子世界へつながるトンネルを作っていました。このトンネルを起動した影響でスコットとジャネットは精神で繋がっていることを確信したのでした。
アントマン＆ワスプのネタバレあらすじ：承
2年前の出来事によりFBIに追われるきっかけを作ったスコットを許せずにいたハンクとホープでしたが、ジャネットを救出するためにスコットを引き込むことにしました。早速ホープは量子トンネルの完成に不可欠な部品を手に入れるため、ブラックマーケットのディーラーであるソニー・バーチと会います。ところがバーチはホープの正体を見破り抗争へと発展。ホープはワスプのスーツを着てバーチ一味を倒しましたが、安堵したのもつかの間、まるで幽霊かのように自由にどこでもすり抜けることのできる”ゴースト”が現れ部品は奪われてしまいます。ハンクはまだ不完全なスーツをスコットへ渡し応戦。激しい攻防が繰り広げられましたが、ゴーストは縮小されたハンクのモバイル・ラボと共に姿を消してしまいました。
アントマン＆ワスプのネタバレあらすじ：転
ラボを失ってしまったハンク。この危機を救うべくビル・フォスターを訪ねます。ビルとハンクはかつてS.H.I.E.L.D.の研究室でパートナーでしたが、意見の不一致により仲違いしたまま絶縁している状態でした。難色を示していたビルも協力してくれ、彼の助言によりラボの位置を割り出すことに成功。ハンク親子とスコットの3人はゴーストの手からラボを奪還しかけたその時、逆に返り討ちに遭い囚われてしまいます。そんな3人を前にゴーストことエイヴァ・スターは語り始めます。量子実験の結果、両親を失い身体を形成するエネルギーが不安定になってしまったとのこと。治療にはジャネットのエネルギーを抽出することが必要で、自身を引き取ってくれたビルと協力し、ハンクの量子トンネルを用いて解決しようとしていたのでした。その後、アリたちの力添えによりエイヴァを制しラボを取り返した3人は早速量子トンネルを動かします。すると突然、スコットがコンピューターを操作し始めました。その慣れた手つきからジャネットが交信していると確信。彼女が自ら居場所を教えてきたのできた。ジャネットを探し出すチャンスは1度だけ。それを逃すと100年後までチャンスはありません。一方、エイヴァは自身のエネルギーを安定させる装置が壊されてしまったため、生きられるのはあと数週間とビルより告げられてしまいます。エイヴァもまたジャネット探しを急ぐのでした。
アントマン＆ワスプの結末
ラボを追っているのはエイヴァだけではありませんでした。闇市の売人ソニー・バーチも動き出します。バーチが向かったのはスコットの昔馴染みの悪友ルイスのもとでした。ルイスはデイヴとカートとともにXコンというセキュリティ会社を設立していました。バーチはルイスにスコットの居場所を吐かせると、FBIにハンク親子の居場所を密告する代わりにラボを引き渡すよう取引します。こうしてハンク親子は捕まってしまいましたが、取調室にいた彼らをスコットとたくさんのアリたちが助け脱出に成功。ラボを持って逃げたバーチを追います。そこへまたしても現れたエイヴァ。ラボをめぐって激しく混戦していきます。無事にラボを取り返すことができ、ハンクはチャンスを狙って量子トンネルをくぐりジャネット探しに旅立ちました。縮小されたラボを守るために更に戦いは続きます。しかし改良の途中にあるアントマンスーツが上手く機能せず、巨大化したスコットは意識を失い海へと沈んでしまいます。間一髪のところでホープに助けられ、ラボはルイスが守ってくれました。一方ハンクも量子世界へと舞い降り無事にジャネットを会うことができました。しかし無事に生還したところをエイヴァに襲われてしまいます。ところがジャネットはエイヴァを引き寄せ彼女に触れ、痛みを汲んであげるとエイヴァの身体はみるみる安定していき、本来の姿に戻ることができました。スコットも無事謹慎を解かれ晴れて自由の身となります。後日、ハンクとジャネットはひと気のないビーチで新生活を始め、スコットは愛娘のキャシーとホープと共に仲睦まじく映画を見ている姿がありました。月日は流れハンクの研究が進み、ルイスの車に量子トンネルを搭載できるようになりました。エイヴァの治療に必要なエネルギー採取のため、スコットは再び量子世界へと飛び込みます。しかしまもなく外からの無線が切れます。外にはだらんとぶら下がったままの無線機。そして、仲間たちが忽然と姿を消し黒い灰だけが舞っていたのでした。
以上、アントマン＆ワスプのあらすじと結末でした。
マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）作品の時系列・順番
1.『アイアンマン』（2008年公開）
2.『インクレディブル・ハルク』（2008年公開）
3.『アイアンマン2』（2010年公開）
4.『マイティ・ソー』（2011年公開）
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』（2011年公開）
6.『アベンジャーズ』（2012年公開）
7.『アイアンマン3』（2013年公開）
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』（2013年公開）
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』（2014年公開）
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014年公開）
11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』（2015年公開）
12.『アントマン』（2015年公開）
13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』（2016年公開）
14.『ドクター・ストレンジ』（2016年公開）
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』（2017年公開）
16.『スパイダーマン:ホームカミング』（2017年公開）
17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』（2017年公開）
18.『ブラックパンサー』（2018年公開）
19.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』（2018年公開）
20.『アントマン&ワスプ』（2018年公開）
21.『キャプテン・マーベル』（2019年公開）
22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』（2019年公開）
23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』（2019年公開）
「アントマン＆ワスプ」感想・レビュー
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たぬきんぐさんの感想
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ねこだんごさんの感想
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ありねこさんの感想
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さくらんぼさんの感想
満を持して出たアントマンの続編！前回よりもアリ要素が減り、代わりにワスプとの共同戦線が見どころ！ワスプの長い足による格闘シーン&大小変化する異色な戦い方がとっても痛快でかっこいいです。個人的にアントマンが巨大化して車に乗るシーンがアントマンらしい移動方法で好きです。そんなアントマンやワスプにしかできない戦い方が満載です！敵のゴーストは不気味なスーツがいい味出してます。ゴーストは敵ながら、持ち前の体質が辛い！幸せになりたい！という想いで戦ってるのが滲み出てて哀愁漂います。また、ピム博士親子の仲の良さとスコットとキャシーの友情に似た仲の良さ、ビル博士とゴーストの親子じゃないけど親子であろうとする仲など…それぞれの家族の形が見られて、家族愛ものとしても完成されてます。親子で見るのもありですが、オチがインフィニティフォーに続く絶望的なオチにつながっているので、そこで心が持ちこたえられるかどうか…そこを乗り越えられればコメディ色の強いアクションが映える最高の映画です！！