機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの紹介:2020年日本映画。機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ3部作の第1部。ハサウェイ・ノアは、地球へ降下する宇宙船の中で反地球連邦政府運動マフティーのリーダーであるマフティー・エリンのハイジャックに遭遇しますが、ハサウェイと同乗していた地球連邦軍のケネス・スレッグ大佐の活躍により鎮圧されます。しかし、同じく同乗していたギギ・アンダルシアは、そのマフティーは偽物で、ハサウェイがマフティーだと言いました。ハサウェイはそれを否定しますが、実は、マフティーの正体は、ギギの言う通りハサウェイで、やがてハサウェイは、地球連邦軍に対抗すべく新たなガンダムを手に入れます。
監督:村瀬修功 声優:ハサウェイ・ノア(小野賢章)、ギギ・アンダルシア(上田麗奈)、ケネス・スレッグ(諏訪部順一)、ガウマン・ノビル(津田健次郎)、レーン・エイム(斉藤壮馬)、エメラルダ・ズービン(石川由依)、アムロ・レイ(古谷徹)、ほか
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの予告編 動画
映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」解説
この解説記事には映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのネタバレあらすじ:起
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年経過したUC105年、反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダーであるマフティー・ナビーユ・エリンは、地球連邦政府の官僚を全て暗殺した後、地球環境のために地球上の人類を全て宇宙に移住させると宣言していました。
そんな中、アデレードに向かう宇宙船には、地球連邦政府の幹部とその家族、そして、ギギ・アンダルシアという少女やマフティーを捕まえるために地球に降りる軍人ケネス・スレッグ、そしてハサウェイ・ノアが搭乗していました。そして、宇宙船が宇宙から大気圏に突入した時、突如宇宙船にテロリストが乗り込んできました。
テロリストのリーダーは、あのマフティー・エリンを名乗り「地球連邦政府の幹部を人質にして身代金を要求する」と言いました。ハサウェイは、政府幹部とその妻を射殺したマフティーと相対しますが、その時、ギギが「やっちゃいなよ、そんな偽物なんか」と叫びました。
それを契機に、ハサウェイは、マフティーが持っていた銃を奪ってマフティーを撃つと、ケネスと共にテロリストを鎮圧しました。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのネタバレあらすじ:承
飛行機は、臨時にダバオに着陸し、ハサウェイは事件の調書を取るためダバオに滞在することになりました。ハサウェイは、たまたま出会ったギギになぜあのマフティーが偽物かわかったのかと聞くと「人は体に現れる」と言い、さらに「マフティー・エリンはハサウェイだ」と言いました。
その後、調書を取り終えハサウェイが空港を出ようとしたところ、ギギが待っていて、ギギと同じホテルの同じ部屋に泊まることになりました。ギギは、ハサウェイはマフティーであることを事ある度に言い、ハサウェイを戸惑わせました。ハサウェイは、1人で散歩に出ると、秘密裏に落ち合った仲間と様々な打ち合わせをしてホテルに戻りました。
その夜、マフティーのモビルスーツがダバオの町を襲いました。ハサウェイは、ギギを連れてホテルから避難しましたが、町中あちこちに戦火が上がり、ハサウェイは、ギギを抱えて逃げ回りました。
やがて、マフティーのモビルスーツは、地球連邦軍の新型モビルスーツ「ペーネロペー」に撃墜されて騒ぎは収まり、ハサウェイとギギは、駆け付けたケネスに救助されました。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのネタバレあらすじ:転
次の日、ハサウェイは、ギギとケネスと別れ、1人フェリー乗り場に向かいますが、その後人目につかないようにボートやクルーザー、そして飛行機に次々に乗り換えると、とある秘密基地に到着しました。そこは、反地球連邦政府運動「マフティー」の基地で、ハサウェイこそが、ギギが言った通り、マフティーのリーダー、マフティー・エリンだったのでした。
ハサウェイは、ケネスは、自分がマフティー・エリンであることに気付くと予想しますが、予想通り、ケネスは、ギギの反応からハサウェイがマフティー・エリンである可能性に気付き、ハサウェイの追跡を開始しました。
そして、ケネスは、追跡の結果判明したマフティーの基地に向けて討伐部隊を向かわせ、それを察知したマフティーは、基地からの退去を余儀なくされました。
さらに、先の戦いで捕虜にしたマフティーのモビルスーツパイロットのガウマンをペーネロペーに乗せて人間の盾にして、マフティーを追い詰める作戦を実施しました。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイの結末
そのころハサウェイは、新たなモビルスーツを受領するため成層圏に飛び立ちました。モビルスーツを乗せた貨物船を確認したハサウェイは、エメラルダ・ズービンに貨物船を確保させると、受領したモビルスーツ「Ξガンダム(クスィーガンダム) 」に乗り込みました。
Ξガンダムを確認したペーネロペーは、Ξガンダムを攻撃しますが、Ξガンダムはそれをかわし、逆にペーネロペーを追い詰めます。しかし、ペーネロペーにガウマンが乗っていることを知ったハサウェイは、ペーネロペーのパイロットであるレーンに「人質を取らなければ戦えないのか」と挑発しました。
すると、レーンは、ガウマンをΞガンダムに送ると、改めてペーネロペーで挑んできました。再びΞガンダムとペーネロペーの激しい戦いが始まりますが、最終的にペーネロペーは撃墜されてしまいました。しかし、ハサウェイは、ペーネロペーにとどめを刺さずに戦場を去りました。
ハサウェイは、Ξガンダムでタンカーに偽装した新たな基地に帰還すると、仲間たちと無事を喜び合いました。
以上、映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のあらすじと結末でした。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」感想・レビュー
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通常版の他に4DX版、ドルビーシネマ版があり、とても臨場感がありました。通常版だとしてもとても映像が綺麗ですし、声優陣も豪華です。
実はガンダムシリーズを観たのはこれが初めてだったのですが、それでもとても楽しめました。女性にもおすすめです。 -
この映画の見どころはなんといってもガンダムの生みの親、富野由悠季監督が書いた小説の内容ということです。また当時映像化が不可能であったこのモビルスーツたちを今の技術で映像化してくれたことに感謝しています。見どころはこの映画の結末は小説版と違っているのかどうか気になるところです
ファーストから続くガンダムシリーズで主人公がハサウェイなところが、逆襲のシャアからの過去を引きずりながらどのような革命を成し遂げていくのかが楽しみな作品。三部作の1作品目ということでこれからハサウェイがどのように戦い成長していくのかが楽しみです。