超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士の紹介:1998年日本映画。2024年にシリーズ生誕40周年を迎え、玩具・アニメ・実写映画・ゲームなど様々な展開を続けている「トランスフォーマー」シリーズ。本作は世界初のフル3DCG連続テレビロボットアニメとして1997年~1998年にかけて日本で放映され、声優陣の自由なアドリブで話題を博し、実写映画第7作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のベースともなった『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の劇場版で、テレビ本編の終盤のエピソードを中心に再編集・再アフレコを行った総集編的作品です。監督は『ビースト覚醒』やテレビアニメなど歴代トランスフォーマーシリーズなどで音響監督を手がけている岩浪美和が務めています。
監督:岩浪美和 声優:子安武人(サイバトロン総司令官コンボイ)、千葉繁(デストロン破壊大帝メガトロン)、高木渉(サイバトロン密林巡視員チータス)、山口勝平(サイバトロン諜報員ラットル)、中村大樹(サイバトロン陸上防衛戦士ライノックス)、藤原啓治(サイバトロン特殊戦闘員ダイノボット)、遠近孝一(サイバトロン極地偵察員タイガトロン)、岩永哲哉(サイバトロン空中偵察員エアラザー)、チョー(デストロン忍者兵タランス)、飛田展男(デストロン空中戦闘兵テラザウラー)、加藤賢崇(デストロン空中攻撃兵ワスピーター)、遠藤雅(デストロン砂漠戦闘指揮官スコルポス)、柚木涼香(デストロン諜報工作員ブラックウィドー)、三木眞一郎(デストロン地上攻撃指揮官インフェルノ)、中村秀利(ユニクロン)ほか
映画「CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」解説
この解説記事には映画「CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士のネタバレあらすじ:起
車や乗り物、様々なものをスキャンして擬態する能力を持つ超ロボット生命体・トランスフォーマーのなかでも動物に変身する能力を持つビースト戦士。正義の軍団サイバトロンと悪の軍団デストロンに分かれて戦いを繰り広げていました。
惑星エネルゴア。破壊大帝メガトロン率いるデストロンの移動中に総司令官コンボイ率いるサイバトロンが奇襲を仕掛けました。大乱戦を繰り広げる両軍でしたが、トランスフォーマーはロボットモードではエネルゴアの環境に長時間耐えられないためデストロンは退却していきました。コンボイ「宇宙の平和は我々が守る!」
荒野に生えた豆の木に実がなり、空腹だったライノックスは豆を食べ始めました。一方、元デストロン兵士で今はサイバトロン戦士のダイノボットは何やら臭うものを感じ取っていました。その正体はデストロン兵のタランスであり、ダイノボットはラットルと共に跡を追いました。ダイノボットとラットルはタランスの仕掛けた罠にはまって地下の洞窟に追いやられましたが、タランスも自ら罠にかかってダイノボットらに捕まりました。
ダイノボットはタランスを人質に取ってメガトロンに降参を迫りましたが、要求に素直に応じるメガトロンではありません。そこにコンボイらサイバトロン戦士たちが駆けつけましたが、豆を食べてお腹を下したライノックスはデストロンに向けて大きなおならを発しました。さすがのメガトロンも「こんなカッチョ悪い負け方は初めて」と嘆きました。
超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士のネタバレあらすじ:承
サイバトロンはデストロンの戦艦テラクラッシャーの動力室に潜り込みしました。ラットルは元デストロンであるダイノボットがいつ裏切るかわからないと心配になりました。コンボイたちはサイバトロンの拠点である調査船アクサロンを修理して故郷セイバートロン星に戻るためテラクラッシャーの部品を奪取しましたが、ダイノボットだけは「セイバートロン星に戻っても俺はただの裏切り者」とエネルゴアに残ると言い出しました。
メガトロンらデストロンはテラクラッシャーの部品を取り戻すべくアクサロンに乗り込もうとしましたが、待ち構えていたダイノボットが立ちはだかりました。メガトロンはダイノボットにデストロンに戻るよう持ちかけましたが、ダイノボットは拒絶しました。ダイノボットはデストロンの攻撃を受けて負傷するもアクサロンの防衛システムを発動させてデストロンを退けました。
メガトロンらデストロンは死を偽装、アクサロンのシールドが解除された隙を狙って奪取する作戦を練りましたが、デストロンを追っていたダイノボットに発見されました。その頃、サイバトロンはアクサロンを起動させてエネルゴアから飛び立とうとしており、ダイノボットはサイバトロンに急を知らせるべくアクサロンに向かいましたが、デストロンも後を追ってきました。
超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士のネタバレあらすじ:転
コンボイとチータスは苦戦するダイノボットを助けに向かい、タイガトロンも加勢しましたが、アクサロンは既に離陸体制に入っており、コンボイとダイノボットは取り残されそうになりました。コンボイは何とかダイノボットをアクサロンに乗せましたが、自らはスコルポスの攻撃を受けて落下してしまいました。
アクサロンはコンボイを残して飛び立ちましたが、メガトロンはアクサロンに飛び乗ることに成功しました。メガトロンはサイバトロン戦士たちに攻撃するもライノックスの反撃により船外へ投げ出されました。しかし、メガトロンの攻撃によって制御装置が破壊され、アクサロンは墜落を始めました。そこに意識を取り戻したコンボイが現れ、全力全開でアクサロンを不時着させて被害を最小限に食い止めました。
ある時、エネルゴアに正体不明のエネルギー体が飛来してきました。サイバトロンとデストロンはエイリアンの探索に向かい、コンボイとエアラザーはインフェルノを、チータスとライノックスはテラザウラーを、ダイノボットはタランスとブラックウィドーを片付けました。
コンボイは謎のエネルギー体の内部に潜入しましたが捕らえられてしまいました。そこに現れたのは全てのトランスフォーマーの共通の敵である超巨大トランスフォーマー・ユニクロンの姿をしたエイリアンでした。
超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士の結末
エイリアンの目的はサイバトロン・デストロン両軍をエネルゴアの星や生物もろとも抹殺することでした。コンボイはエイリアンの説得を試みるも失敗に終わり、エイリアンは惑星破壊プログラムを発動させてエネルゴアの月のひとつを超巨大な破壊兵器エイリアンマシンへと変貌させました。
エイリアンマシンは強大なエネルギーを放出、エネルゴアの温度は急上昇し始めました。このままではエネルゴアに眠るエネルギー・エネルゴンが爆発してしまい、エネルゴアは崩壊してしまうのです。サイバトロンはシールドを張るも時間稼ぎに過ぎず、コンボイは脱出ポッドをエイリアンポッドに衝突させる策を思いつきました。
飛行能力を持つコンボイ自らポッドに乗り、衝突寸前にポッドから脱出する手筈でした。コンボイはサイバトロン戦士たちは最高の仲間だったと告げてポッドに乗り込み、エイリアンポッドに向かって飛び立ちました。しかし、このポッドはメガトロンによって細工が施されており、ハッチが開かなくなってしまっていました。勝ち誇るメガトロン。コンボイはポッドに取り残されたままエイリアンマシンに激突し、エイリアンマシンは粉々に破壊されました。エネルゴアは危機を免れました。コンボイの運命やいかに・・・。
(『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』に続く)
以上、映画「超生命体トランスフォーマー CG版ビーストウォーズ 激突!ビースト戦士」のあらすじと結末でした。
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