映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
長ぐつをはいたネコと9つの命の紹介：2022年アメリカ映画。人気アニメシリーズ「シュレック」からスピンオフした、長ぐつをはいたネコシリーズ第二弾となる本作。8つの命を使い果たし、死の恐怖に怯えてしまった英雄の猫の冒険譚となります。英雄らしからぬ人間臭い英雄猫が愛らしく描かれています。
監督：ジョエル・クロフォード 声優：アントニオ・バンデラス/山本耕史（プス）、サルマ・ハエック/土屋アンナ（キティ）、ハーベイ・ギーエン/小関裕太（ペリット）、フローレンス・ピュー/中川翔子（ゴルディ）、ジョン・ムレイニー/成河（ジャック）、ほか
この解説記事には映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
長靴をはいた猫として名を馳せ、英雄と崇められている人気者のプス。プスは知事不在をいいことに彼の家でパーティを開催して大騒ぎします。知事に見つかり騒ぎが大きくなったことが発端で、デルマーの眠れる巨人を目覚めさせてしまいます。
町を破壊しだす巨人に立ち向かうプス、見事巨人を取り押さえますが、事故が起きプスは死んでしまうのでした。
病院で目を覚ましたプス、医者から9つあった命が8つ使い切ったことを知らされ、引退を勧められました。笑い飛ばしていたプスでしたが、その後、狼に襲われた際に自分の命が尽きてしまう、その恐怖感にさらされてしまいます。
狼から逃げ出したプスは、知事から勧められていた、猫を保護してくれるママ・ルナという女性の家に逃げ込み、本格的に英雄を引退する決意をしました。
ママ・ルナの元で普通の猫として安全に生きるプスでしたが、生活自体は退屈そのものでした。ある日、プスの懸賞金を狙っていたパパベアたちが話していた、願い星の地図の話を盗み聞きしたプスは、願い星を手に入れ、再び9つの命を持つために、猫を装った子犬のペリットと共に再び冒険の旅に出ます。
魔法のアーティファクトの収集家であるビッグジャックホナーという大富豪邸に地図があるという情報を仕入れたプスは、屋敷に忍び込みます。しかし、同じ目的で侵入した元彼女のキティに邪魔をされます。
パパベアたちも交え、争奪戦は混乱を極めますが、キティと共に地図を手に入れたプスはペリットと共に屋敷から逃げ出しました。パパベアたちやジャックの手下を振り切りますが、狼もプスを狙っていることを知り、プスは戦慄します。
魔法の地図は手にした人物に試練を与え、それを乗り越えた者に願い星を与えます。プスたちはそれを乗り越えていき、先を進んでいきました。ゴルディやジャックらもプスの後を執拗に追いかけてきます。
やがて追いつかれてしまい、地図の取り合いになりますが、狼の姿に怯え、逃げてしまったプスからゴルディが地図を手にし、先を進むことになります。すっかりパニックになってしまったプスをペリットが宥め、ようやく落ち着きを取り戻しました。そして、試練の中に迷い込んでいたゴルディたちから地図を取り返します。
地図を取り返したプスに再び試練が襲います。ペリットは熊たちに捕らえられ、プスは水晶の洞窟で自分の過去と対峙します。そこで死神と名乗る狼に再び恐れをなしたプスは、パニックになり地図を持ったまま逃げ出してしまいました。
逃げ出したプスでしたが、願い星の所までたどり着くことが出来ました。そこにキティが追いつき、逃げたプスを非難します。そこで初めてプスはキティを傷つけてしまったことに気づきました。しかし、謝る間もなくジャック、ゴルディ、ベアたちが現れ、地図を巡り争奪戦が開始されます。
ゴルディ、クマ、ジャックと次々と脱落していき、残ったプスが最後に対峙したのは死神の狼でした。プスは狼と決闘し、命を失うかもしれない恐怖に打ち勝つと、狼はプスに今殺す価値はなくなったと立ち去っていきます。
しかし、魔法の力で巨大化したジャックが現れ、地図を奪ってしまいます。ジャックが願いを叶えようとする前にジャックの気を引いたペリットのおかげで、プスたちが地図を破ることが出来たのです。地図が破られた事で願い星は消滅し始めます。
プスたちはその場から逃げ始めますが、ジャックは破れた地図の破片を懸命に集めます。しかし、集めきれずに結局願い星は消滅してしまいました。ジャックもそれに巻き込まれ消滅してしまいます。
全てが終わりました。プスはキティと寄りを戻しました。ペリットをパートナーとし、デルマーの知事から船を盗み、海へ出ます。キティに次の冒険のことを聞かれたプスは、古い友達に会いに行くと答えました。デルマーを離れた船は、遠い国へ向けて進んでいきます。
以上、映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」のあらすじと結末でした。
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