草の響きの紹介:2021年日本映画。東出昌大3年ぶりの主演作である『草の響き』。心を病んで故郷に戻った男が、治療のため函館の街を淡々と走り続ける。そこで知り合った若者との交流、友人や妻との関係…。この映画は彼らの日常をゆったりと追い続ける。原作は「そこのみにて光輝く」「きみの鳥はうたえる」などの映画化作品で知られる佐藤泰志の小説で、映画館・函館シネマアイリスの25周年記念作品となっている。監督の斎藤久志は原作にはなかった妻を登場させ、夫婦の崩壊と再スタートという映画オリジナルの要素を追加したと語る。
監督: 斎藤久志 キャスト:東出昌大(工藤和雄)、奈緒(工藤純子)、大東駿介(佐久間研二)、Kaya(小泉彰)、林裕太(高田弘斗)、三根有葵(高田恵美)、室井滋(宇野正子)ほか