男子高校生の日常の紹介:2013年日本映画。女子に免疫の無い男子高校生達が、合同文化祭を機に女子と交流しようと頑張る姿を描く。彼らの涙ぐましい努力はなかなか実を結ばない。それでも毎日を楽しく生きる男子高校生達の脱力系青春コメディ。
監督:松居大悟 出演者:菅田将暉(タダクニ)、野村周平(ヨシタケ)、吉沢亮(ヒデノリ)、岡本杏理(りんご)、山本美月(ヤナギン)ほか
映画「男子高校生の日常」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「男子高校生の日常」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「男子高校生の日常」解説
この解説記事には映画「男子高校生の日常」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
男子高校生の日常のネタバレあらすじ:「女子が来た!」
舞台は現代日本のとある男子校。同じクラスの仲良し3人組タダクニ、ヨシタケ、ヒデノリは、いつものようにタダクニの部屋で脱力しながら彼女のつくり方やスカートの仕組みについて話していました。折しも学校では文化祭を迎える時期。タダクニ達が学校の廊下でふざけ合っていると、ざわめきと共に数人の女子高生が現れました。男子校に何故女子高生がいるのかと色めき立つ周囲。呆然と見ていたタダクニは、その内の1人りんごと偶然手が触れ合います。彼女が去った後にはシュシュがぽつんと落ちていました。タダクニはそれを無言でポケットに押し込み、動揺を隠しながら帰ります。今年の文化祭は近隣の女子校と合同で開催することになり、彼女達はその打ち合わせに来ていたのです。男子は狂喜したり無関心を装ったりと様々ですが、皆馴染みの無い女子高生との交流を夢見ているようでした。
男子高校生の日常のネタバレあらすじ:女子との交流
文化祭準備が進む内に交流の機会が増えてきました。未だ自然に振る舞えないタダクニ達は、女子と同じ空間にいるだけで疲労困憊です。それでも女子に喜んでもらおうと、男子トイレを精一杯可愛らしく飾って女性用にしたりと様々な工夫を凝らします。しかし逆に「気持ち悪い」と酷評される結果に。リーダー格ヤナギンを筆頭に、女子達は男子を完全に見下しています。文化祭前夜、それぞれに割り当てられた教室で作業を進める生徒達。タダクニ達の出し物はお化け屋敷です。順調に作業を終え撤収しようとした男子ですが、女子は準備が終わっていないので残りたいと言い出します。男子は自分達の教室で待つことにしました。その内に、タダクニがりんごから好意を寄せられているのではないかという話になります。満更でもない様子のタダクニに、明日告白しろとはやし立てるクラスメイト。タダクニが告白を決意し、周囲は彼をサポートしようと計画を立てるのでした。
男子高校生の日常のネタバレあらすじ:合同文化祭
文化祭当日。りんごが休憩に入ったのを見計らい、タダクニ告白計画が始動します。しかし、お化け屋敷にやって来たりんごはヤナギンと一緒でした。タダクニが待機している井戸のすぐ近くまで2人は進みますが、別の仕掛けがヤナギンに当たってしまい激怒されます。ヤナギンに罵倒され、告白どころではない雰囲気に。謝る皆にタダクニは「誰も悪くない」と言い、友情を深めるのでした。一方、中央ステージではアイドルグループ「チームしゃちほこ」のライブ時間が迫っていましたが、全く人が集まりません。生徒会役員達は必死に呼び込みを行います。そしてタダクニ達のところへ再びりんごが現れ、ライブに来て欲しいと頼みます。しかしタダクニはまともに喋ることが出来ず、彼女は残念そうに走り去ります。タダクニは意を決して彼女を追いかけるのでした。
男子高校生の日常の結末:男子高校生の日常
りんごに追いついたタダクニは、以前彼女が落としたシュシュを差し出します。タダクニを見つめるりんご。そこへ3人の女子が現れ、ライブが思いのほか盛り上がっていると報告します。その内の1人がシュシュに気づき、自分の物だと発言しました。タダクニが拾ったシュシュは、りんごの物ではなかったのです。女子はライブに向かい、タダクニは1人立ち尽くします。そこへヨシタケとヒデノリがやって来ました。ライブは盛り上がり、誰もいない校舎で3人はいつものようにとりとめのない話をします。彼女のつくり方。スカートの仕組み。彼ら男子高校生の日常は続いていきますが、この映画はここで終幕を迎えます。
以上、映画男子高校生の日常のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する