劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王の紹介:2017年日本映画。丸山くがねによるライトノベル原作のアニメ化作品。2015年からテレビ放送された第一期を、独自の編集に基づいて劇場版として再構成している。本作は後日公開された「漆黒の英雄」の前編という位置づけで、単なる総集編に留まらず新たな映像も多数混じえて、TV版よりもより洗練された作品に仕上がっている。
監督:伊藤尚往 声優:日野聡(モモンガ/アインズ)、原由実(アルベド)、上坂すみれ(シャルティア・ブラッドフォールン)、加藤英美里(アウラ・ベラ・フィオーラ)、内山夕実(マーレ・ベロ・フィオーレ)、加藤将之(デミウルゴス)、三宅健太(コキュートス)、千葉繁(セバス・チャン)、沼倉愛美(ナーベラル・ガンマ)ほか
映画「劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王の予告編 動画
映画「劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王」解説
この解説記事には映画「劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版総集編オーバーロード不死者の王のネタバレあらすじ:起
公開されて以来絶大な人気を誇っていた多人数参加型仮想現実RPG「ユグドラシル」は、突然のサーバー閉鎖が決定された。ゲーム内で長らく恐れられていた敵役のギルド、「アインズ・ウール・ゴウン」も、徐々に参加者が脱落し、現在ではモモンガとヘロヘロというアカウント名の二人を残すのみとなっていた。
モモンガは「ナザリック大墳墓」と呼ばれるギルドの基地で、ゲームが終了するまで仲間と一緒にいたいと願っていたが、ついにはヘロヘロも脱退してしまう。
モモンガは自分を見捨てて仲間が去っていってしまったことに若干の怒りすら覚えたが、それぞれが現実の生活があるのだと自分を納得させ、「アインズ・ウール・ゴウン」を閉じようとする。
劇場版総集編オーバーロード不死者の王のネタバレあらすじ:承
ユグドラシル最後の時を、モモンガは玉座に座り過ごそうとしていた。サーバーの閉鎖までの秒読みをしている間に、彼は不意に眠りに落ちてしまう。
気がつくとすでにサービスが閉鎖されているはずの時間になっていたが、なぜか彼はログアウトすることができない。さらに、以前自分たちが作成したゲーム内のキャラクター達が、独自の意思を持っていることに気がついた。
モモンガはユグドラシルとはまったく違った、新しい世界へと転生していたのだ。彼は多くの下僕を従える支配者として尊大な態度をとりながら、アインズ・ウール・ゴウンに君臨する。そして地下の組織を運営しながら、この世界に転生しているかもしれない他の仲間達を探すことに決めたのだった。
劇場版総集編オーバーロード不死者の王のネタバレあらすじ:転
異世界のとある村が騎士団によって略奪を受けていた。情報収集のために村を訪れたモモンガは、見て見ぬ振りをすることができず、二人の少女を助けることにする。モモンガは彼女たちに護身用にとゴブリンを召喚するための指輪を渡し、自分の名を「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗った。
さらにデスナイトという強力な魔物を呼び出し、騎士団を追い払うことに成功する。村の英雄として讃えられた彼は、この世界についてのより広い情報を得ることができるようになった。
モモンガは村で王国最強の戦士ガゼフ・ストロノーフと出会う。ガゼフは刺客に追われていたが、モモンガは圧倒的な力でそれを追い払った。そして、残党を捕虜としてナザリックに連れていく。
捕虜を裁く法廷の場でモモンガは正式に「アインズ・ウール・ゴウン」として君臨することを宣言する。自分の名が広まれば、それだけ世界のどこかにいるはずの仲間にも自分の存在が知れ渡る可能性が高まるからだ。しかし、それを聞いた側近のデミウルゴスはモモンガが世界征服を目標にしているのだと勘違いしてしまう。
劇場版総集編オーバーロード不死者の王の結末
モモンガとそのメイドのナーベラル・ガンマは、「モモン」と「ナーベ」という偽名を使って出自を隠し、冒険者組合であるエ・ランテルに登録する。「漆黒の剣」という冒険者チームと行動をともにすることになった彼らは、薬剤師の少年、ンフィーレア・バレアレをトブの大森まで護送する任務につく。
一方カルト教団のズーラーノーンは、殺し屋クレマンティーヌとと共に、特殊な知識を持ったンフィーレアを狙っていた。
一同が森の入口に当たるカルネ村に行き着くと、そこはゴブリンに守護されていた。以前モモンガが救った少女、エンリ・エモットはンフィーレアの幼馴染でもあったのだ。彼女との会話からンフィーレアはモモンがアインズ・ウール・ゴウンであることに気付いてしまう。二人はそれを他者に口外しないことを約束する。
トブの大森ではモモンガは「森の賢王」として恐れられていた、ハムスターの怪物を威圧のみで圧倒してしまう。以後、ハムスケと名付けられた怪物は、モモンガに従うことになる。
モモンガはエ・ランテルに戻る。漆黒の剣の他の隊員達は別行動を取っていたが、クレマンティーヌに待ち伏せされてしまった。
以上、映画「劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王」のあらすじと結末でした。
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