JUDGE/ジャッジの紹介:2013年日本映画。密室に集められた7人。それぞれ動物のかぶりものを被らされ、手錠と鎖で繋がれています。「一番悪いと思う人に投票しろ、その人は処刑される。最後に残った一人は解放される」というアナウンスに、7人の疑心暗鬼の戦いが始まるのでした。人気スリラーコミック『JUDGE』の実写映画化で、原作とは内容が少し変えられています。主役を瀬戸康史、ヒロインを有村架純が演じています。
監督:古波津陽 出演者:瀬戸康史(オオカミ)、有村架純(ライオン)、佐藤二朗(キツネ)ほか
映画「JUDGE/ジャッジ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「JUDGE/ジャッジ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「JUDGE/ジャッジ」解説
この解説記事には映画「JUDGE/ジャッジ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
JUDGE/ジャッジのネタバレあらすじ:起
暗い部屋で目覚めた7人。それぞれオオカミ、ライオン、ウサギ、クマ、ブタ、イヌ、キツネの被り物をがぶらされ、手には手錠がはめられ鎖で繋がれています。壁にはカウントダウンのデジタルが回っています。
それぞれのモニターには7人の顔が映し出されていて、誰かが男をタッチすると、その男の罪状が映し出されます。登校拒否に始まり、ひきこもり、そんな息子に疲れ母親が自殺しています。この男はクマのかぶりものを被っています。
その時アナウンスが入ります。「全員で一番悪い罪人を選ぶ。その人は処刑される。ゲームを進め、最後に残った人が解放される。棄権や逃げ出しは許さない」と言われ、ウサギが「クマに投票しよう」と言い出します。クマは「母が死んだのはオレのせいじゃない、親父が悪いんだ」と言います。オオカミが「他人に投票しなければ多数決にはならない」と言うものの、クマやイヌが「一番悪い奴に投票するんだろう」と言います。
残り3分になり投票が始まります。タイムアップし、ジャッジが下されます。処刑されるのは5票入ったクマでした。手錠から注射針のようなものが出てクマは苦しんで死んでしまいます。
JUDGE/ジャッジのネタバレあらすじ:承
タイマーが20分からカウントダウンを始めます。ライオンが過呼吸で倒れます。オオカミがライオンの薬を取り出し飲ませます。そしてオオカミは「他人に投票しなければ誰も死なないんだ」と説得を始めます。
イヌが文句を言いながらオオカミの罪状を見ます。警備会社に勤めるオオカミは駐車場で客とトラブルになり、暴行して瀕死の重傷を負わせ、被害者はいまだに寝たきりです。それを見たオオカミは「相手がナイフを持っていたんだ」と訳を話します。
するとキツネが「これは7つの大罪だ。傲慢はライオン、嫉妬はイヌ、憤怒はオオカミ、怠惰はクマ、強欲はキツネ、大食はブタ、色欲はウサギだと言う。そこでイヌが「皆の罪状を見よう」と言い出します。
ウサギはキャバクラで働き、金を持っている男を次々誘惑します。これにより、相手の男たちは離婚、家庭崩壊、自己破産等に追い込まれます。ブタは被災地でボランティアで働きながら、食料や援助金を盗んでいました。イヌは、共同経営者を騙して陥れ会社を乗っ取っています。
残り時間が2分を切り、オオカミが「自分の投票してくれ」と言います。ジャッジは全員1票で処刑者はいませんでした。安心したのもつかの間、ブタとイヌが喧嘩を始めます。二人はお互い相手に投票していたのでした。
JUDGE/ジャッジのネタバレあらすじ:転
15分からカウントダウンが始まります。モニターに開錠の文字があります。手錠から鎖が外れます。更にかぶりものを脱ぐことが出来ました。ライオンの罪状を見ます。ライオンは芸能人で、ファンのせいでパニック障害になり、暴言を吐き、ネットで炎上してしまいます。それを見たライオンは「私は何も悪くない」と言い切ります。キツネの罪状は、自己開発セミナーと偽って人を集め、金をだまし取った為、自殺者が出ていました。
時間が3分を切り、各自が「自分に入れた」と言って投票を始めます。ジャッジは、イヌとブタに2票ずつ入っていて、順番に処刑されます。4人はそれぞれ疑いはじめます。するとキツネが仕切りはじめます。
10分からカウントダウンが始まります。自由に動けることから、電気の配線をむしり取り、停電させます。カウントダウンは止り、扉が開きます。4人は出口を探して彷徨いますが、出口はありません。その時電源が復帰します。
キツネとウサギが戻ったものの、扉が閉まってライオンとオオカミが取り残されます。オオカミはヤスリを見つけライオンの手錠を切りはじめます。二人が投票できないと、自分たちが殺されるかもしれないと、キツネが、別の配線を壊して停電させ、二人を中に入れます。残り40秒、投票が終わりジャッジはウサギが2票で処刑されました。
JUDGE/ジャッジの結末
5分からカウントダウンが始まります。キツネは「ウサギはオオカミとライオンを殺そうとしていた。ライオンは自己投票したと言うが違う」と言います。オオカミがライオンのモニターを見ると血のついた手でウサギに投票していました。「どうしてなんだ?」と怒るオオカミでしたが、ライオンの手錠を切断します。
「手錠がないなら処刑になっても死なない」と言うキツネ。投票が終わりジャッジは2票のライオンです。大丈夫と思ったライオンでしたが、「体の中に・・・」と言いながら苦しんで死んでします。体の中にも何か入れられているのです。
3分からのカウントダウン、手錠が外れるとキツネは「お前に入れた」とオオカミに言います。オオカミも投票します。ジャッジは、ユーザー投票開始となっています。得票数はどんどん多くなり、オオカミがリードしています。「このままだとお前が処刑だ」とキツネが言った時、オオカミがキツネを襲います。
殴りつづけながらキツネは「お前は人殺しだなあ」とオオカミに言います。オオカミは外れた手錠のハリを刺してキツネを殺します。助かったと思ったオオカミでしたが、1分からカウントダウンが始まります。
モニターには、ユーザー投票で有罪か無罪かの表示が出ています。有罪の投票数が多くなった時、オオカミは暴れ出しカウントダウンのデジタル表示を壊してしまいました。
以上、映画「JUDGE/ジャッジ」のあらすじと結末でした。
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