PERSONA3 THE MOVIE ―#4 Winter of Rebirth―の紹介:2015年日本映画。PlayStation 2用ゲームソフト「ペルソナ3」を4部作で劇場アニメーション化したうちの第4部。望月綾時の正体は、10年前封印された終末を告げるシャドウ・デスでした。復活した綾時は、世界を滅ぼすことを宣言します。綾時は、理に、滅びの時まで戦いの記憶を持ったまま苦しむか全てを忘れて苦しみから逃れるかの選択肢を与えますが、理は、前者を選びました。そして、運命の1月31日、世界の存亡をかけて理とその仲間達は、全破滅をもたらす存在であるニュクスに最後の戦いを挑むことになります。
監督:田口智久 出演:結城理、望月綾時(石田 彰)、岳羽ゆかり(豊口めぐみ)、伊織順平(鳥海浩輔)、桐条美鶴(田中理恵)、真田明彦(緑川光)、山岸風花(能登麻美子)、アイギス(坂本真綾)、天田乾(緒方恵美)、イゴール:(田の中勇)、エリザベス(沢城みゆき)
映画「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthの予告編 動画
映画「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」解説
この解説記事には映画「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthのネタバレあらすじ:起
結城理は、その時10年前の事を思い出しました。偶然デスとアイギスの戦いの巻き込まれたこと、そして、アイギスが自分の体の中にデスが封じたことを。理とアイギスの元にゆかり達が駆け付けましたが、デスとして復活した綾時は、彼らに圧倒的な力を見せつけ、さらに、世界を滅ぼすことを宣言しました。
そして、綾時は、自分を殺せばペルソナも影時間の事も忘れられるので滅びの時まで苦しまずに済むとして、自分を殺すかどうかの選択肢を理に与え、12/31に返答を聞くと言って去っていきました。
次の日から世界は一変し、人々は訳もなく無気力となり、終末思想のカルトが蔓延ります。また、理達も、デスの圧倒的な力を見せつけられ、無力感にさいなまれていました。
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthのネタバレあらすじ:承
理が、綾時と出会った橋に行くと、ベルベットルームの住人であるエリザベスと出会いました。エリザベスは、外の世界に興味があるといい、理は、エリザベスに頼まれるまま、街のあちこちを訪れました。
そして、最後に橋まで戻った時、理は、10年前デスとの戦いに巻き込まれて以来ちゃんと生きてこなかったが、この街に来て仲間と出会ったことで初めて生きることを始めた、と認識しました。同時にゆかり達も、それぞれの生きる希望を取り戻し、無力感から解放されました。
そして、返答の日である12/31。理は、綾時に綾時を殺さないと返答しました。綾時は、破滅をもたらす存在であるニュクスに会うのであれば、1か月後の1/31にタルタロスの頂上に行くように言って去っていきました。
理達は、ニュクスを倒すことを誓い合いましたが、ニュクスを倒す事は影時間やこれまえで戦いのことを忘れることを意味していました。そこで、理達は、戦いに勝ち、3/5の卒業式の日に学校の屋上で再会することを約束しました。
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthのネタバレあらすじ:転
そして迎えた1/31、理達は、ニュクスに会うべくタルタロスを登っていました。途中には、大量のシャドウや終末思想に取り付かれたストレガが理達の前に立ちはだかり、理のみがタルタロスの頂上にたどり着くことができました。
理は、そこで待ち構えていたデスと戦いを始めますが、圧倒的なデスを前に苦戦を強いられ、また、下層で戦う仲間たちも追い詰められます。しかし、理達は、土壇場で覚醒してシャドウやストレガを倒し、さらに、デスの額に刀を突き刺しました。
しかし、デスを倒すのにわずかに力が及ばず、デスは立ち上がると月からニュクスを呼び寄せて融合しました。理達は、ペルソナを発動させますがニュクスにより一瞬で消し去らされ、さらに、大量のシャドウに襲われてしまいました。
PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirthの結末
その時、理は覚醒し、新たなペルソナ「メサイア」を発現させシャドウを消し去ると、ニュクスに向かって飛び立ちました。ニュクスの圧倒的な力に苦戦する理でしたが、仲間たちとの絆がどんな事も実現できる力「ユニバース」を産みだし、それによりニュクスを封印することに成功しました。全ての戦いが終わり、綾時は「奇跡は為された」と言って再び眠りにつきました。
そして、月日は流れて3/5の卒業式の日を迎えます。影時間やペルソナなどの記憶を失くした理達は、平和な日常を過ごしていました。しかし、理は、桜の木の陰からそっと理達を見るアイギスに記憶を取り戻して学校の屋上に向かいます。そして理は、そこで待っていたアイギスと再会しました。
さらに、飛び散る桜の花びらを見たゆかり達も記憶を取り戻し、屋上に駆け付けました。こうして屋上で再会した理達は、戦いの前に交わした約束を果たしたのでした。
以上、映画「PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth」のあらすじと結末でした。
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