頭文字[イニシャル]D Third Stageの紹介:2001年日本映画。TVアニメ「頭文字D」の劇場版。藤原拓海は、高橋涼介から「速くなる為には知識が必要」と指摘され、涼介から誘われた県が遠征チームへの参加に心を動かされます。そして、拓海は、かつて敗れた「エンペラー」の須藤京一や父親のライバルの息子である小柏 カイとのバトルを通じて涼介の言葉の意味ともっと早くなるにはどうしたらいいかを考えます。一方、ある出来事をきっかけに不仲となっていた拓海に茂木なつきは、自分の気持ちを打ち明けますが、拓海はなかなか態度を改めようとはしませんでした。
監督:山口史嗣 出演:藤原拓海(三木眞一郎)、武内イツキ(岩田光央)、茂木なつき(川澄綾子)、藤原文太(石塚運昇)、池谷浩一郎(矢尾一樹)、高橋涼介(子安武人)、高橋啓介(関智一)、須藤京一(田中正彦)、小柏カイ(神奈延年)
映画「頭文字[イニシャル]D Third Stage」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「頭文字[イニシャル]D Third Stage」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「頭文字[イニシャル]D Third Stage」解説
この解説記事には映画「頭文字[イニシャル]D Third Stage」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
頭文字[イニシャル]D Third Stageのネタバレあらすじ:起
ある日、藤原拓海は、高橋涼介から県外遠征チームへ誘われました。涼介は、拓海がいずれ壁に当たるとし、速くなる為には知識が必要と言いました。拓海は、その言葉に心を動かされますが、チームへ参加すべきか迷いました。
そして、チームに参加する前にやることがあると思い、かつてバトルして敗れた「エンペラー」の須藤京一に京一のホームである日光いろは坂でバトルを挑みました。拓海が先行、京一が後追いで、京一が拓海を追い抜いたら京一の勝利という拓海に有利な不利な条件で始まったバトルは、終盤、京一が拓海を追い抜こうとするものの拓海が踏ん張り、拓海の逃げ切りで終わりました。
京一は負けたと言いますが、拓海は、自分に有利な条件での勝利だったので引き分けだと思いました。
頭文字[イニシャル]D Third Stageのネタバレあらすじ:承
京一のバトルから数日たったある日、拓海がバイトしているガソリンスタンドに拓海を訪ねて男性がやってきました。男性の名前は小柏カイといい、かつて拓海の父である文太とバトルを繰り広げた小柏健の息子でした。
カイは、京一に勝った拓海にいろは坂でのバトルを申し込み、拓海もそれを受けました。学校で、拓海と不仲になっていた茂木なつきが、拓海に声をかけますが、拓海はなつきを拒絶してしまいました。
その夜、拓海は、カイとバトルをするためいろは坂に向かいました。バトルの前に拓海とカイは、それぞれ父親からアドバイスをもらっていましたが、拓海は文太の言っていることがよくわかりませんでした。
そして始まったバトルは、拓海が先行し、カイが追う展開でしたが、カイが父親から貰ったアドバイスに従い、地元の人間しか知らないコーナーをショートカットするルートで、拓海を抜きました。
追い抜かれた拓海は、必死にカイを追いかけますが抜くことができません。しかし、終盤に差し掛かった時、拓海は、文太のアドバイスの意味を理解し、タイヤを道路脇の側溝にひっかける溝落としを使ってカイに並ぶと、最後は、カイが溜まっていた枯葉に乗り上げてスピンし、バトルは拓海の勝利で終わりました。
頭文字[イニシャル]D Third Stageのネタバレあらすじ:転
ある日、拓海は、偶然会ったなつきを乗せて秋名湖に行きました。拓海は、自分とやり直したいと言うなつきに、なぜ自分なのかと聞いたところ、なつきは、拓海が好きだからと叫びました。
そしてクリスマスイブ、なつきは、アポなしで拓海の家に来ましたが、拓海は留守でした。拓海が家に帰ってきたところ、待ち構えていていた文太となつきがクラッカーを鳴らし、そのまま3人のクリスマスパーティが始まりました。そのクリスマスパーティを通じて、拓海となつきの仲は少し近づきました。
正月、バイトをしているなつきの元にかつて付き合っていた御木がやってきて、強引になつきを車で連れ出しました。御木は、また付き合おうとなつきに迫りますが、なつきは車の外に出ると、拓海に電話をかけて助けを求めました。
御木は、昔なつきを巡って拓海に殴られたことがあり、拓海の名前を聞いて逆上すると、なつきを車に押し込んで走り出しました。そこに拓海が86でかけつけると、御木は拓海に追い上げられてコーナーを曲がり切れずに止まると、その隙になつきが86に乗り込みそのまま走り去りました。
頭文字[イニシャル]D Third Stageの結末
車の中でなつきは、不仲となったきっかけとなった拓海に対する裏切りを涙を流して後悔し、その真摯な態度にそれまで自分の本心を言えなかった拓海もなつきのことが好きだと言いました。
そして、春となったある日、拓海は、涼介の地元である赤城山で涼介とバトルを行いました。そのバトルを通して、拓海は、涼介の凄さを感じ、そして、もっと早く走るために涼介について行こうとチームへの参加を決めました。
卒業式の後、東京の学校に進学するなつきは、地元に残る拓海に一緒に東京に行こうと誘いますが、拓海は、涼介のチームで勉強し、頂点に立つドライバーになりたいという夢を語りました。拓海の夢を知ったなつきは、拓海に抱き着くと、拓海に負けないように頑張ると決心しました。そして、拓海達の新しい生活が始まりました。
以上、映画「頭文字[イニシャル]D Third Stage」のあらすじと結末でした。
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