ソナチネの紹介：1993年日本映画。美しい沖縄の砂浜を背景に、死に向かうことがわかっている男たちの、その日が来るまでの数日間を主に描いたヤクザ映画。寺島進や大杉漣、勝村政信など、現在の大物俳優たちが北野武に抜擢され多数出演している。
監督：北野武 出演者：ビートたけし（村川）、国舞亜矢（幸）、渡辺哲（上地）、勝村政信（良二）、寺島進（ケン）、大杉漣（片桐）ほか
映画「ソナチネ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ソナチネ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ソナチネ」解説
この解説記事には映画「ソナチネ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ソナチネのネタバレあらすじ：ヤクザ、沖縄へ
広域暴力団北島組の傘下である村川組の組長村川は武闘派のヤクザでしたが、子分のケンに「ヤクザ、疲れちゃったなあ」と語りかけています。そんな時、親分の北島と、幹部の高橋に「沖縄にいる中松組が抗争をはじめた。何人か仲間を連れて加勢しにいけ。本格的な抗争にはならず、すぐに解決する」と言われます。村川は以前も北海道にいかされ子分を失っており、その命令が気に入りません。トイレで高橋を気絶するまで殴りつけます。
ソナチネのネタバレあらすじ：次々と殺される仲間
沖縄へ向かう村川組。中松組によると、村川組が来たことによって敵対している組の態度が硬化したとのこと。ある日村川組と沖縄の組が拠点にしている事務所に手りゅう弾が投げ込まれ連れてきていた人員の多くが死にます。その時点で生き残りの殆ども東京に帰します。村川を含む沖縄残留組に対する追撃はやむことなく、村川達は負傷した人員を連れて浜辺にある家に潜伏することを決意します。
ソナチネのネタバレあらすじ：新たなメンバー、浜辺での遊び
村川が夜浜辺を歩いていると、襲われている女性を発見します。助けてあげると、女性は村川のことがたいそう気に入ったようで、潜伏期間中行動をともにすることになります。特にすることがない男たちは実弾を交えて花火大会をしたり、砂浜の上で疑似トントン相撲をしたり、落とし穴を掘ったりして遊びます。ある日フリスビーをして遊んでいると、突如目の前に現れた釣り人風の男に子分の一人が殺されます。その釣り人は村川組を殲滅するために雇われた殺し屋だったのです。
ソナチネの結末：すべてを終わらせる
村川は仲間とともに復讐に向かいます。殺し屋を倒し、拉致した高橋を拷問して真相を聞き出します。一連の出来事は、村川のことを疎ましく思った北島の思惑によって引き起こされたのでした。高橋を殺害し、村川はマシンガンを持って北島組を皆殺しに向かいます。目的を遂行し、無事帰ってきた村川。仲間は（一人を除いて）皆死んでしまいました。彼は曇り空の下、自らの手で人生に幕を引きました。
以上、映画ソナチネのあらすじと結末でした。
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