名探偵コナン ハロウィンの花嫁の紹介:2022年日本映画。単行本が100巻を超える人気漫画「名探偵コナン」の劇場版25作目。主人公のコナンたちと共にシリーズ屈指の人気キャラクターとなった安室透が大活躍し、物語の鍵を握る役どころ。安室の過去が明らかになると共に、事件の概要が少しずつ解かれていく所が見所です。
監督:満仲勧 原作:青山剛昌 声優:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、古谷徹(安室透)、高木渉(高木渉/小嶋元太)、湯屋敦子(佐藤美和子)、白石麻衣(エレニカ・ラブレンチエワ)、緒方賢一(阿笠博士)、岩居由希子(吉田歩美)、大谷育江(円谷光彦)、林原めぐみ(灰原哀)、ほか
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」解説
この解説記事には映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
名探偵コナン ハロウィンの花嫁のネタバレあらすじ:起
警視庁の刑事で、交際中の高木と佐藤の結婚式が執り行われます。コナンたちも祝福にやってきていました。その式の最中に突然暴漢が現れ、毛利小五郎らが取り押さえようとした時、暴漢の一人が高木を撃ちました。
しかし、その銃弾はペイント弾で、それが演習だったことが目暮警部により明かされました。実はハロウィンの日に結婚予定である警察OBの村中に脅迫状が送られてきていて、そのための演習でした。
その頃、警視庁・公安警察の安室と風見は、脱獄した犯人を追い詰めていました。犯人は何かに怯えています。安室は、犯人が爆弾のような首輪をつけているのに気づき、近づく風見を止めますが、直後、首輪は爆発し風見は吹き飛ばされてしまいます。
風見を助けようとした安室の隙をつき、何者かが安室に近づき、犯人がつけていたのと同じ首輪を安室に装着します。
名探偵コナン ハロウィンの花嫁のネタバレあらすじ:承
小五郎は村中の結婚式でスピーチと警護を頼まれていたので、蘭やコナンたちと警視庁に向かっています。その道中でロシア人の男と遭遇、男が落としたメモを灰原が拾い、手渡すと、男の持っていたタブレットが爆発。灰原は吹き飛ばされてしまいました。その灰原を庇おうとした小五郎は、意識不明の重体になってしまいます。
コナンの指摘により男の胸ポケットから「捜査一課 松田陣平」と書かれた名刺を見つけます。松田は3年前の事件で赴任してから、わずか1週間で殉職してしまった刑事でした。
佐藤たちは調べにより、松田の警察学校の同級生である降谷(安室の本名)に辿り着きますが、公安の風見により捜査を止められてしまいます。その日の夜、公安にコナンが連れてこられたのは、地下シェルターの強化ガラスの中にいる安室の所でした。
安室は松田が死亡する前日、松田と伊達、諸伏の4人で「プラーミャ」と呼ばれる爆弾を使い、殺人をする犯人を追っていた事、追い詰めたものの取り逃がした事を、コナンに明かします。そして今回、プラーミャにより安室の首に爆弾が取り付けられたのです。安室はコナンに事件の協力を依頼しました。
名探偵コナン ハロウィンの花嫁のネタバレあらすじ:転
翌日、小次郎の見舞いに来た村中と妻クリスティーヌに誘われ、彼らの式場にやってきたコナンたち。そこでクリスティーヌの友人からの荷物の受け取りを依頼され、やってきた廃ビルには爆弾が設置されていました。
コナンは間一髪で爆発を逃れ、上手く爆弾の一部を持ち出す事に成功し、風見に分析を依頼しました。その後、廃ビルの捜査に当たっていた千葉が何者かに誘拐されてしまいます。犯人たちは、松田を出すようにと告げます。
そこで、松田を装った高木が犯人の元に向かうことになり、そこで高木は、ロシア人で夫と息子を殺された女性エレニカが結成した、プラーミャに復讐を誓う組織と接触することになりました。
エレニカはプラーミャに復讐することを最優先としていました。そのため、かつてプラーミャの爆弾の解除に唯一成功した松田に目をつけたのです。さらに、先に爆発で亡くなったロシア人が、エレニカの兄オレグであることも分かります。
交渉も順調にいくと思われましたが、目を覚ました千葉の失言により松田でないことがバレてしまい、高木と千葉が一転窮地に陥ります。しかし、コナンの機転により佐藤たちが突入、エレニカは逃げてしまいますが、高木たちを救出しました。
コナンは状況を整理していました。なぜプラーミャがクリスティーヌを狙うのか、オレグの遺品に描かれた「¥」マークの意味は? 小五郎の見舞いに来ていたコナンは、蘭が燃え尽きる前のオレグのメモを見ていた事を知り、¥マークは渋谷道玄坂付近を上空から見た図である事に気づき、この事件の全貌を理解します。
名探偵コナン ハロウィンの花嫁の結末
ハロウィン当日となり、解決のないまま村中とクリスティーヌの結婚式は開かれます。警察の厳戒態勢の中、エレニカが現れ、突きつけた真実。それはクリスティーヌがプラーミャという事でした。
クリスティーヌは豹変し、銃を乱射し始めます。そして結婚式で使おうとしていたヘリコプターで逃げようと屋上へ向かいます。そこにコナンが待ち受けていました。コナンはクリスティーヌの狙いがエレニカの組織壊滅と、自身の正体を知った者の抹殺、そして自分を追い詰めた安室たちへの復讐なのではないかと推理を語ります。
プラーミャは、渋谷のスクランブル交差点で大災害を起こす爆弾があると自らの計画を告げ、ヘリコプターに乗り込みました。しかし、ヘリコプターの操縦士は風見により爆弾を解除された安室で、プラーミャとの激しい格闘が繰り広げられます。
格闘の末、安室がプラーミャを確保しますが、ヘリコプターが落下したのと爆弾騒ぎで渋谷はパニックに陥ります。プラーミャの銃乱射により佐藤を庇った高木が撃たれてしまうトラブルがありましたが、コナンたちはエレニカたちの協力を得て、爆弾の作動を止め、大災害を未然に防ぐことに成功します。その後、風見により爆弾は作動を完全に止め、事件は解決となりました。
場面は変わり、高木の葬儀が厳かに行われていると思いきや、それはまた演習で、高木の手術は無事成功していました。
以上、映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」のあらすじと結末でした。
「ハロウィンの花嫁」ほんと面白かったから、金ローで見られるのほんとたのしみ