ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!の紹介:1998年日本映画。2024年にシリーズ生誕40周年を迎え、玩具・アニメ・実写映画・ゲームなど様々な展開を続けている「トランスフォーマー」シリーズ。本作は1998年~1999年にかけて放映されたテレビアニメ『ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー』の劇場版で、ゲストとして前作『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のコンボイが参戦、本作の主人公ライオコンボイと“ダブルコンボイ”のタッグを組んで謎の凶悪な生命体と戦います。
監督:西森章 声優:郷田ほづみ(総司令官ライオコンボイ)、小村哲生(破壊大帝ガルバトロン)、小高三良(副司令アパッチ)、岩崎征実(突撃員ビッグホーン/医学博士サントン)、石塚堅(陽動員タスマニアキッド)、中野健治(守備隊員ダイバー)、岸祐二(水中工作員スクーバ)、小林由美子(野生闘士ライオジュニア/合体戦士マグナボス)、岩尾万太郎(音速教官スカイワープ)、松山鷹志(破壊大公ギガストーム)、高橋広樹(参謀総長ヘルスクリーム)、渡辺健(護衛隊長マックスビー/昆虫指令ビッグモス)、竹本英史(航空隊長ダージガン/力士モーターアーム)、実近順次(突撃隊長スラストール/極地工作員ギムレット)、内藤玲(音波工作員D・J)、西松和彦(海賊頭領ハーフシェル)、寺田はるひ(コンピューター)、子安武人(総司令官コンボイ)ほか
映画「ビーストウォーズII ライオコンボイ危機一髪!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビーストウォーズII ライオコンボイ危機一髪!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ビーストウォーズII ライオコンボイ危機一髪!」解説
この解説記事には映画「ビーストウォーズII ライオコンボイ危機一髪!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!のネタバレあらすじ:起
車や乗り物、動物などをスキャンして擬態する能力を持つ超ロボット生命体・トランスフォーマーは正義の軍団サイバトロンと悪の軍団デストロンに分かれて戦い続けていました。
今より遠い未来の地球である惑星ガイア付近の宇宙ではサイバトロンと手を組むジョイントロン三兄弟と宇宙海賊シーコンズが戦っていました。そこに宇宙の彼方から謎の宇宙船が現れ、ジョイントロンとシーコンズは宇宙の彼方へと吹き飛ばされてしまいました。
謎の宇宙船は北極に不時着。総司令官ライオコンボイ率いるサイバトロン宇宙警備隊は宇宙船を偵察することにしましたが、破壊大帝ガルバトロン率いるデストロン機甲軍団も宇宙船の存在をキャッチしていました。
ライオコンボイの息子ライオジュニアは自分が偵察に行くと言い出しました。サイバトロン戦士たちはライオジュニアはまだ未熟だと反対しましたが、タスマニアキッドが同行を申し出たためライオコンボイもやむなく承諾しました。
ライオジュニアはタスマニアキッド、スカイワープ、サントンと共に宇宙船の内部に潜入、中からあらゆる時間や場所を超えてテレポートすることのできるテレポートゲートのコントロールユニットを発見しました。しかし、船内にコントロールユニットを狙ってヘルスクリームらデストロン兵士たちが投入。コントロールユニットを奪われそうになったライオジュニアは当初の任務から逸脱した戦闘行為に走り、ライオジュニアを庇ったタスマニアキッドが重傷を負ってしまいました。
ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!のネタバレあらすじ:承
ライオジュニアたちは駆けつけたライオコンボイらに助けられました。ライオコンボイはライオジュニアを呼び出し、デストロン打倒を主張するライオジュニアに対して優先すべきは仲間の命であり宇宙の平和を守ることだと諭しました。しかし、受け入れられないライオジュニアはその場を飛び出してしまいました。
雪原をひた走るライオジュニアの前にガルバトロンたちが現れ、コントロールユニットを引き渡すことを条件に手を組もうと持ちかけてきました。ライオジュニアは拒否しましたが、ガルバトロンはこの装置は惑星破壊装置であり、あと1時間でこの星が爆発すると嘘をつきました。そこに満身創痍のタスマニアキッドが現れ、ガルバトロンに騙されるなと忠告しましたが、ライオジュニアはガルバトロンたちと行動を共にする選択をしました。
ガルバトロンはまんまとライオジュニアからコントロールユニットを奪い、弟のギガストームに伝説のトランスフォーマー・メガトロンを召喚するよう命じました。一方、ライオコンボイたちはライオジュニアを罰することにしましたが、タスマニアキッドはライオジュニアの気持ちもわかるとして寛大な対応を求めました。
ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!のネタバレあらすじ:転
ギガストームとヘルスクリームは早速メガトロンの召喚を開始しましたが、現れたのはメガトロンではなく謎の超巨大トランスフォーマー・破壊神マジンザラックでした。ガルバトロンは「メガトロンを凌ぐ兵器」としてマジンザラックを利用することにしました。
ガルバトロンはマジンザラックを巨大空母に変形させ、マジンザラックの凶悪さを知るライオコンボイらサイバトロン戦士たちも迎え撃つべく出撃しました。一方、監禁されたライオジュニアは父ライオコンボイの言葉を思い出して脱出、助けに駆けつけたスカイワープやサントンと合体してマグナボスとなりました。
マグナボスはデストロンの追っ手と交戦しながらもテレポートゲートのもとに向かいました。テレポートゲートはエネルギー切れを起こしていましたが、マグナボスは自らのエネルギーを使ってテレポートゲートを起動させ、ある伝説の戦士を召喚することに成功しました。
一方、ライオコンボイは仲間たちと共にマジンザラックに戦いを挑みましたが、圧倒的な攻撃力の前に苦戦を強いられました。気絶したライオコンボイはマグナボスが前作『ビーストウォーズ』の世界から召喚した伝説のサイバトロン総司令官コンボイの声を聞いて立ち上がりました。他の仲間たちもマグナボスによって助けられました。タスマニアキッドも戦わせてほしいと志願しました。
コンボイとライオコンボイたちサイバトロンは力を合わせてマジンザラックに再度立ち向かうことを決意、ダイバーとスクーバはマジンザラックの弱点を探ることにしました。ライオコンボイ・コンボイ・アパッチ・ビッグホーンはマジンザラックの足止めを担うことにし、マグナボスはタスマニアキッドとタッグを組むことになりました。
ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!の結末
サイバトロンは共闘する傭兵軍団インセクトロンの協力を得てマジンザラックを崖に囲まれた地帯に誘い出しました。ガルバトロンは伝説のコンボイが召喚されたことに驚き、コンボイを二人まとめて始末すると意気込みました。
マグナボスはタスマニアキッドの助けを得て怪力でマジンザラックを投げ飛ばしました。マジンザラックから投げ出されたガルバトロンはギガストームに助けられて撤退しました。しかし、これまでガルバトロンに操られていたマジンザラックは自らの意思で立ち上がり、サイバトロンの攻撃をもろともせず絶体絶命のピンチに追い込みました。
その時、ダイバーとスクーバがマジンザラックの弱点は額にある「第三の目」であることを突き止めました。二人のコンボイはリーダーの証「マトリクス」の力でパワーアップ、ライオコンボイはフラッシュライオコンボイに、コンボイはバーニングコンボイに変身しました。二人のコンボイはマジンザラックの第三の目に傷をつけ、合同必殺技「ダブルマトリクスブラスター」を発動させてマジンザラックを倒すことに成功しました。
戦いは終わりましたが、テレポートゲートは不安定なものであり、使用し続けることで宇宙が崩壊する恐れがありました。コンボイはライオコンボイたちに別れを告げて元の世界に戻り、サイバトロンはテレポートゲートを破壊しました。ライオコンボイらサイバトロン戦士たちはこの戦いを通じて互いの絆を再確認していました。
以上、映画「ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!」のあらすじと結末でした。
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