曇天に笑うの紹介:2018年日本映画。「月刊コミックアヴァルス」で掲載された人気漫画「曇天に笑う」を「踊る大捜査線」の本広克行監督が実写映画化。曇神社に住む曇三兄弟は、300年に一度現れる邪悪な存在「オロチ」を撃退する為に立ち上がる。主演は「あまちゃん」「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰。
監督:本広克行 出演:福士蒼汰(曇天火)、中山優馬(曇空丸)、古川雄輝(安倍蒼世)、桐山漣(金城白子)、大東駿介(鷹峯誠一郎)、小関裕太(永山蓮)、市川知宏(武田楽鳥)、加治将樹(犬飼善蔵)、若山耀人(曇宙太郎)、池田純矢(迅影 / 風魔一族)、若葉竜也(霧生 / 風魔一族)、奥野瑛太(雷牙 / 風魔一族)、東山紀之(岩倉具視)、ほか
映画「曇天に笑う」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「曇天に笑う」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「曇天に笑う」の予告編 動画
映画「曇天に笑う」解説
この解説記事には映画「曇天に笑う」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画「曇天に笑う」のネタバレあらすじ:起
明治維新後の滋賀県、大津。欧米化が進み街は賑わい見せる裏方、急激な変化についていけない武士がしばしば反乱を起こしていました。そこで政府は琵琶湖に浮かぶ離島に、脱獄不能な監獄「獄門処」を造り、反発する者を次々に収容していきました。やがて獄門処は反政府者で溢れかえっていきます。一方、琵琶湖畔に建つ曇神社では、天火・空丸・宙太郎の曇三兄弟が暮らしています。長男、天火(福士蒼汰)は優れた身体能力で、しばしば街に現れる悪人を捉えては警察に引き渡し、町人に慕われている存在です。
映画「曇天に笑う」のネタバレあらすじ:承
そんなある日、とある噂が街中に広がります。「ここ最近の曇空はオロチ復活の兆しではないか」
オロチとは300年に一度、曇天が続く時に「器」となる人を利用し、全てを破壊すると恐れられている存在です。そして、今年でちょうど300年、オロチ復活の年だったのです。その頃、忍者集団風魔一族はオロチを利用して政府転覆を狙い、オロチ復活の為に着々と準備を進めます。オロチに寄生された者は腕にウロコが出来る為、風魔一族は老若男女問わず町人の腕を無理やり見て周り、街は混乱に陥ります。そこへ、明治政府右大臣・岩倉具視(東山紀之)の直属部隊である「犲(やまいぬ)」が現れ、風魔一族を撃退します。犲(やまいぬ)は、オロチ復活を封じる為に結成された5人部隊です。曇兄弟の長男、天火も過去に犲(やまいぬ)に所属していましたが、両親が風魔一族に殺されてから2人の弟を守る為に脱退ていました。それ以来、犲(やまいぬ)と天火は関わらないように生きていましたが、遂に再開してしまったのです。
映画「曇天に笑う」のネタバレあらすじ:転
それから数日後、次男の空丸(中山優馬)の腕にオロチの印が表れます。空丸は印を隠し通して生活していました。しかし、犲(やまいぬ)の1人が感づき、空丸の後を付けると、空丸が覚醒し撃退されてしまいます。なんとか帰宅した空丸でしたが、遂にオロチの印が身体中に広がり、悶え苦しみます。天火は、オロチを封印する為、代々受け継がれている短剣で儀式を始めますが、後ろから何者かに刺されてしまいます。それは、かつて風魔一族に使えていた金城白子(桐山漣)でした。白子は天火に命を救われてから同棲するようになり、曇神社の世話周りを担当していました。敵でありながら、命を救ってくれた天火を白子は裏切ったのでした。すると外から風魔一族が現れ、空丸を連れさります。
映画「曇天に笑う」の結末
風魔一族は、獄門処を襲い看守を全滅させ、囚人を味方に付けます。それを率いるのは、風魔一族の長、風魔小太郎です。風魔一族は、石で祭壇を築き、空丸を鎖で縛ります。その時、天火が1人で現れます。天火は囚人を次々に倒していきますが、圧倒的な数には敵わず、追い込まれます。しかし、犲(やまいぬ)と三男の宙太郎(若山耀人)が現れ、囚人と風魔一族を倒し形成逆転します。天火は、空丸に短剣を刺すとオロチが空丸の身体から出ていきます。計画に失敗した風魔一族でしたが、白子はオロチの中に飛び込み、眩い光と共に消えていきます。オロチを撃退し、空丸を取り戻し万事解決。曇三兄弟はいつものように仲良く帰っていくのでした。
以上、映画「曇天に笑う」のあらすじと結末でした。
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