ALWAYS 三丁目の夕日’64の紹介:2011年日本映画。東京の下町、夕日町三丁目に暮らす人々の様子が描かれているALWAYS 三丁目の夕日の劇場版第3作目です。東京オリンピックの年を舞台に登場人物の成長を描いています。第1作目では子供として描かれていた世代が成長し、青年となったり花嫁として成長したりと感慨深い内容となっています。また「親子」が一つのテーマとなっており、子の成長を見守る親の姿、この旅立ちを見送る親の姿が表現されています。また、全シリーズを通して、昭和の世界感が美しく描かれているため、その背景を見るだけでも価値のある作品と言えます。
監督:山崎貴 出演: 堤真一(鈴木則文)、薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)、小清水一揮(鈴木一平)、堀北真希(星野六子)、小雪(石崎ヒロミ)、吉岡秀隆(茶川竜之介)、須賀健太(古行淳之介)、三浦友和(宅間史郎)ほか
映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」解説
この解説記事には映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ALWAYS 三丁目の夕日’64のネタバレあらすじ:六子の恋
東京オリンピックの開催を控えたこの年、三丁目の人々は活気にあふれる生活を送っていました。鈴木モーターズの息子は青年となり、則文も手広く商売を展開していました。鈴木モーターズで住み込みで働く六子はなにやら恋をしているようで、毎日決まった時間におめかしをして出かけて行きます。
六子を娘のように思っている則文は気が気ではありません。六子は毎朝同じ場所で見かける医者の菊池に恋をしていました。ひょんなことから、菊池と話すことができ、菊池の方も六子に好意を抱きます。
ALWAYS 三丁目の夕日’64のネタバレあらすじ:茶川の父
鈴木モーターズの向いに住む、小説家である茶川は、雑誌で連載を抱え、妻のヒロミは茶川の子供を身ごもっていました。小学生の時に引きとった健太も東大に向けて毎日勉強に励むような学生になっていました。健太は優秀であったため、茶川は健太に期待をよせていました。
一方で茶川は雑誌での連載にいきずまりを感じていました。雑誌の編集者からはファンからの手紙が少なく人気がないと言われます。そんなときに茶川の田舎の父が病気で倒れたと連絡があります。茶川の父は彼が小説家になることを認めず、冷たく彼を勘当していました。茶川はしぶしぶ父に会いにいきますが、予想以上に元気な父でおまけに自分のことを今だに認めない父に腹をたてて帰ってしまいます。
ALWAYS 三丁目の夕日’64のネタバレあらすじ:嘘のファンレター
帰ってきた茶川は、同じ雑誌に連載している謎の新人小説家がとても人気があることを知ります。焦った茶川は自分でファンレターを偽造して編集部に送ってしまいます。そして結局そのことは編集者にばれてしまいます。
また、自分を脅かしている新人小説家がなんと健太であることを知ります。東大に向けて勉強していると思いきや、健太は小説家をめざしていたのでした。自分のようなみじめな思いを健太にさせたくない茶川は健太を叱ります。
ALWAYS 三丁目の夕日’64のネタバレあらすじ:菊池のうわさ
一方、六子は菊池と交際して、泊りがけのデートに彼から誘われます。しかし、彼がとんでもない女たらしだという話を則文はうわさで聞き、彼は菊池を殴ってしまいます。六子は菊池を信じていると言って、彼と旅行に行ってしまいます。
その後、医者である宅間から、本当の菊池の姿を聞かされます。菊池はお金のない水商売の女性にも無償で診察をするような誠実でやさしい医者でした。それを聞いて則文は安心します。
ALWAYS 三丁目の夕日’64の結末:父となる
健太は茶川のために小説家になる夢をあきらめます。そんなとき茶川の父が亡くなってしまいます。かけつけると、父は茶川の小説をじっそりと買っていて、実は応援していたことが分かります。それを知った茶川は覚悟を決めます。わざと父のように健太を勘当し、小説家として奮起するよう背中を押すのでした。
健太は家を飛び出し、小説家になる道を選びます。そしてヒロミは茶川の子どもを出産します。一方、六子は菊池と結婚します。六子の花嫁衣装を見た則文や妻のトモエは涙します。三丁目の人々に新しい変化が起き、また新たに活気あふれる毎日を送るのでした。
以上がALWAYS 三丁目の夕日’64のあらすじと結末です。
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