仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリの紹介:2010年日本映画。平成仮面ライダー第11作目の映画化作品です。地球の力が込められたアイテム「ガイアメモリ」と変身ベルト「ダブルドライバー」で“2人で1人のライダー”「仮面ライダーW(ダブル)」に合体変身し、大都会・風都(ふうと)の怪事件を解決してきた二人の探偵、左翔太郎とフィリップが、風都史上最悪の犯罪者・仮面ライダーエターナルの野望に立ち向かいます。
監督:坂本浩一 出演者:桐山漣(左翔太郎/仮面ライダーW/仮面ライダージョーカー)、菅田将暉(フィリップ/仮面ライダーW)、山本ひかる(鳴海亜樹子)、木ノ本嶺浩(照井竜/仮面ライダーアクセル)、松岡充(大道克己/仮面ライダーエターナル)ほか
映画「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」の予告編 動画
映画「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」解説
この解説記事には映画「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のネタバレあらすじ:起
風都では、街のシンボル「風都タワー」の開業30周年イベントが開かれようとしていました。そんな折、世界各国で破壊活動を行う最強最悪の傭兵集団「NEVER(ネバー)」が、最新型メモリ「T2ガイアメモリ」を輸送中の闇の巨大組織「財団X」のヘリを襲撃し、メモリを強奪すると風都の街にばら蒔きます。NEVERのリーダー大道克己(松岡充)は奪取した「E(エターナル)」のメモリを使い「仮面ライダーエターナル」に変身します。風都に散らばったメモリを手にした人々は次々と怪人「ドーパント」と化して暴れ出してしまいます。偶然その場に居合わせ、国際特務調査機関員だというマリア(杉本彩)という女性に助けられたフィリップ(菅田将暉)は合流した左翔太郎(桐山漣)と共に」仮面ライダーW」に合体変身し、ドーパントを退けます。その後、マリアから事件の経緯を聞いた二人は「T2ガイアメモリ」の回収を依頼されます。
「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のネタバレあらすじ:承
翔太郎は、クイーン(板野友美)ら情報屋仲間の協力を得ながらメモリ回収に走り回ります。一方、フィリップは、マリアが自分を気遣う仕草を見せることから、彼女が自分の生き別れた母親ではないかと感じ始めます。その頃、メモリ回収を続ける翔太郎の前にNEVERの隊員が現れ、ドーパントに変身して襲いかかります。翔太郎はフィリップと共にWに変身して応戦するもNEVERの強さに苦戦しますが、突如現れた謎のドーパント「サイクロン・ドーパント」(声・杉本彩)に助けられます。その後、二人はマリアの指示で回収したメモリを指定場所に持って行きますが、そこに大道が現れてエターナルに変身、圧倒的な強さでWを圧倒します。Wの危機に駆け付けた照井竜(木ノ本嶺浩)も「仮面ライダーアクセル」に変身しますがNEVERの前に苦戦します。エターナルは特殊能力を発動し、Wやアクセルの持つ旧世代ガイアメモリは無力化され、3人はライダーへの変身ができなくなってしまいました。そこへサイクロン・ドーパントが現れて変身を解除します。サイクロンの正体はマリアでした。マリアはT2ガイアメモリを奪うと大道と共に去ってしまいます。その後、マリアに対してどうしても母の面影を拭い去れないフィリップは、翔太郎の反対を振り切ってマリアに会いに行き、そこで衝撃の事実を知ります。マリアはかつて、事故死した息子・大道克己を自らの開発した技術で蘇らせていたのです。大道はその技術を用いて次々と死者を復活させ、仲間につけてNEVERを結成したのです。フィリップはNEVERに捕らえられ、風都タワーに幽閉されます。タワーを占拠したNEVERは、T2ガイアメモリと秘密兵器「特殊光線兵器エクスビッカー」、そしてフィリップの能力を掛け合わせて、風都の人々を自らと同じ生ける屍にしようと動き出します。「さあ、地獄を楽しみな!」。
「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」のネタバレあらすじ:転
フィリップは行方不明、ライダーに変身できず打つ手のない翔太郎。そんな時、翔太郎の探偵事務所にの前に、死んだはずの翔太郎の師匠「仮面ライダースカル」の幻影が現れ、新たな変身ベルト「ロストドライバー」を授けると姿を消します。新たな切り札を得た翔太郎は、入手した「J(ジョーカー)」のT2ガイアメモリとロストドライバーを使って「仮面ライダージョーカー」に変身します。ジョーカーはWよりも能力は劣りますがドーパントと戦うには十分でした。ジョーカーは襲撃してきたNEVERのヒート・ドーパント(声・八代みなせ)をライダーキックで倒します。一方の大道は、賞金を掲げて風都市民に「Jのメモリ」を探させようとします。翔太郎は照井と共に、フィリップ救出とNEVERを止めるため風都タワーに潜入します。
「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」の結末
NEVERのメタル・ドーパント(声・中村浩二)を倒し、フィリップの元へ辿り着いたジョーカーでしたが、待ち構えていたエターナルに敗れ「Jのメモリ」を奪われてしまいます。これで全てのT2ガイアメモリを手に入れた大道はエクスビッカーを起動させようとしますが、フィリップはこっそりと起動プログラムを書き換えており、更にはエターナルの特殊能力も無効化していたのです。自らの過ちに気付いたマリアは大道を止めようとするも、返り討ちに遭い殺害されてしまいます。翔太郎とフィリップはWに変身し、遂に最終決戦が始まりました。エクスビッカーを起動させようとタワーの最上階に向かったエターナルを追うWとアクセル。行く手を阻もうと、NEVERのドーパントが次々と襲いかかりますが、そこに火野映司(渡部秀)と名乗る青年が現れ「仮面ライダーオーズ」に変身します。オーズは「仮面ライダーは助け合いでしょ」と言うとルナ・ドーパント(声・須藤元気)を倒します。アクセルも強化フォームの「アクセルトライアル」に変身し、トリガー・ドーパント(声・出合正幸)を倒します。タワーの頂上に辿り着いたWは「さあ、お前の罪を数えろ」とエターナルに詰め寄ります。エターナルは「今さら数え切れるか」と返し、遂に一騎討ちが始まります。苦戦するWに風都の人々が声援を送ると、Wは人々のパワーを受けて最強形態「サイクロンジョーカー・ゴールドエクストリーム」に変身、必殺技のライダーキックを放ち、遂にエターナルを撃破します。大道は全てのT2ガイアメモリと元に爆散、2度目の死を迎えます。事件後、風都では花火大会が開催されていました。翔太郎やフィリップ、照井、亜樹子(山本ひかる)らは花火を見上げ、束の間の余韻に浸るのでした。
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