特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~の紹介:2022年日本映画。TVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の劇場版3部作の第1作目。時は節分、刀剣男子たちは審神者からもらった豆を巻くなどして節分を楽しんでいました。加州清光と大和守安定は、因縁がある山姥切長義と山姥切国広のやり取りを見ながら、山姥切長義が初めて本拠地に来た時の事を思い出します。ある日、政府から調査を要請され、陸奥守吉行達が出陣することになりました。出陣先が幕末の土佐ということで陸奥守吉行は張り切りますが、行った先は歴史が改変され別世界のようになった土佐で、陸奥守吉行は困惑します。陸奥守吉行達は、先行して調査していた肥前忠広・南海太郎朝尊と合流し、歴史を改変した首謀者を探すことにしました。
監督:直谷たかし 出演:加州清光(増田俊樹)、大和守安定(市来光弘)、陸奥守吉行(濱健人)、山姥切国広(前野智昭)、山姥切長義(高梨謙吾)、肥前忠広(小松昌平)、ほか
映画「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」解説
この解説記事には映画「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~のネタバレあらすじ:起
時は節分、刀剣男子は本拠地で審神者からもらった豆を巻いたり、恵方巻を食べたりしながら、楽しく過ごしていました。加州清光と大和守安定が歩いていると山姥切国広と山姥切長義が話している場面に出くわします。
山姥切国広と山姥切長義は、刀が出来た経緯から因縁があり、山姥切長義は山姥切国広を偽物と呼び、山姥切国広は口では反発しながらも、めんどくさそうに対応していました。しかし、これでも大分マシになった方で、加州清光と大和守安定は、山姥切長義が初めて本拠地にやってきたときのことを思い出しました。
数か月前、政府から派遣されて、山姥切長義が本拠地にやってきました。山姥切長義は因縁がある山姥切国広を見つけると、偽物くん、と蔑んだ用に呼びかけ、山姥切国広は言い返さず黙ってうつむきました。
そんな時、任務が決まり、加州清光や大和守安定のほか、山姥切国広と山姥切長義も出陣することになりました。しかし、山姥切国広が隊長に指名されると、山姥切長義は俺が代わりに隊長になると言いだし、燭台切光忠に諫められました。
特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~のネタバレあらすじ:承
任務先は江戸時代中期、敵は後に幕府の老中となる田沼意次を生まれる前に排除して歴史を改変することを狙っていると推測されました。隊長である山姥切国広は、この時代の人に見つからないよう、目立たない竹藪の中に敵をおびき寄せようとしますが、山姥切長義はその指示を無視して独断で先行し、ほかの刀剣男子たちも仕方なく山姥切長義の後を追いました。
そして、発見した敵と刀剣男子たちの戦いが始まりますが、初めての実戦となる山姥切長義は敵に押されてしまいます。その後、敵の排除には成功しますが、大和守安定は山姥切長義の独断専行を問題視しました。しかし、その時隠れていた敵が奇襲をしかけてきて、山姥切長義は負傷してしまいました。
戦いが終わり、山姥切国広は山姥切長義に声を掛けますが、いいところなく終わった山姥切長義は反発し、立ち去ってしまいました。桜の木の下で不貞腐れている山姥切長義の元に加州清光がやってきました。加州清光は、かつて今の山姥切長義のように自分は必要とされていないのではないか、という思いを抱いたことがありました。
そんな時声をかけてくれたのが山姥切国広で、加州清光は山姥切国広と話しているうちに、自分の悩みは杞憂であったことに気付いたのでした。加州清光は、悩んでないで山姥切国広と話し合うように勧めますが、山姥切長義はやってきた山姥切国広と自分達の生い立ちについて憎まれ口をたたいてしまいました。
しかし、それを聞いた大和守安定は、山姥切国広と山姥切長義が言い合いになるのは、お互いのことがうらやましいからと見抜きました。
特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~のネタバレあらすじ:転
そんなある日、政府から特命調査の依頼がありました。場所は幕末の土佐でしたが、すでに敵により歴史改変がされた世界で、調査の困難が予想されました。そして、土佐に縁がある陸奥守吉行を隊長に部隊が編成され、幕末の土佐に向かいました。陸奥守吉行は久々の土佐に喜びますが、街の風景は同じでも住人はおらず、雰囲気は全く異なることに気付き困惑しました。
陸奥守吉行達は敵を排除しつつ、先行調査隊との待ち合わせ場所であるはりまや橋に行くと、肥前忠広と南海太郎朝尊がいました。南海太郎朝尊は、この世界を改変した首謀者がどこにいるかわからないため、罠をはって高知城に追い詰める手伝いをしてほしいと言いました。
南海太郎朝尊の立てた作戦は、街に設置した罠を爆発させて大軍が接近していると認識した首謀者が高知城に入った後、さらに高知城の周りに設置した罠を爆発させて首謀者と敵部隊を分断、孤立した首謀者を討つというものでした。作戦に従って小夜左文字、白山吉光、静形薙刀が罠を設置しているときに敵の奇襲に会い、小夜左文字が負傷してしまいます。
敵は撃退したものの、小さきものを守ることを自らに課している静形薙刀は、小夜左文字を守れなかったことに落ち込んでしまいます。しかし、小夜左文字は静形薙刀が自分の事を思ってくれていることを知っており、静形薙刀に感謝しました。
特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~の結末
そして、作戦は開始され、南海太郎朝尊の作戦通り、首謀者を高知城に閉じ込めることに成功しますが、首謀者の姿を見た陸奥守吉行は驚きました。陸奥守吉行達は首謀者がいる天守に向かい、襲い掛かってきた敵を排除しますが、なかなか首謀者は姿を現しません。
増援部隊が追いかけてくることを懸念した南海太郎朝尊は、陸奥守吉行を先に行かせ、自分達はここで増援部隊を食い止めることにしました。陸奥守吉行は先に進み、ついに首謀者と対峙しました。実は、陸奥守吉行は首謀者に心当たりがありましたが、今は敵であることに変わりはなく、陸奥守吉行と首謀者は戦いを始めました。
そして、激しい戦いの末、陸奥守吉行は首謀者に勝利しました。そこにやってきた肥前忠広は倒れた首謀者の姿を見て驚きますが、南海太郎朝尊は肥前忠広を止めると、陸奥守吉行が首謀者にとどめを刺しました。こうして、首謀者を倒した事で土佐は改変前の世界に戻り、肥前忠広と南海太郎朝尊は本拠地に招かれ居座るようになりました。
静形薙刀は小夜左文字に誘われ、小夜左文字達が花を育てている花壇にやってきました。小夜左文字は、花は小さく弱い物と思っていたが、夏の嵐に耐えたり冬の寒さに負けなかったりしたことを通して、花は強い物とわかったと言いました。
そして、小夜左文字は、静形薙刀に自分達のような見た目は小さいが誰にも負けない強さを持つ存在にも慣れてほしいといい、静形薙刀もそれを受け入れました。加州清光は陸奥守吉行の話を聞き、前々から考えていた武者修行に出る決心がつきました。そして、審神者の許しを得ると、加州清光は大和守安定に見送られながら、武者修行に出発しました。
以上、映画「特『刀剣乱舞-花丸-』~雪ノ巻~」のあらすじと結末でした。
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