ブレイブストーリーの紹介:2006年日本映画。その日ワタルにとっては最悪な1日となった。父が家を出、同じ学校の生徒に殴られ、帰ると母が倒れていた。しかしそれがワタルの転機となった。不思議な転校生と出会いある場所への扉を見つけたワタル、その扉はビジョンと呼ばれる異世界へ通じる扉だった。ビジョンへ行くと運命を変えられる、ワタルはその転校生ミツルからそう教えられ扉をくぐる覚悟を決める。原作は作家宮部みゆきの同名小説「ブレイブ・ストーリー」。
監督:千明孝一 声の出演:松たか子(三谷亘/ワタル)、大泉洋(キ・キーマ)、常盤貴子(カッツ)、ウエンツ瑛士(芦川美鶴/ミツル)、今井美樹(運命の女神)、田中好子(三谷邦子)、伊東四朗(ラウ導師)、樹木希林(オンバ)、ほか
映画「ブレイブストーリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブレイブストーリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブレイブストーリーの予告編 動画
映画「ブレイブストーリー」解説
この解説記事には映画「ブレイブストーリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブレイブストーリーのネタバレあらすじ:扉
父が家を出たのをきっかけに不幸は次々とワタルに降りかかった。幽霊ビルで同じ学校の不良に殴られ帰ると母が倒れていた。担架で運ばれていく母を見たワタルはそこである言葉を思い出す。幽霊ビルで助けてくれた謎の転校生ミツル、彼が言っていたある場所への扉。その夜ワタルは再び幽霊ビルへ向かう、そしてそのビルから伸びる長い階段の先に大きな扉を見つけた。運命を変える、そのためならなんだって出来る。扉をくぐったワタルは足元へ真っ逆さまに落ちていった。
ブレイブストーリーのネタバレあらすじ:冒険
扉の先でまず待っていたのはワタルの力を計る試練だった。その結果見習い勇者としての称号をもらったワタルはいざビジョンへの冒険の旅に出ることになった。飛ばされた砂漠での最初の出会いはまるでトカゲのような外見をしたキ・キーマだった。ワタルが勇者だと気付いた彼は冒険に同行。ワタルの目的は5つの宝玉を探すことだった。二つの宝玉を手にした時点でワタルには旅の仲間が出来ていた。彼等と共にビジョンを旅しながらもワタルの心には母への想いが募っていた。
ブレイブストーリーのネタバレあらすじ:魔導士
ビジョンにはワタルの他にもう一人の冒険者がいた。あの転校生ミツルだった。ビジョンで彼と再会した時既にミツルは4つの宝玉を手にしていた。しかしその時のミツルの評判は良くなかった。宝玉を手にするためなら彼は森を燃やすぐらいなんてことはなかったのだ。彼のやり方に反対しながらもミツルとの友情を壊せないワタルはなんとか説得を試みるも失敗。ワタル同様ミツルにも変えたい過去が存在した。死んだ妹を生き返らせる、それがミツルの望みだった。それを実現させるためミツルは5つ目の宝玉を手に入れた。
ブレイブストーリーのネタバレあらすじ:戦い
ミツルが手にした5つ目の宝玉、闇の宝玉。それはある国を破壊することで手にするものだった。そしてそれと同時に宝玉で封印していた魔物が復活。ビジョンは瞬く間に魔物に占領された。女神の塔へ向かったミツルを追ってワタルも塔へと向かった。そこでワタルの前に現れたのは自分の影だった。ミツルも同様その影と戦っていた。しかしそれは自分自身、傷つけてはいけなかった。ワタルはその試練に打ち勝ったがミツルは敗北。自身の影を倒したと同時に自分自身を傷つけていた。
ブレイブストーリーの結末
ミツルは消え彼の持っていた最後の宝玉がワタルの手に渡った。5つ目の宝玉だった。5つの宝玉を手に入れたワタルに女神が現れる。叶えられる望みはたった一つ、ワタルは魔物からビジョンを救うことを求めた。魔物が消えると同時にワタルも元の世界へと戻った。父は戻らなかったが母は元気になり二人暮らしもだいぶ慣れた。そして学校にある日転校生がやってきた。妹と二人、その顔にワタルは見覚えがあった。
「ブレイブストーリー」感想・レビュー
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小説を学校で読んでアニメもみました。
何度読んでも面白いです。
夢中になって続きの本を読んだのを覚えています。
これ、面白いですよ。原作小説から大好きです。
世界の住人が獣人だったんで、どういう再現になるか見てみたんですが、
そうまんまとハマりました。
主人公のワタルくんと異世界「ビジョン」を冒険するストーリー。でも本当にやりたかったのは、現世のお母さんを救いたい一心で。
ライバル・ミツルの背徳感もいいですね。