スターウォーズ フォースの覚醒(エピソード7)の紹介。2015年アメリカ映画。スターウォーズ7番目の物語で新3部作の始まりの作品。「フォースの覚醒」はエピソード6から30年後の世界が舞台となる。ジェダイに倒されたベイダー卿に代わって銀河の平和の脅威となっているファースト・オーダーとは? スターウォーズシリーズ前作のエピソード3の公開から10年ぶりに製作されたスターウォーズ作品。
監督:J・J・エイブラムス 出演:ハリソン・フォード(ハン・ソロ)、キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ)、アダム・ドライヴァー(カイロ・レン)、デイジー・リドリー(レイ)、ジョン・ボイエガ(フィン)、オスカー・アイザック(ポー・ダメロン)、ルピタ・ニョンゴ(マズ・カナタ)、アンディ・サーキス(最高指導者スノーク)、ドーナル・グリーソン(ハックス将軍)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)、ほか
映画「スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スターウォーズ7 フォースの覚醒の予告編 動画
映画「スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」解説
この解説記事には映画「スターウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイの紹介
スター・ウォーズ/最後のジェダイは、スターウォーズシリーズの第8作で新3部作の第2弾。ストーリーは前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の直後から始まる。フォースの覚醒では、フォースに目覚めたレイがルークを捜し出し、ライトセーバーを差し出したところで幕を閉じた。果たしてこの2人の関係はなんなのか…。エピソード8で描かれるのはレイの成長過程とルークの動向について。新たな力の目覚めを感じ始めたレイ、しかしそれがどんな力でどこへ向かわせようとしているのか。指導者を求めてルークの元を訪れたレイに、ルークはどう応えるのだろうか。スター・ウォーズ/最後のジェダイは2017年12月15日に公開。
スターウォーズ(エピソード7)フォースの覚醒のレビュー・感想:世紀をまたいだ超大作が愛される理由、変わるものと変わらないもの。
スターウォーズの各作品はお馴染みの曲がかかり、「はるか昔・・・」と言う決まり文句から始まる。この一貫した形式や世界観も人間とクリーチャーの共生という所は変わらない。また、帝国軍(及びその名残)対レジスタンスという構図もシンプル。一方で「フォースの力」と言うのがなんなのか、と言うのはあまり明示されてきませんでした。世界の闇の部分と光の部分の均衡を保つ力、強弱はあるものの誰が持ち、作中ではいざという時に発揮されるもの、その実体は雲をつかむようでした。しかし、今作「フォースの覚醒」では、人の頭の中を読んだり、暗示をかけたり、物を動かしたり等、比較的分かりやすく出てきています。もう一つ、死んだはずのベイダー卿の曲とともに現れる敵方の長や、レイが何者かなど重要人物は謎に包まれたままです。シンプルでありつつ、明かす謎と秘めたままの謎、そのバランスが絶妙だと思う。
スターウォーズ(エピソード7)フォースの覚醒のレビュー・感想
仲間の死に面した一人のストームトルーパーが動揺するところから物語が始まる。物語の序盤でファーストオーダーから脱出するがこいつこそこのシーリーズの主要人物の一人フィンである。もう一人の主要人物レイは砂漠で生活する孤独な少女。BB-8と出会い楽しそうに会話をする場面は印象的だ。BB-8はとりあえずよくできている。新型ロイドでR2-D2の進化形みたいなものだと思うがボディに当たる部分は球体でできていてものすごく早く移動することができる。さすが進化型。そして感情表現がすごい。言語は映画を見ている人には伝わらないし表情の変化もないのに微妙なしぐさ?だけでBB-8が一喜一憂している様子が伝わる。街に買い出しにでかけたレイとBB-8は、脱出後不時着したフィンと出会うがここで帝国軍の襲撃に。狙いはBB-8の持っている「ルークの居場所が書かれた地図」。3人(二人と一機?)は近くにあった小型船で宇宙へ。飛び出した先で大型船に飲み込まれ、反乱軍将軍ハン・ソロ&チューバッカのコンビに出会う。こうしてレイとフィンは帝国軍と反乱軍の戦いに巻き込まれていく。そしてなんだかんだあり5人(三人と一機と一匹)は帝国軍の船内へ。ここでダースベイダー的存在カイロ・レンに出会うのだがこの男なんかダサい。物語通してずっとダサい。思い通りにいかないとすぐにキレ船内の備品を破壊しまくるし、部下に八つ当たりするしかと言って殺しはしない。作中からダースベイダーに憧れを持っていることは伺えるがダースベイダーのような圧倒感はない。しかし部下を殺さないのは彼のやさしさ故なのかもしれない。故の備品の破壊。悪に徹しきれていない感じ。映画を見ているとやさしい人物ということが何となく伝わる。しかしダサい。マスクもダサい。そしてこのポストダースベイダー、ハン・ソロとレイア姫の息子である。つまりアナキンの孫でもある。船内で息子をみかけたハン・ソロは彼に詰め寄り「もう1度やりなおそう」と声をかける。ここでは表情からカイロ・レンの寂しさが伺える。ずっと父親が手を差し伸べるのを待っていたのかもしれない、そう思わせた矢先、ライトセーバー「ブゥゥゥン」父親を殺してしまう。もうわけがわからない。そのあとレイ&フィンvsカイロ・レンの死闘(ここでレイはフォースの力を完全に手に入れる)があり物語は終盤へ。BB-8の地図とR2-D2の地図が合わさりルークの居場所がついにわかる。レイ(ルークの娘?)が一人でその場所に向かい、ついにルークと対峙したところで映画は終わる。“わかりやすい”見どころがたくさんあり、なんといってもキャラクターが魅力的、楽しめる作品になっていると思いました。謎は残りますが次のシリーズへの伏線というところでしょうか。次回作を見たいと思わせる作りになっていますね。
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