スキマスキの紹介:2015年日本映画。宇仁田ゆみの同名コミックを実写映画化した青春ラブストーリーです。隣人の女子大生の私生活を覗き見していた隙間フェチの冴えない童貞の大学生が何と本当に彼女と友達になってしまい、モヤモヤとした感情抱えながらも恋に性欲にそして人生にと葛藤する姿を描きます。
監督:吉田浩太 出演者:町田啓太(ヘイサク)、佐々木心音(文緒)、中村映里子(華)、八木将康(マサジ)、久住翠希(キンタ)ほか
映画「スキマスキ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スキマスキ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スキマスキの予告編 動画
映画「スキマスキ」解説
この解説記事には映画「スキマスキ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スキマスキのネタバレあらすじ:起
大学で建築を学んでいる二部学生の童貞男・ヘイサク(町田啓太)の隣に住む女の子は、だらしなさげにいつもカーテンの隙間を開けており、その私生活はヘイサクの家から垣間見れるようになっていました。
隙間が狭いため顔までは確認しづらいのですが、下着姿を露わにするその女の子の豊満なボディにいつも釘付けになっていました。
ヘイサクは隙間フェチであり、街中で些細な隙間を見つけるとすぐ夢中になり、その先にあるものを妄想してしまう癖を持っています。授業中でも女教師のスカートの切れ目が気になってしまうヘイサクは学業にまったく身が入らず、レポートの内容も最悪だと言われ、単位取得も危機的な状況にありました。
スキマスキのネタバレあらすじ:承
そんなある日、友人のマサジ(八木将康)やキンタ(久住翠希)といつのもようにつるんでいたヘイサクは、一部学生の中にあの女の子がいるのを目撃しました。ヘイサクは女の子のことが気になって全く勉強に身が入りません。
ところがある日、ヘイサクは食堂でその女の子・文緒(佐々木心音)とバッタリ対面、そのまま食事を共にしました。文緒は犯罪心理学を勉強しており、ヘイサクは自分の覗きがバレているのではないかとビビッて逃げ出そうとしましたが、たまたまやってきたマサジたちと共に、文緒も交えて飲みに行くことになってしまいました。
そして文緒を自宅まで送っていったヘイサクは、文緒の家がいつも除いている隣の家であることに喜びを隠せませんでした。しかし、そんなヘイサクの家もまた文緒によって盗撮されていたのです。
スキマスキのネタバレあらすじ:転
文緒の友人・華(中村映里子)は、彼女の行き過ぎた盗撮行為を咎めましたが、文緒は大して気にも留めませんでした。そんなある日、文緒は盗撮したヘイサクの写真を隠して彼を自宅に招き入れ、ヘイサクはそこで自分の部屋が丸見えになっているのに気づきました。
もしかして文緒は自分の覗きに気付いているのではないかと感じたヘイサクに、文緒は突然キスをしてきました。慌てて自宅に帰ったヘイサクは雄叫びを上げました。
そんなある日、ヘイサクはいつものように文緒の部屋を覗いていると、華が文緒を押し倒している光景を目の当たりにしました。華は実はレズビアンであり、文緒に想いを寄せていたのですが、文緒には友人以上の関係を持つ気はありませんでした。
文緒と華の関係がどうしても気になったヘイサクは勉強にもいよいよ身が入らず、心配してきたマサジらに覗きのことを洗いざらい白状しました。
スキマスキの結末
ヘイサクたちは文緒や華と一緒に飲むことになり、文緒に覗きのこと、そしてずっと前から文緒のことが好きだったことを打ち明けました。
華との関係を清算した文緒は、自宅を訪れたヘイサクに盗撮したヘイサクの写真を見せ、自分も盗撮していたことを打ち明けました。ヘイサクは文緒に自分が童貞であることを明かし、二人は笑い合いじゃれ合いながら服を脱ぎ捨て、ヘイサクはようやく童貞を卒業することができました。
次の日、文緒はヘイサクに、自分は海外に留学することを告げました。突然のことにヘイサクは衝撃を受けましたが文緒の決意は変わらず、ヘイサクも文緒もそれぞれ覗きや盗撮を止める決意をしました。
その後、必死に猛勉強に励み、何とか単位を修得したヘイサクのもとに、アメリカにいる文緒から動画付きのメールが送られてきました。文緒の笑顔を見たヘイサクには笑みが溢れていました。
以上、映画「スキマスキ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する