余命1ヶ月の花嫁の紹介:2009年日本映画。日本全土を涙で包んだ、究極の実話ラブストーリー。元となった書籍は、40万部を超える大ヒットとなった。短い人生を一生懸命に生きた長島千恵と、彼女に無条件の愛を注いだ赤須太郎の、感動の愛の物語。
監督:廣木隆一 出演:榮倉奈々(長島千恵)、瑛太(赤須太郎)、手塚理美(加代子)、安田美沙子(花子)、柄本明(長島貞士)、大杉漣(赤須敏郎)、津田寛治(岡田)、田口トモロヲ(奥野)、ほか
映画「余命1ヶ月の花嫁」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「余命1ヶ月の花嫁」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「余命1ヶ月の花嫁」解説
この解説記事には映画「余命1ヶ月の花嫁」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
余命1ヶ月の花嫁のネタバレあらすじ:起
赤須太郎(瑛太)は、ある日長島千恵(榮倉奈々)という女性と出会います。千恵はとても明るく、そんな天真爛漫な彼女に太郎は少しずつ惹かれていきます。そして、ある日意を決して彼女にその気持ちを伝えます。しかし、千恵はそれを断ってしまいました。しかし、それは千恵が太郎を嫌っていたからではありません。実は千恵は乳ガンを患っており、そのこともあり太郎の告白を断ったのです。
余命1ヶ月の花嫁のネタバレあらすじ:承
しかし、太郎はアピールを続け、そんな太郎に折れた千恵は、彼と交際を始めることになりました。しかし、太郎がある日あることに気がつきます。千恵の髪の毛が抜けてきたのです。それは、抗がん剤治療の副作用によるものでした。しかし、そうとは知らない太郎は、そのことを指摘してしまいます。すると、千恵は太郎に病気のことを打ち明け、彼の前から姿を消したのでした。病気のことを知った太郎は驚きますが、それでも彼女を愛している太郎は、彼女を探しに向かいます。
余命1ヶ月の花嫁のネタバレあらすじ:転
そんな太郎が思い出したのは、かつて千恵と交わした「屋久杉を見に行きたい」という会話でした。そして、太郎は屋久杉へと向かいます。そこで、太郎は千恵と再会を果たすのでした。千恵は、乳房切除術を受けたことでガンという病に打ち勝っていました。そして、太郎は改めて千恵に愛の告白をし、千恵はそれを受け入れました。再び結ばれた二人は、とても充実した、幸せな日々を送っていました。しかし、その幸せは長くは続きませんでした。千恵のガンが再発したのです。二人は必死にガンと闘いますが、病の進行を止めることはできません。
余命1ヶ月の花嫁の結末
千恵は、自分のような女性を増やしたくない、とテレビの取材を受けることにしました。一方、太郎は千恵のために何かできることはないか、と考えていました。そして、千恵がウェディングドレスを着たがっていたことを思い出したのでした。太郎は、千恵のためにサプライズで結婚式を企画します。そして、二人は4月5日、幸せな式を挙げました。その式には、二人の交際に反対していた太郎の両親も参列しました。それは、二人にとって人生で最も幸せな瞬間でした。そしてそれから約1ヵ月後の5月6日、千恵は静かに息を引き取ったのでした。
太郎と千恵が屋久杉で再会をするシーンがドラマチックで、2人がまた付き合えるようになって良かったと思いました。ただ千恵の病気が再発したのがかわいそうでなりませんでした。ガンと闘った千恵も、千恵を支えた太郎も強い人だと思いました。