ディーン、君がいた瞬間(とき)の紹介:2015年カナダ,ドイツ,オーストラリア映画。50年代のハリウッド。野心を秘めた若き写真家は、パーディで出会った無名の新人俳優にスター性を見出します。静かるケミストリーを生じた2人は、伝説となる写真を残すことになります。後に天才写真家と呼ばれる天才写真家デニス・ストックが、ブレイク前に他界した俳優ジェームズ・ディーンの死の数カ月前に密着し、伝説となった貴重な写真を撮影した二週間の交流を実話に基づいて綴っています。
監督:アントン・コービン 出演者:ロバート・パティンソン(デニス・ストック)、デイン・デハーン(ジェームズ・ディーン)、ジョエル・エドガートン(ジョン・モリス)、ベン・キングズレー(ジャック・ワーナー)、アレッサンドラ・マストロナルディ(ピア・アンジェリ)ほか
映画「ディーン、君がいた瞬間」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディーン、君がいた瞬間」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ディーン、君がいた瞬間(とき)の予告編 動画
映画「ディーン、君がいた瞬間」解説
この解説記事には映画「ディーン、君がいた瞬間」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディーン、君がいた瞬間のネタバレあらすじ:写真家と俳優
1955年のハリウッド。マグナム・フォトに所属する気鋭の若き写真家デニス・ストックは、映画の業界人が集うパーティーで新人俳優のジェームズ・ディーンと出会います。ディーンの主演映画『エデンの東』の試写を観たデニスは、写真家として彼に興味を抱きます。ディーンが新時代のスターだと直感したデニスは、彼の密着写真を『ライフ』に掲載してほしい、と編集長モリスに申し出ます。許可を得たデニスは、次世代スターとなるディーンの警戒を解くのに必死です。
ディーン、君がいた瞬間のネタバレあらすじ:憂鬱な彼ら
俳優として注目されつつもショービジネス界に馴染めないディーンは、周囲の大人たちを困惑させています。仕事人間のデニスは、元妻と息子の関係に悩んでいます。デニスはディーンに張り付き写真を撮り続けますが、モリスにダメだしをされます。代わりに日本での仕事を依頼されたデニスは、ディーンの輝きに未練を残しつつも、彼との仕事を最後にするつもりでタイムズ・スクエアの前で落ち合います。雨の中ディーンは、デニスの想いを汲み取るように撮影に応じます。そして自らの直感に従いデニスは、日本での仕事をキャンセルし、ディーンの帰郷に同行することを決意します。
ディーン、君がいた瞬間のネタバレあらすじ:心の旅
故郷のインディアナに向かう列車の中で、ディーンは昔、亡き母とよく演技ごっこをして遊んでいたことをデニスに話します。二人がインディアナに着くと、ディーンの親族が彼の帰郷を歓迎します。ディーンの素顔を垣間見るものの、思うような写真を撮ることができないデニスは苦悩します。しかし偶然、ディーンと年の離れた従弟との穏やかな風景を写真に収めたデニスは落ち着きを取り戻します。デニスはディーンと共に、彼の母校のパーティーに招かれます。スピーチを頼まれたディーンは、言葉を手繰り寄せるように今の心境を素直に語ります。被写体であるディーンに限りなく近づいたデニスは仕事を終え、翌朝ディーンとインディアナを発ちます。
ディーン、君がいた瞬間の結末:瞬く間
ディーンとの旅の影響か、デニスは息子にカメラの使い方を教えながら心を通わせていきます。デニスはモリスから、ディーンの密着写真が掲載された『ライフ』を手渡されます。大仕事を終えたデニスは、ナイトクラブのジャズ・ミュージシャンなどを撮りたい、と意欲的にモリスに語ります。『エデンの東』のプレミア上映をすっぽかし、しばらく旅に出ると決意したディーンはデニスを誘います。仕事が軌道に乗り始めたデニスは、誘いを断りますが二人は再会を約束して別れます。ロサンゼルスに向かう飛行機に搭乗したディーンは、演技ごっこをしている母と息子に目を留めます。スターへの階段を上るディーンは、ふと故郷への思慕を募らせます。
以上、映画ディーン、君がいた瞬間(とき)のあらすじと結末でした。
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