振り子の紹介:2014年日本映画。今やパラパラ漫画のイラストレーターとしても大活躍中のお笑い芸人、鉄拳。そんな鉄拳の、動画再生回数300万回以上を記録した伝説のパラパラ漫画を実写映画化!昭和から平成にかけて、営む店の倒産から妻の病気まで、さまざまな苦難に立ち向かう夫妻の絆を描く。
監督:竹永典弘 出演:中村獅童(長谷川大介)、小西真奈美(長谷川サキ)、石田卓也(学生時代の大介)、清水富美加(学生時代のサキ)、板尾創路(サキの父)、笛木優子(米山京子)、松井珠理奈(長谷川心晴)、鈴木亮平(中村)、中尾明慶(田中)、研ナオコ(タバコ屋)、武田鉄矢(八百屋・橋本梅吉)、ほか
映画「振り子」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「振り子」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
振り子の予告編 動画
映画「振り子」解説
この解説記事には映画「振り子」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
振り子のネタバレあらすじ:起
1976年、不良に絡まれていたサキを、長谷川大介が偶然救います。その日以来、素っ気ない態度をとる大介に対してサキが猛アプローチをかけるようになります。そして、二人はとうとう結ばれ、高校卒業と同時に結婚するのでした。
大介にはバイク修理工場を開くという夢があり、サキはそんな大介を支えます。2人はそのための資金を貯めるため必死に働き、貧しくも幸せな毎日を送っていました。
振り子のネタバレあらすじ:承
そして、2年後、二人は可愛らしい女の子を授かるのでした。家族も増え、大介は益々仕事に精を出します。
そして5年後、念願の修理工場を構えるのでした。なんとか仕事をこなしていた大介の元を、彼の後輩である田中が訪ねてきます。彼はバイクの買取専門店で働いており、大介に20台のバイクを買わないか、と声をかけてきます。大介はその提案を飲み、なんとか金を工面しました。しかし、バイク受け渡しの当日、そこにバイクはありませんでした。大介は詐欺にあってしまったのです。この時の損害から、大介の工場は閉鎖に追いやられてしまいます。
振り子のネタバレあらすじ:転
生きていくため、大介は会社員として働くことになります。しかし、それは大介にとってとてもストレスとなり、彼は酒に溺れ、挙句は同僚と浮気を重ねるようになります。結局大介は会社をリストラされてしまいますが、それでも尚、サキは大介を支え続けます。
しかし、ある日のこと。大介が居酒屋から帰ると、自宅でサキが倒れていたのです。サキを襲った病魔は脳梗塞でした。一命は取り留めたものの、サキには後遺症が残るといいます。それからというもの、今度は自分の番だ、と大介はサキを懸命に支えます。
振り子の結末
そして、結婚式のある日、大介は挙げることのなかった結婚式を挙げよう、と思い立ちます。しかし、ウェディングドレスは高価で買えず、彼は代わりにウェディングベールを手にサキの元に戻ります。しかし、その時でした。大介の目の前で交通事故にあいそうな男性がいて、大介は彼を咄嗟に庇ったのです。そして、大介は命を落としてしまいました。
それから数年後、大介とサキの娘、心晴は結婚式を控えていました。相手は、例の事故で大介が救った男性です。その相手の中村は、大介に代わり、今後一生心晴を守っていくことを固く誓うのでした。
以上、映画「振り子」のあらすじと結末でした。
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