僕らのごはんは明日で待ってるの紹介:2016年日本映画。瀬尾まいこのベストセラー小説「僕らのごはんは明日で待ってる(ぼくごは)」を映画化したもので、中学生の時に兄を亡くしてから心を閉ざした高校生の少年が、同級生の女子との交際を経て成長していく7年間を描いた青春ラブストーリーです。
監督:市井昌秀 出演者:中島裕翔(葉山亮太)、新木優子(上村小春)、美山加恋(鈴原えみり)、岡山天音(塚原優介)、片桐はいり(山崎真喜子)ほか
映画「僕らのごはんは明日で待ってる」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「僕らのごはんは明日で待ってる」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
僕らのごはんは明日で待ってるの予告編 動画
映画「僕らのごはんは明日で待ってる」解説
この解説記事には映画「僕らのごはんは明日で待ってる」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
僕らのごはんは明日で待ってるのネタバレあらすじ:起
教室の窓からぼんやり空を眺める高校3年生の葉山亮太(中島裕翔)。彼は中学生の時に兄を亡くし、それ以来すっかりネガティブで内気になってしまっていたのです。そんなある日、同級生の上村小春(新木優子)が体育祭のクラス対抗リレーの米俵ジャンプのパートナーに亮太を指名してきました。小春は亮太とは正反対で、明るくポジティブな性格の持ち主です。米俵ジャンプの練習をするうちに、亮太と小春は互いの身の上話を打ち明けます。そして体育祭の本番、見事にリレー優勝に貢献した二人。小春は優勝したら亮太に告白するつもりだったと打ち明けますが、驚いた亮太は受け入れられないでいました。
僕らのごはんは明日で待ってるのネタバレあらすじ:承
ある日、流行りのインフルエンザにかかった小春を見舞った亮太は、告白を断った理由を「好きになるのが怖いんだ。楽しい想いの後には必ず空しい想いが待ってると思うと怖いんだ」と打ち明けました。やがて大学受験の時期が近づき、小春は大学に行く気のない亮太に大学に行った方がいいとアドバイスします。その気になった亮太は小春と同じ大学を受けると言い出しますが、保育士志望の小春が受けるのは女子短大でした。二人は別々ながらも大学に無事合格、亮太は新たな友達もできました。ある日、亮太は小春の大好物だというケンタッキーフライドチキンの店へ彼女を誘い、カーネル・サンダースについて語り合っていました。
僕らのごはんは明日で待ってるのネタバレあらすじ:転
小春とデートを楽しんだ亮太は、小春には両親がおらず、祖母の芽衣子(松原智恵子)と二人暮しをしていることを知ります。超が付く程のポジティブさゆえに小春の泣き顔を見たことのない亮太が尋ねると、小春は冗談交じりに「私が泣いてる時は相当弱ってる時だから助けに来てね」と言います。それから3年の月日が流れ、小春は保育士の仕事に就き、亮太も就職が内定しました。交際も順調かと思われた矢先、小春は突然に別れ話を告げてきました。理由もわからず、深く落ち込んだ亮太は大学時代の後輩・鈴原えみり(美山加恋)と再会、新たな恋をスタートさせました。しかし、どうしても小春を忘れられない亮太の恋は長続きしませんでした。更に月日は流れ、小春と出会ってから7年。社会人となった亮太は、小春が子宮筋腫で入院したことを知ります。
僕らのごはんは明日で待ってるの結末
かつて小春が言った言葉「私が泣いてる時は相当弱ってる時だから助けに来てね」を思い出した亮太は、意を決して行きずりのケンタッキーフライドチキンの店からカーネル・サンダース人形を持ち出し、一目散に病院に向かって駆けだしていきました。亮太は「上村じゃなきゃだめなんだ」と言ってカーネル人形の手と小春の手を握手させ、彼女はようやく笑顔を取り戻しました。手術は無事成功し、小春の祖母・芽衣子はようやく亮太を認め、二人の交際を認めました。亮太はすっかり回復した小春をカフェに連れていき、栄養満点の食事を採りながら愛を誓い合いました。
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