仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAXの紹介:2011年日本映画。平成仮面ライダー第12作「仮面ライダーOOO(オーズ)」と第13作「仮面ライダーフォーゼ」のコラボレーション映画です。仮面ライダー1号をはじめとする昭和ライダーや仮面ライダーWも登場します。宇宙を舞台に、歴代ライダーと強大な敵との戦いが描かれます。
監督:坂本浩一 出演者:福士蒼汰(如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ)、渡部秀(火野映司/仮面ライダーオーズ)、真野恵里菜(美咲撫子/仮面ライダーなでしこ)、桐山漣(左翔太郎/仮面ライダーW/仮面ライダージョーカー)、菅田将暉(フィリップ/仮面ライダーW)ほか
映画「フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」の予告編 動画
映画「フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」解説
この解説記事には映画「フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」のネタバレあらすじ:起
ある日、宇宙から謎の隕石群が飛来、世界各地の落下地域で謎の異常事態が発生します。隕石のひとつに付着していた謎の物質「SOLU(ソル)」を巡り、仮面ライダー1号率いる「栄光の7人ライダー(1号・2号・V3・ライダーマン・X・アマゾン・ストロンガー)」と闇の巨大組織「財団X」が対決しますが、SOLUは財団Xに奪われてしまいます。やがて、隕石の落下の影響で時空が歪み、40年後の世界から悪のライダー・仮面ライダーポセイドンが現代にタイムワープしてきます。「戦う」欲望に駆られるポセイドンは迎え撃つ仮面ライダーバース(声・君嶋麻耶)、仮面ライダーバースプロトタイプ(声・岩永洋昭)は苦戦します。そこに消滅したはずのアンク(三浦涼介)が復活、駆け付けた仮面ライダーオーズ・火野映司(渡部秀)はポセイドンの真意について疑問を抱きます。ポセイドンの正体は40年後のライダー・仮面ライダーアクアこと湊ミハル(荒井敦史)でした。ミハルは元々は正義のライダーでしたが、弱点である「水」を克服できずにいたところを、悪のポセイドンに心を乗っ取られていたのです。オーズはポセイドンと再戦し追い詰めたところ、ポセイドンはミハルから分離し単体となって襲い掛かります。映司はミハルに戦う理由を問われると「明日に繋がる今日を守るために戦う」と答えオーズに変身、アンクや仲間たちと共にポセイドンに立ち向かいます。そこに自分に足りなかったのは勇気だと悟ったミハルが専用水陸両用バイクで現れると仮面ライダーアクアに変身します。オーズとアクアは力を合わせてポセイドンを倒します。戦いの後、勇気を取り戻したミハルは未来に帰っていきます。そしてアンクも姿を消します。このアンクは実は40年後からタイムワープしてきていたのです。いつかアンクに会えると映司が語った直後に財団Xの幹部レム・カンナギ(益岡徹)が奇襲を仕掛け、3枚のコアメダルを奪われてしまいます。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」のネタバレあらすじ:承
風都では、仮面ライダーWの片割れである左翔太郎(桐山漣)はSOLUを輸送中の財団Xと遭遇、財団の怪人に襲撃されます。Wのもう一人の片割れであるフィリップ(菅田将暉)は手が離せないので、翔太郎は単独で仮面ライダージョーカーに変身して応戦しますが、戦いの最中にSOLUは排水溝に落ちて行方不明になってしまいます。怪人を撃破した翔太郎はSOLUの入っていた容器を見つけます。一方、栄光の7人ライダーはレム・カンナギの罠に嵌ってしまいます。その頃、仮面ライダーフォーゼこと如月弦太朗(福士蒼汰)の通う天ノ川学園高校は文化祭の真っ盛りでした。弦太朗率いる「仮面ライダー部」も出展しますが評判は良くありません。そこに、空から1人の少女・美咲撫子(真野恵里菜)が舞い降りてきます。撫子を見た時から弦太朗は胸騒ぎが止まりません。その時、怪人ダスタードが文化祭を襲撃、撫子は仮面ライダーなでしこに変身します。弦太朗もフォーゼに変身し、協力して怪人を撃破します。変身を解除した撫子は、弦太朗の手を振り解いて走り去ってしまいます。一方、レム・カンナギは、天ノ川学園高校理事長にしてフォーゼの宿敵「ゾディアーツ」の黒幕・我望光明(鶴見辰吾)とSOLUに関する裏取引をしていました。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」のネタバレあらすじ:転
弦太朗と撫子は晴れてデートに出かけますが、撫子は突然不可解な行動を見せるようになり、挙句の果てに月面にある仮面ライダー部の秘密基地「ラビットハッチ」にまで来てしまいます。連れてきてしまう。宇宙空間に飛び出した撫子は宇宙服の突然ヘルメットを外すと銀色のスライムのような状態に変化、弦太朗を驚かせます。弦太朗の盟友・歌星賢吾(高橋龍輝)の分析で、撫子の正体は「SOLU(ソル)」が人間をスキャンした姿である事が判明します。そこに財団Xの刺客はSOLUを奪いに現れます。弦太朗はフォーゼに、撫子はなでしこに変身すると、仮面ライダー部の協力を得て刺客を撃破します。しかし、突然現れたレム・カンナギにより撫子から戻ったSOLUを奪われてしまいます。そこに火野映司が駆けつけ、俺たちは同じ敵を追っているとして弦太朗に協力を求めます。
「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX」の結末
映司や弦太朗と合流した翔太郎とフィリップは、レム・カンナギは財団Xを裏切り、自らが世界を支配しようとしていることを告げます。そこに財団Xの刺客が現れ、翔太郎とフィリップは、映司と弦太朗にレム・カンナギを追うように指示すると仮面ライダーWに合体変身、刺客の食い止め役に回ります。弦太朗や映司もフォーゼとオーズに変身し、宇宙船「エクソダス」に乗ろうとするレム・カンナギを追います。襲い掛かる戦闘員集団を撃破すると、二人はレム・カンナギが落としたケースの中から、メダルやスイッチに姿を変えられて封印されていた「栄光の7人ライダー」を救出します。7人のライダーは戦闘員を食い止め、さらに40年後からアクアが加勢し、オーズに強化された未来のコアメダルを手渡します。フォーゼとオーズは遂にエクソダスに辿り着くと、レム・カンナギは進化形態の「超銀河王」に変身、圧倒的な強さで二人のライダーを翻弄します。W・アクア・7人ライダーが戦闘員集団を討伐する中、オーズはアクアからもらったコアメダルで最強形態「スーパータトバコンボ」に進化、フォーゼも強化形態のロケットステイツに変身すると、必殺のライダーキックを超銀河王に浴びせ、遂に撃破します。その直後、SOLUは撫子の姿になると、いずこともなく姿を消していきました。戦いは終わり、ライダーたちはそれぞれの日々に戻っていきます。映司はアンクと再会できると信じて再び旅出ち、弦太朗は本物の撫子を見つけますが彼女は弦太朗に気付くことはありませんでした。一方、レム・カンナギの残党の前に、謎のライダー・仮面ライダーメテオが出現、残党を一掃します。メテオは変身を解除し、朔田流星(吉沢亮)の姿になると、天の川学園高校に向かうのでした。
平成仮面ライダー映画の中では最も好きな作品です。
オーズパートもフォーゼパートも話の疾走感が強く「絆」というテーマがぶれていません。
そして、仮面ライダー1号のライダーキックやライダーマンのロープアームといった、昭和7人ライダーの必殺技がカッコよく演出されているところがたまりません。