ブラック校則の紹介:2019年日本映画。人気マンガ「セトウツミ」で知られる作者此元和津也が脚本、Sexy Zoneの佐藤勝利、King&Priceの高橋海人と、二大アイドルグループの共演で話題になりました。理不尽に縛り付けるブラック校則に立ち向かう高校生の青春ドラマです。
監督:菅原伸太郎 出演:佐藤勝利(小野田創楽)、高橋海人(月岡中弥)、モトーラ世理奈(町田希央)、田中樹(松本ミチロウ)、箭内夢菜(上坂樹羅凛)、堀田真由(三池ことね)、葵揚(七浦啓太)、水沢林太郎(漆戸丈士)、達磨(東詩音)、成海璃子(田母神美南)、片山友希(大多和美那子)、吉田靖直(森有人)、戸塚純貴(月岡文弥)、星田英利(手代木豊)、坂井真紀(町田マリ)、光石研(井上)、でんでん(法月士郎)、薬師丸ひろ子(ヴァージニア・ウルフ)、ほか
映画「ブラック校則」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブラック校則」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブラック校則の予告編 動画
映画「ブラック校則」解説
この解説記事には映画「ブラック校則」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブラック校則のネタバレあらすじ:起
必要以上に生徒を縛り付ける校則のある高校で、空気のように薄い存在感で過ごしてきた小野田創楽(佐藤勝利)は、ある朝登校してきた町田希央(モトーラ世理奈)に一目惚れします。
しかしハーフである希央は、栗色の髪は地毛なのに染めていると言われ出席を認められず、留年しそうになっていたのです。
創楽は親友の月岡中弥(高橋海人)に相談しました。学校に無断でバイトをしている中弥の、マイペースながらも時折見せる突拍子もない行動力に頼ってみようと創楽は思ったからです。
やがて二人は、ブラック校則とも言える厳しすぎる校則に、恐ろしい生徒指導の手代木(星田英利)に対し、周りに目をつけられながらも立ち向かっていくのでした。
ブラック校則のネタバレあらすじ:承
創楽と中弥は、希央が地毛証明を出さない事を不思議に思い尋ねてみると、幼少期にアメリカ人の父親と日本人の母親が離婚してしまったために幼少期の写真が一枚もなかったためでした。
創楽と中弥はその事を学校に訴えますが、なかなか取り合ってもらえませんでした。
ある日、校舎の裏の壁に中弥が落書きをしました。最初は失恋の内容だったのですが、次第に学校への不満や秘密の暴露等、他の生徒達が書くようになっていったのです。
生徒会副会長で不良グループのリーダー・ミチロウ(田中樹)も、暴力動画をネタに手代木から特別待遇を受けていることを暴露されてしまいます。
ブラック校則のネタバレあらすじ:転
そんなこともあり、手代木率いる教師達の締め付けはさらに厳しいものになっていきます。そんな中、希央が常日頃から仲良くしている人達のいる町工場が火事になってしまい、作業員と希央が怪我をしてしまうのでした。
創楽と中弥は病院にかけつけ、そこで、持っていないと思っていた幼少期の写真を希央の母親が一枚だけ持っていることを知ります。この写真さえあれば希央の地毛証明ができて、髪を染めずに済むのです。
しかし手代木は工場の外国人労働者と夜遊びしたという理由で希央を退学にしようとします。
ブラック校則の結末
創楽はとっさに職員会議を妨害するため、非常ベルのボタンを押すのでした。そのせいでグラウンドに生徒や先生達が集まってきます。たくさんの人が集まった中で創楽は、希央に対する思いを全て告白しました。
皆あっけにとられた様子でしたが、だんだんと創楽の熱い思いが伝わり盛り上がっていきます。もちろん校長や手代木が黙っていません。しかし、希央の地毛を証明できる写真を手に入れた中弥が乱入して写真を見せ、不当に欠席にされた分の出席を認めるよう訴えます。
しかし手代木は証拠が曖昧だからと訴えを聞こうとしません。そこで創楽とミチロウが暴力動画の件で手代木を脅すと、手代木は渋々手を引きます。校長は今回の騒ぎはペナルティを課すと釘は刺しつつも、希央の出席は認められ、退学処分は取り消しとなりました。
希央はこの結果に全身で喜ぶ創楽の姿を見て、人知れず涙を流します。その後、登校する生徒達の中には笑顔の希央の姿がありました。
以上、映画「ブラック校則」のあらすじと結末でした。
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