仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセルの紹介:2011年日本映画。『平成仮面ライダーシリーズ』第11作『仮面ライダーW(ダブル)』のスピンオフ第1弾です。テレビシリーズ最終回および『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』(2010年)の後の“風都”を舞台に、『W』の“2号ライダー”である仮面ライダーアクセルこと照井竜がスリ常習犯の女が絡んだ事件に巻き込まれていく過程を描きます。ゲストヒロインに『仮面ライダービルド』『ウルトラマンギンガS』の滝裕可里、ゲスト悪役に本作が遺作となった田中実を迎えています。
監督:坂本浩一 出演者:木ノ本嶺浩(照井竜/仮面ライダーアクセル)、山本ひかる(照井亜樹子)、滝裕可里(葛木葵)、俊藤光利(大野幸弘)、中川真吾(真倉俊)、長澤奈央(リリィ白銀)、山野史人(フランク白銀)、山本康平(マサル)、野口雅弘(先生)、諏訪太朗(葵の父)、下園愛弓(女用心棒)、なだぎ武(刃野幹夫)、田中実(相模広志/コマンダー・ドーパント)、桐山漣(左翔太郎/仮面ライダーW)、菅田将暉(フィリップ/仮面ライダーW)ほか
映画「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセルの予告編 動画
映画「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」解説
この解説記事には映画「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセルのネタバレあらすじ:起
ここは犯罪はびこる超巨大都市「風都」。スリ常習犯の女・葛木葵(滝裕可里)は仲間のマサル(山本康平)、ノブ(新田健太)、ミキ(広村美つ美)と共に風都名物「風麺」のマスター(どうきひろし)など道行く人々の財布を次々と奪い取っていました。ところが、葵は誤って風都警察署超常犯罪捜査課の刑事・照井竜(木ノ本嶺浩)の財布を盗もうとしたことから、照井は葵を現行犯で逮捕しようとしました。逃走した葵たちは怪人“ドーパント”の仮面兵士部隊に襲撃され、ノブとミキは惨殺されてしまいました。
マサルは逃走、ひとり残された葵も殺されそうになったその時、駆け付けた照井が仮面ライダーアクセル(声:木ノ本嶺浩/演:永徳)に変身して仮面兵士たちを一掃しました。しかし、アクセルは倒された仮面兵士が“メモリブレイク”せず自然消滅したことから、何者かが仮面兵士を操っているのではと睨みました。アクセルは葵を助けようとしましたが、葵は「警察は人殺し。あんたも仲間でしょ!」と拒絶して逃走しました。変身を解除した照井は、葵の放った「人殺し」という言葉が妙に引っかかっていました。
照井は「鳴海探偵事務所」所長である妻・亜樹子(山本ひかる)と新婚生活を送っていました。しかし、亜樹子は照井が未だに自分のことを“所長”と呼ぶことに不満を感じていました。この日は休日だった照井でしたが、署から昨晩の事件のことで呼び出しを受け、亜樹子に「所長は所長だ」と告げて出勤していきました。
照井や刃野幹夫刑事(なだぎ武)、真倉俊刑事(中川真吾)の属する超常犯罪捜査課は、風都に派遣された捜査三課集団スリ特別捜査班の班長・相模広志(田中実)と部下の大野幸弘刑事(俊藤光利)と共に昨晩発生したスリ殺害事件の合同捜査をすることになりました。大野は、照井がいつもドーパント絡みの事件に居合わせていることに「本当に偶然なのか」と疑問を抱いていました。
風都では近頃、ドーパントによるものと思われるスリ犯の連続殺人事件が相次いでいました。照井はホワイトボードに貼られたスリ犯グループの写真の中に葵の写真を見つけますが、大野は葵を「薄汚いゴミですよ。心が腐った人間は何度でも犯罪を繰り返す。ゴミは一生ゴミ。救いようがない」と吐き捨てました。照井は例のドーパントは再び葵を襲うだろうと考え、大野と共に葵の行方を探しました。
葵はとあるビリヤードバーで酔っ払い(長谷川圭一(本作の脚本家))から財布を盗もうとしていました。照井は刃野や大野と共に葵を現行犯逮捕しようとしましたが、大野の姿を見た葵は「人殺し」と呟き、大野は彼女の話を「ホラ話ですよ」と一蹴、2年前に死んだ葵の父(諏訪太朗)は警察に殺されたと嘘をついていると語りました。スリ常習犯だった葵の父は葵と共に警察から逃げている最中、某刑事が変身した“コマンダー・ドーパント”に殺害されたのです。その際、コマンダー・ドーパントは「お前らこの街のゴミは全て綺麗に掃除する。それが私に与えられた使命だ」と語っていました。葵は正体の顔までははっきりと見えませんでしたが、一部始終を目撃していました。大野はスリの言うことなど信用できないと断じますが、葵は隙を突いて逃げ出しました。
仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセルのネタバレあらすじ:承
照井は葵の身柄を確保しましたが、照井を誘惑した葵はその隙にアクセルの変身に必要な“アクセルメモリ”を抜き取りました。照井は葵に手錠をかけて連行しようとしたその時、昨日葵らを襲った者と同様の仮面兵士たちが襲い掛かってきました。アクセルメモリがないため変身できない照井はやむなく葵を連れて逃走、格闘術と拳銃を駆使して仮面兵士と戦いながら廃屋に逃げ込みました。戦いの最中、照井は手錠の鍵を落としてしまいます。
追いつめられた照井の元に刃野が駆け付けて加勢、コミカルなカンフー技で敵を翻弄している間に照井と葵は廃屋から脱出しました。ところが、二人の前に仮面兵士を操っていたコマンダー・ドーパントの本体が現れました。このドーパントこそが2年前に葵の父を殺した本人でした。
コマンダー・ドーパントは照井を叩きのめし、葵に先日宝石店の前で盗んだ物をよこせと迫りました。葵は宝石ではなかったので仲間にあげたと告げると、コマンダー・ドーパントは葵の体に時限爆弾をセットし、2時間以内に盗んだ物を取り返してくるよう命じました。そしてコマンダー・ドーパントは照井の拳銃を奪い、何とか仮面兵士たちをやっつけた刃野の腹部を撃ち抜きました。コマンダー・ドーパントはそのまま姿を消し、照井は刃野の元に駆け寄りましたが、その際に拳銃を持っていたことから居合わせた民間人に刃野を撃ったと誤解され、駆け付けた大野に「英雄から転落した」と告げられました。照井は大野こそがコマンダー・ドーパントの正体だと疑いましたが、葵から「死にたくない」と言われてやむなく逃走しました。
その頃、亜樹子は「鳴海探偵事務所」探偵の左翔太郎(桐山漣)やフィリップ(菅田将暉)と共に喫茶店「SNACK & COFFEE 白銀」にいました。亜樹子はマスターのフランク白銀(山野史人)や翔太郎、フィリップに照井が自分のことを名前で呼んでくれないことを愚痴っていました。翔太郎は「何だ、そんなことか」と呆れると、亜樹子はスリッパで翔太郎の頭を叩き、「私にとっては重大なことなの!」と怒鳴りました。するとフランクの孫・リリィ(長澤奈央)が「なら私が奪っちゃおうかな」と煽りつつ、マジックで白紙の離婚届を出してみせました。フィリップは「何という手回しの良さ」と感心していると、テレビの臨時ニュースで、照井が刃野を撃って葵と共に逃走していると報じられました。亜樹子は激しく動揺し、離婚届を手に店を飛び出していきました。翔太郎とフィリップは事件の裏にきな臭いものを感じて調査に動こうとしましたが、店に入ってきた大野は二人が照井が接触する可能性があるとし、真倉に二人の監視を命じました。
警察の追跡から逃れ続ける照井と葵は、葵が盗んだ物を渡したマサルの元に向かうことにしました。照井は近くにあった釘で手錠を外し、マサルから盗んだ物を取り返すために向かいましたが、マサルは金と引き換えに物をスリの元締めである“先生”(野口雅弘)という人物に渡していました。
照井はマサルを締め上げ、先生のアジトへ案内させました。先生は葵に「お前はスリの娘だ。普通の世界で生きることはできない」と告げましたが、照井は葵は真っ黒に染まっていないと反論しました。先生は女用心棒(下園愛弓)ら手下たちを照井に差し向けましたが、照井は激闘の末に全員を叩きのめすと先生から物を取り上げました。これは“ミュージアム”から流出した“ガイアメモリ強化アダプター”というものであり、“ガイアメモリ”と併用すると3倍の能力が得られるという代物でした。
時限爆弾の爆発まであと48分を切り、照井と葵はバイクを奪って指定場所に向かいました。その道中、照井は葵に「お前は普通の世界で生きられる」と告げました。葵は自分はスリの娘であり、これまで普通に生きようとしてもダメだったと語りましたが、照井は「運命は変えられる。一人じゃ無理でも支えてくれる誰かがいれば。俺が支えてやる」と励ましました。照井は葵に二度とスリをしないことを約束させ、葵も受け入れました。その頃、亜樹子はメモリガジェット“バットショット”を使って照井の行方を探していました。
仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセルのネタバレあらすじ:転
時限爆弾のリミットまであと25分。指定場所の駐車場に着いた照井と葵を待ち受けていたのは大野でした。葵は大野に「これが欲しいんでしょ?」とガイアメモリ強化アダプターを差し出しますが、大野は目もくれずに照井を殴って連行しようとしました。そこに車で相模が現れ、葵は自分が連行すると言って車に乗せようとしました。その際、相模は2年前にコマンダー・ドーパントが葵の父を殺した際に発した言葉と全く同じな「この街のゴミは全て綺麗に掃除する。それが私に与えられた使命だ」という言葉を発したことから、葵は相模こそがコマンダー・ドーパントの正体であることに気付きました。
葵は照井に「犯人はポケットの中」と告げ、相模に連行されていきました。照井は自分のポケットの中にいつの間にか相模の警察手帳が入っていることに気付き、大野に「あんたが犯人だと疑っていた。すまない」と告げると駐車場から逃走しました。
翔太郎とフィリップは真倉ら警察の監視下のもと、テレビニュースで状況を確認していました。翔太郎は一計を案じてリリィに“スペシャルイリュージョン”を頼み、プロのマジシャンであるリリィは得意のマジックを披露して翔太郎とフィリップを店から逃がすことに成功しました。
その頃、相模は車を走らせながら、葵に「その目、どうやら思い出したようだな」と語り掛けていました。なぜ父を殺したのかと問う葵に、相模は「救ったんだよ。救いようのない犯罪者を。処刑こそがお前らゴミにとっての救いだ」と不敵な笑みを浮かべてコマンダー・ドーパントに変身、葵からガイアメモリ強化アダプターとアクセルメモリを取り上げました。
同じ頃、照井はバスを奪って相模の後を追おうとしましたが、そこに照井の居場所を突き止めた亜樹子が立ちはだかってきました。亜樹子は照井に葵との関係を吐くよう迫り、さもなくば離婚すると突き付けましたが、照井はそのままバスを急発進させて相模の車を追いました。亜樹子は助けを求める葵に自分は照井と結婚していることを伝え、離婚も覚悟していることを告げました。照井は亜樹子に邪魔されてハンドル操作を誤り、バスを相模の車に衝突させました。コマンダー・ドーパントは葵を連れて逃げ、照井は葵を必ず助けると叫びました。亜樹子は照井を引き留めてビンタし、「なによ葵って。私のこと一度も名前で呼んでくれないのに! 本当に離婚よ!」と泣きながら走り去っていきました。照井はそれでも葵を助けに急ぎました。
コマンダー・ドーパントは照井が仮面ライダーであることを知っていたと明かし、「自分と同じだ。私も家族の復讐のためにメモリを手に入れた」と語り始めました。今から2年前、相模は妻との結婚記念日を迎えていました。相模は妻に指輪をプレゼントした直後、妻は相模がかつて逮捕した男に射殺されました。相模はこの日から“処刑人”となり、風都にはびこる法で裁けない悪人を次々と処刑していったのです。相模は自分と同じように家族の復讐のために仮面ライダーとなった経緯のある照井に「君ならわかるだろう。私の気持ちが、悔しさが、怒りが、憎しみが…」と語りかけ、「なのに君はこの犯罪者(葵)を助けようとしている。ゴミを助けたって何になる?」と呼びかけました。
コマンダー・ドーパントはアクセルメモリを取り出し、これは葵が盗んだものだと告げました。葵は「あの時の私と今の私は違う。返すつもりだった」と答えましたが、コマンダー・ドーパントは「ゴミの言い訳は見苦しい」とアクセルメモリを照井に渡し、自分と手を組んで葵を時限爆弾が爆発する前に処刑するよう促しました。
その時、その場に翔太郎とフィリップが現れ、フィリップは爆弾を解除するにはコマンダー・ドーパントの腕にある起爆装置を解除することだと見抜きました。翔太郎とフィリップは仮面ライダーW・サイクロンジョーカー(声:桐山漣、菅田将暉/演:高岩成二)に変身し、コマンダー・ドーパントが召喚した仮面兵士たちと戦い始めました。
照井はアクセルに変身、更にバイクフォームに変身してコマンダー・ドーパントに戦いを挑みましたが、圧倒的な強さの前に苦戦を強いられました。アクセルは“アクセルトライアル”にパワーアップ、コマンダー・ドーパントの腕の起爆スイッチを破壊して時限爆弾を解除することに成功しました。しかし、コマンダー・ドーパントはガイアメモリ強化アダプターを使ってパワーアップを遂げ、アクセルトライアルをねじ伏せると「君は私と同じだ。私と同じ処刑人になれ」と呼びかけました。一方、コマンダー・ドーパントがパワーアップしたことにより仮面兵士たちもパワーアップ、Wは“ヒートメタル”“ルナトリガー”とフォームチェンジして対抗しました。
仮面ライダーW(ダブル)RETURNS 仮面ライダーアクセルの結末
アクセルトライアルは足に重傷を負い、変身解除に追いやられました。コマンダー・ドーパントは「照井竜、お前に思い出させてやる。家族を奪った悪に対するあの憎しみを…」と告げるといずこへと去っていきました。家族を殺された照井にとって唯一の家族は妻である亜樹子ただ一人であり、相模は変身を解除すると亜樹子を捕らえました。
亜樹子が現場に残した“竜君LOVE”と書かれたスリッパを見つけた照井は、相模から電話で「風見採石場で待ってるよ。君の家族と」と告げられました。照井は葵に「ここからは俺の闘いだ」と告げ、満身創痍の身をおしてアクセル・バイクフォームに変身、単身で採石場に急ぎました。
指定場所の採石場では、亜樹子は拘束された状態で高所に捕らえられていました。相模は照井に銃口を向け、「なぜ君の奥さんがこんな危険に晒されているかわかるか? 君が刑事であり仮面ライダーだからだ。悪と戦う者は常に自分の大切な者を危険に晒すリスクを負っている。私もそうだった。そして失った。愛する妻を!」と言うと亜樹子に発砲しました。相模は「私も今は悪だからね」と語り、亜樹子を殺した後で自分を照井に殺させることで照井を自分以上の処刑人にしようとしました。しかし、照井は「俺は処刑人にはならない。俺は呪われた運命を振り切り生まれ変われた。この街を守るために戦う仮面ライダーとして!」と告げ、亜樹子に「君と出会えたおかげだ。君が思い出させてくれた、人を愛する心を。必ず助ける!」と伝えました。
逆上した相模はコマンダー・ドーパントに変身、亜樹子にミサイル攻撃を加えました。亜樹子は高所から突き落とされ、照井はアクセルに変身して助けようとしましたが、足の重傷のために思うように動けませんでした。その時、密かに状況を見守っていた葵がコマンダー・ドーパントに駆け寄り、ガイアメモリ強化アダプターを奪ってアクセルに渡しました。
アクセルは飛行可能な強化フォーム“アクセルブースター”に変身、空を飛んで間一髪で亜樹子を助けることに成功しました。アクセルブースターは亜樹子と葵を安全な場所へと避難させ、「さあ振り切るぜ!」とコマンダー・ドーパントに戦いを挑みました。そしてアクセルブースターは「絶望がお前のゴールだ」とコマンダー・ドーパントに告げ、必殺技“マキシマムドライブ”でコマンダー・ドーパントをメモリブレイクしました。
照井は相模に「メモリブレイク、それが俺のやり方だ。お前を裁くのは“法”だ」と告げ、亜樹子と葵の元へと近寄りました。葵は亜樹子を照井の元に向かわせ、「照井竜、あなたの心だけはすり取れなかった。これが本当に最後のスリ。約束する。私も自分の運命は振り切らなくちゃ」と言うと、いつの間にか亜樹子から奪った離婚届を破り捨てました。間もなく大野が警官たちを引き連れてパトカーで現れ、相模と葵は逮捕されました。
照井と亜樹子はすっかり寄りを戻し、翔太郎やフィリップと共に「SNACK & COFFEE 白銀」で甘いひと時を過ごしていました。そこに退院した刃野と真倉、そして大野も姿を見せました。大野は照井に謝罪すると、今度こそ葵を必ず更生させられるよう全力を尽くすと約束してその場を後にしました。照井は「人は変われるさ、誰でも」と呟くと、翔太郎は「照井、なぜ君は亜樹子を名前で呼ぶように変わらないのかな?」と鋭い質問をぶつけてきました。照井は相変わらず「所長は所長だからだ」と答えましたが、フィリップはならば照井以外のみんなが亜樹子を名前で呼んだらどうかなと提案してきました。刃野、真倉、フランク、フィリップ、翔太郎は「亜樹子~」と声をかけ、照井は「人の妻を気安く呼ぶな!」と声を荒げました。(エンディングはNG集です)
以上、映画「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」のあらすじと結末でした。
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