マーズ・アタック!の紹介:1996年アメリカ映画。ある日火星から宇宙船がやってくる。アメリカ大統領デイルは、しゃれこうべのような奇妙な様相の宇宙人を大々的に歓迎するが、彼らの目的は人類のジェノサイドであった!未確認の兵器・宇宙船に次々と都市が破壊されていく中、地球を救ったのは人間のある音楽だった…!?
監督:ティム・バートン 出演:ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、ダニー・デヴィート、マーティン・ショート、サラ・ジェシカ・パーカー、マイケル・J・フォックス、ナタリー・ポートマン、ジャック・ブラック、ほか
映画「マーズ・アタック!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マーズ・アタック!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マーズ・アタック!」解説
この解説記事には映画「マーズ・アタック!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マーズアタック!のネタバレあらすじ:起
アメリカ大統領デイルの元にNASAから衝撃的な写真が届きます。それは火星からの宇宙船で、地球に向かっているとのこと。攻撃準備を備えるべきだという将軍デッカーに対して広報官ジェリーは大々的な歓迎でもてなそうと提案。人類よりはるかに高度な火星人の科学文明を鑑みて、人間ほど凶暴ではないと判断したのです。
マーズアタック!のネタバレあらすじ:承
セレモニーに宇宙船が現れました。やってきた代表者とその護衛はまるでしゃれこうべのような姿で、頭部と瞳はむきだし。初めは粛々と行われていた式典でしたが、歓迎の鳩が飛び立ったのを契機に火星人は光線銃で攻撃しはじめました。テレビリポーターのジェイソンは光線銃の餌食となり死亡。恋人ナタリーは宇宙船に拉致されてしまいました。
マーズアタック!のネタバレあらすじ:転
この事件を文化の違いによる混乱だと安易に考えたデイルは火星人を交えて和解協議を行うことに。招かれた火星人代表は再び人類と相見えたものの、またもや光線銃で攻撃開始。今度は全都市に総攻撃を仕掛けたらしく、人類は大混乱。ラスベガスのカジノで衣装を着てファラオを立ち回るバイロンは、離婚した妻と息子たちに会いにゆくべく、カジノから逃亡。しかし一緒に逃げ出した仲間を逃がして、自分は囮になろうと火星人に素手で立ち向かいます。一方ドーナツ屋の従業員リッチーは祖母を老人施設から連れて逃げ出すため、トレーラーで砂漠をひた走ります。
マーズアタック!の結末
デイルはホワイトハウス内にある秘密会議室に家族と逃げ込みますが、その折に妻マーシャを亡くしてしまいます。会議室に押し入ってきた火星人にとどめを刺され、アメリカもついに終わりかと思われました…。しかしリッチーのおばあちゃんが聞いていたラジオの音楽が世界を救いました。「インディアン・ラブ・コール」という曲によって火星人の脳が破裂したではありませんか!次々に宇宙船は墜落、火星人は死に絶え、人類は助かったのでした。一方、火星人に素手で立ち向かったバイロンは、火星人たちから生還し、無事に妻と息子たちの元にたどり着いたのでした。
「マーズ・アタック!」感想・レビュー
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豪華キャストが揃ったB級映画の傑作。「宇宙人(火星人)の襲来に人類が立ち向かう」と、ストーリーだけ聞けば「インデペンデンス・デイ」のようなシリアス映画かと思えますが、こちらはチープでブラック、とにかく馬鹿馬鹿しい。「くだらなさ」を徹頭徹尾貫いて完成された映画なので好みが分かれると思いますが、私は公開当時から好きです。ティム・バートンならではのオタク性が全開といった感じの作品です。
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思い出しても笑っちゃいます。歌が最後の武器になるなんて思いもしませんでした。それまで地球軍がひどくやられててうんざりしてました。だって核ミサイルを、宇宙人が吸い込んで(個人レベルで)処理してしまうんですよ。全く刃が立たなかったんです。地球軍の、地球のおばあちゃんほんと救世主。
まず、エイリアンが気持ち悪い。脳みそが露出していて、目が飛び出てて、宇宙服みたいなのを着てレーザー銃で人を緑の光とともに骸骨にしてしまうのだけど、見た目がもう悪いジョークだよ。で、ファーストコンタクトで皆殺しにあったのに、セカンドコンタクト取ろうとするのが呑気だよ。ホント悪趣味の極みみたいな映画。同時期にしてたインペテンデンスデイのが100倍マシ。