映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワイルド・スピード ICE BREAKの紹介：2017年アメリカ映画。ワイルドスピード8作目。キューバでレティとハネムーン中だったドムの元にサイファーという女が現れ仕事を手伝うよう言う。断れない条件を突きつけられたドムは何よりも大切なファミリーを裏切るのだった。そしてドムを必死で取り戻そうとするファミリーたちの想いは届くのだろうか。
監督：F・ゲイリー・グレイ 出演：ヴィン・ディーゼル（ドム）、ドウェイン・ジョンソン（ホブス）、ミシェル・ロドリゲス（レティ）、ジェイソン・ステイサム（デッカード）、シャリーズ・セロン（サイファー）ほか
この解説記事には映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハネムーンをレティと共にキューバで過ごすドムは、ある日アメリカ人女性サイファーと出会う。彼女はなぜかドムやレティの事を詳しく知っており、彼にファミリーを裏切り彼女の仕事を手伝うように言う。断るドムだったが携帯で何かを見せられると表情をこわばらせるのだった。
同じ頃、ホブスが娘のサッカーチームを指導しているとそこへエージェント・アランが現れ、ベルリンでEMPという全ての街の電気を止めるほどの能力がある装置が奪われたと報告されたため、ホブスにそれを取り返すための仕事をしてほしいと頼む。
ホブスは仕事を受け入れ、ドムと彼のファミリーに協力を頼む。ベルリンに向かったホブス、ドム、レティ、テズ、ローマン、ラムジー達は一緒にEMPを奪うことに成功する。EMPを乗せた車に乗るホブスはドムの車と並んで彼に礼を言うと、ドムは突然ホブスの車体に体当たりし、彼からEMPを奪い去ってしまう。
EMP作戦を失敗に終わらせた一同はミスター・ノーバディーに呼び出され、ファミリーの宿敵であるデッカードと組んでサイファーの企みを阻止するように言われる。皆反対したが、デッカードの兄のオーウェンがサイファーにリクルートされた過去やデッカード自身がゴッド・アイ（神の目）のシステムについて知っていることからミスター・ノーバディーに説得され渋々受け入れるのだった。
ゴッド・アイのシステムを使ってドムのいる場所を特定することを思いついたチームは彼を追跡するが、彼のロケーションとチームがいるのが同じ場所であることに気づく。するとそこへドムとサイファーが突入し、ゴッド・アイを盗むのだった。
その後サイファーはドムに監禁された彼の元カノであるエレナを見せつける。ドムがファミリーを裏切りサイファーのいいなりになっているのはエレナのことで脅されていたからだった。しかしそこにいたのはエレナだけでなくドムが存在を知らなかった自分の幼い子供もいたのだった。
そしてサイファーはドムが裏切らないよう、何か変な動きをしたら子供の命がないことをドムに伝える。
ドムは次のミッションとしてロシア大使が持っている潜水艦の核ミサイル発射コードを奪うことを命じられニューヨークに行く。作戦の途中でエンジンがおかしいからといって車を止めるドムを怪しむサイファーだったが、彼女がどのカメラからも彼の様子を監視できないよう死角を利用してデッカードとオーウェンの母親であるマグダレンと会う。そして彼女に助けを求めるのだった。
ドムはサイファーが気づく前に車に戻るとミッションを再開するのだった。
サイファーはニューヨーク中の車をハッキングしてロシア大使が乗る車に向けて一斉に走らせる。ロシア大使が乗る車を動けないようにすると、ドムがコードの入ったケースを奪い取るのだった。しかしそこへドムの居場所を特定していたデッカードを含むファミリーたちが彼を阻止しようと現れる。
追い詰められたドムはケースを持って逃げようとするがデッカードに追い詰められると彼を撃し殺してしまう。隙を見てケースを奪い走るレティに銃を向ける事ができないでいるとサイファーの部下コナーがレティに銃を向ける。するとドムはコナーに銃を向けレティを逃すのだった。
ドムを使いケースを奪うことに成功したサイファーだったが、彼がレティを撃たなかったことに腹を立てたサイファーは、彼の前でエレナを射殺する。
最後のミッションを終わらせるため、EMPを持ってロシアに向かったドムは、サイファーが潜水艦にハッキング出来るようEMPで全ての電気を止める。その頃サイファーが乗る飛行機にデッカードとオーウェンが入り込んだ。
ドムに撃たれて死んだと思われていたデッカードは生きていたのだった。これは最初からドムが仕組んだトリックで、マグダレンと会った時に彼女に渡したタブレットで飛行機に置いていったドムのネックレスを追跡できるようにしていたのだ。そしてその時にサイファーの監視から逃れるためにカメラの死角を作ってくれたのはキューバでドムに借りのあった男だったのだ。
デッカードがドムの息子の安全を確保したことを確認したドムは、追いかけてきたファミリーたちを殺そうと銃を構えていたコナーを殺し、ファミリー一同と合流する。
ドムが裏切っていなかった事が分かり喜ぶ一同だったが潜水艦へのハッキングに成功したサイファーが潜水艦で攻撃し始める。しかしドムが体を張って潜水艦を爆発させることに成功するのだった。
一方のデッカードとオーウェンも飛行機を乗っ取り、ドムの子供の安全も確保したが、サイファーはパラシュートで逃げてしまうのだった。サイファーを逃してしまった一同だったがドムを取り戻し、ドムの子供も無事なことを共に祝う。ドムは子供にブライアンと名前をつけるのだった。
以上、映画「ワイルド・スピード8 ICE BREAK」のあらすじと結末でした。
1.ワイルド・スピード
2.ワイルド・スピードX2
3.ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
4.ワイルド・スピード MAX
5.ワイルド・スピード MEGA MAX
6.ワイルド・スピード EURO MISSION
7.ワイルド・スピード SKY MISSION
8.ワイルド・スピード ICE BREAK
Spin Off.ワイルド・スピード／スーパーコンボ
9.ワイルド・スピード／ジェットブレイク
10.ワイルド・スピード／ファイヤーブースト
ポール・ウォーカーのいないワイルドスピードなんて…と思いきや、そんな感傷を軽く吹き飛ばすほどの爽快感でした！シャーリーズ・セロンが、血も涙もない冷血な悪女で、めちゃくちゃハマってる！逃げおおせたってことは、次回作でも登場するんでしょうね…きっと。そして何より良かったのがジェイソン・ステイサム！これはもはや彼のための映画では？と思ってしまうほど良かった。今までは決して見せなかったコミカルな彼の姿が存分に堪能できます。特にベビーとのやりとりは、彼は極悪非道なキャラクターだったことを忘れてしまうほど笑える。次回作にも期待大です。