ガッチャマンの紹介:2013年日本映画。タツノコプロの人気テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』の実写映画版です。地球侵略を目論む謎の勢力に唯一対抗できる力を持つガッチャマンたちの戦いを描きます。
監督:佐藤東弥 出演者:松坂桃李(鷲尾健/大鷲の健)、綾野剛(ジョージ浅倉/コンドルのジョー)、剛力彩芽(大月ジュン/白鳥のジュン)、濱田龍臣(大月甚平/燕の甚平)、鈴木亮平(中西竜/みみずくの竜)ほか
映画「ガッチャマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ガッチャマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ガッチャマンの予告編 動画
映画「ガッチャマン」解説
この解説記事には映画「ガッチャマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ガッチャマンのネタバレあらすじ:起
西暦2015年、地球に突如謎の侵略者“ギャラクター”が襲来しました。人類が謎のウイルスで進化を遂げたとみられるいかなる攻撃を無力化できる赤いシールドを持ち、僅か17日で地球の半分を制圧、人口の半数は死に絶えました。それから13年後、ISO(国際科学技術庁)の南部博士(岸谷五朗)は18世紀に発見された謎の物体“石”こそが赤いシールドに対抗できる唯一の手段であることを発見、“石”を使いこなすことのできる、僅か800万分の1の人間の中から選び抜かれた精鋭集団『科学忍者隊ガッチャマン』を結成しました。メンバーは責任感の強いリーダー・大鷲の健(松坂桃李)、健とは幼馴染みのコンドルのジョー(綾野剛)、紅一点ながら格闘技に長ける白鳥のジュン(剛力彩芽)、ジュンの弟でハッキングなど機械に強い燕の甚平(濱田龍臣)、怪力が自慢のみみずくの竜(鈴木亮平)です。
ガッチャマンのネタバレあらすじ:承
そんなある日、ギャラクターの幹部・イリヤ(中村獅童)がギャラクターからISOへの亡命を求めてきました。ガッチャマンはイリヤの身柄保護を命じられましたが、ジョーは突然イリヤを殺そうとして健に制止されました。5年前、ジョーは恋人のナオミ(初音映莉子)や健と共にヨーロッパで戦っていましたが、イリヤ率いるギャラクターの攻撃から健を庇って命を落としていたのです。一方、ISOに保護されたイリヤは衛星兵器“モスコーン”でギャラクター殲滅を狙うカークランド博士(光石研)に接近、モスコーンを奪取して世界の主要都市を攻撃しようとしました。
ガッチャマンのネタバレあらすじ:転
イリヤの企みに気付いたガッチャマンはその後を追って交戦しますが、戦いの中でジョーはナオミが生きていたこと、そしてナオミは今やギャラクターの総帥・三代目ベルクカッツェとして生まれ変わったことを知ります。ISO本部に潜入していたベルクカッツェは特殊の空間の中にジョーを監禁、健やジョーを裏切った理由を明かします。かつて健やジョーと一緒に特殊部隊で戦っていた時は自由がなかった、でも今自由を手に入れたのだと語ったベルクカッツェはジョーにキスをし、ジョーはウイルスに感染して目が赤く光り出しました。そしてベルクカッツェは海中から巨大宇宙船を出現させ、南部博士はガッチャマンにまだテスト飛行すらしていない試作の飛行機“ゴッドフェニックス”での出動を命じました。
ガッチャマンの結末
もはやギャラクターの手に落ちたモスコーンの発射まであと30分。ガッチャマンの5人はゴッドフェニックスでギャラクターの宇宙船に潜入、甚平のハッキングで辛うじて世界各国の主要都市への衛星レーザー攻撃を次々と阻止しましたが、最後の東京でまさかの失敗…。残された時間はあと8分、タイムリミットが迫るなか、ジョーはギャラクターの宇宙船をモスコーンに衝突させようと決断、健も加勢してかつての仲間同士だった健・ジョー・ベルクカッツェは三つ巴の戦いを繰り広げ、最後は遂にベルクカッツェを倒すことに成功しました。ベルクカッツェは散り際に、ジョーに「愛してる…」と告げて果てました。ガッチャマンの5人はゴッドフェニックスで脱出、その直後にモスコーンと宇宙船は衝突して爆散しました。しかし、ウイルスに侵されていたジョーの身体には異変が起こり始めていました…。
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