映画ドラえもん のび太の宝島の紹介:2018年日本映画。国民的マンガ『ドラえもん』劇場版シリーズの第38作は、脚本にメガヒット映画『君の名は。(新海誠監督、2016年公開)』のプロデューサーを務めた川村元気、主題歌に星野源を迎え、財宝が眠るとされる宝島を巡ってのドラえもんとその仲間たちの冒険、そして海賊たちとの攻防を描きます。
監督:今井一暁 声の出演者:水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(野比のび太)、かかずゆみ(源静香)、木村昴(剛田武/ジャイアン)、関智一(骨川スネ夫)、山下大輝(フロック)、折笠富美子(セーラ)、悠木碧(クイズ)、大泉洋(キャプテンシルバー)、高橋茂雄(トマト)、長澤まさみ(フィオナ)ほか
映画「ドラえもん のび太の宝島」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラえもん のび太の宝島」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画ドラえもん のび太の宝島の予告編 動画
映画「ドラえもん のび太の宝島」解説
この解説記事には映画「ドラえもん のび太の宝島」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画ドラえもん のび太の宝島のネタバレあらすじ:起
いつもの空き地、出木杉(萩野志保子)がのび太(大原めぐみ)たちを前に小説『宝島』について語っています。出木杉はどうやらこの『宝島』をモチーフとした現代版『宝島』の小説を執筆しているようで、面白くないのび太はつい「小説なんかじゃなくて、本物の宝島に行こうよ」と見栄を張ってしまいます。もちろんドラえもん(水田わさび)頼みであり、ドラえもんは渋々ひみつ道具『宝探し地図』を用意しました。早速これで全世界の宝がある箇所を検索してみると、新しくできたばかりの島にどうやら財宝が隠されていることがわかり、ドラえもんとのび太はしずか(かかずゆみ)を誘ってプラモデルの帆船『ノビタオーラ号』で宝島を目指して出航しました。
映画ドラえもん のび太の宝島のネタバレあらすじ:承
「キャプテンハット」を被り、すっかり船長気取りのドラえもんの元に、イカダに乗ってきたジャイアン(木村昴)とスネ夫(関智一)も合流しました。しかし、新しい島を目指すドラえもんらの前に謎の海賊たちが現れ、ノビタオーラ号に襲い掛かりました。何とか海賊は撃退したものの、しずかは“セーラ”なる人物と間違われて連れ去られてしまいました。ドラえもんとのび太は必死にしずかを助けようとするも海底奥深くへと連れ去られてしまい、溺れてしまったのび太を引き上げたところ、ついでに浮き輪で漂流していた金髪の少年・フロック(山下大輝)も救助することになりました。実は新しくできた島の正体は自由自在に次元を飛び越え、姿形を変えられるという“時空海賊”の海賊船であり、フロックはそこから逃げてきたのだというのです。そしてセーラというのはフロックの妹であり、ドラえもんたちはフロックと手を組んでしずかの救出へ向かいました。
映画ドラえもん のび太の宝島のネタバレあらすじ:転
航海の途中、フロックはドラえもんたちに今までの経緯を説明しました。時空海賊の船長はフロックとセーラの父・シルバー(大泉洋)であり、海賊船は元々シルバーの妻で科学者だったフィオナ(長澤まさみ)が開発した船で、その目的は原子力に代わる新たなエネルギーを創出することで地球の未来を救うためのものだったのです。しかし、数年前にフィオナは志半ばで亡くなり、シルバーはその遺志を継いで船の開発を続けていたのです。ところが、シルバーはタイムマシンで地球が滅亡した悲惨な未来を見てしまい、海賊船を使って人類を銀河系の他の惑星に移住させる『ノアの方舟』計画を立ち上げたのです。そのためには膨大なエネルギーが必要であり、シルバーは地球のエネルギーを地下のマグマから吸い取ろうとしているのです。計画に反対するフロックは父の説得を試みるも不調に終わり、やむなく鳥型ロボット『クイズ』(悠木碧)を連れて船を脱出したのです。その頃、海賊船内にある巨大な街に連れ去られたしずかは、自分と瓜二つのセーラ(折笠富美子)と偶然出会って意気投合していました。
映画ドラえもん のび太の宝島の結末
ドラえもんたちは海賊船内に潜入、しずかを助けようとしましたが失敗してしまい、代わりにセーラと合流しました。しずかはシルバーのもとへ連行されてしまい、海賊船はいよいよ空中に浮上を始めました。ジャイアンとスネ夫が囮となってシルバー傘下の海賊たちを引き付けている間にドラえもんらは再び海賊船内に潜入、と応戦し、その間にのび太たちは再度船に乗り込み、クイズの案内でシルバーのいるコントロールルームに辿り着きましたが、押し問答の末にシルバーは『ノアの方舟』スイッチを押してしまいました。ドラえもんは死力を尽くして巨大エネルギー弾が地下へ投下されるのを阻止しようとするも圧倒されてしまい、フロックは最後の手段としてプログラムをハッキング、間一髪でシルバーの計画は阻止されました。のび太の「親子同士で争うなんて悲しいよ」との言葉に我に返ったシルバーはフロックやセーラと和解、海賊船は時空の彼方へ飛び去っていきました。家に帰り、いつものようにジャイアンたちと野球をしていたのび太の服のポケットからは、帆船のマークが入った金貨が転がり落ちました。
「ドラえもん のび太の宝島」感想・レビュー
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内容もいいし、なにより主題歌・挿入歌がいい!星野源のドラえもんが始まってワクワク、挿入歌も星野源で、あのシーンののび太くんのセリフには泣かされた・・・。お父さんと子供のちょっとしたすれ違い、でも本当はお互いにすごく大切に思ってる。親に会いたくなる映画でした。
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初めて見たけど面白い
これはいい、そうに決まってる -
クイズのクイズ難しいよー
新しく生まれた島が宝の島だということで、意気揚々と向かうのび太くんたちの前に現れる海賊たち。そして出会う船長の子どもたち。船長と子供の親子愛、そしてのび太くんたちの勇気と友情の心と力に、見ているこちらの心が震えました。妻と息子と三人で見に行ったのですが、息子はずーっと夢中になって見ており、妻は思わず涙していました。子供も大人も楽しめる、ドラえもん映画の中でもの名作と言っていい映画だったと思います。