劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONの紹介:2013年日本映画。TVアニメ「HUNTER×HUNTER」の劇場版第2弾。戦いの祭典「バトルオリンピア」を観戦するために天空闘技場に訪れたゴンとキルアでしたが、そこでハンター協会会長のネテロが襲われ、念を封じられてしまいます。犯行グループは、かつてハンター協会に存在していた裏組織「影」を名乗るメンバーで、「怨」という特殊な力を操る能力者でした。ネテロを救うべく、ゴンとキルア、そしてたまたま居合わせたクラピカは、影に立ち向かうことになります。
監督:川口敬一郎 声優:ゴン=フリークス(潘めぐみ)、キルア=ゾルディック(伊瀬茉莉也)、クラピカ(沢城みゆき)、ネテロ(永井一郎)、ジェド(中村獅童)、修羅(天野ひろゆき)、煉獄(山本美月)、餓鬼(大友龍三郎)、レオリオ(藤原啓治)、ヒソカ(浪川大輔)、ほか
映画「HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONの予告編 動画
映画「HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」解説
この解説記事には映画「HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONのネタバレあらすじ:起
ゴンとキルアは、かつて一緒に修業したズシが参加する戦いの祭典「バトルオリンピア」を観戦するために天空闘技場訪れていました。また、天空闘技場には各界のVIPやその護衛も訪れており、その中には主人であるネオン=ノストラードを護衛するクラピカもいました。
さらに、開会の挨拶のためハンター協会会長のネテロも天空闘技場に滞在しており、ゴンとキルアは、ネテロがいる最上階まで行きました。しかし、その頃、フードをかぶった大男である餓鬼がバトルオリンピアの参加者を襲い、また、セキュリティのコントロールルームでは、フードをかぶった細身の男である修羅が職員を殺し、天空闘技場のセキュリティを掌握していました。
そして、フードをかぶった小柄の女性である煉獄が、ネテロのいる部屋まで来ると、ナイフで自らの胸を刺しました。すると、その煉獄の体から黒いオーラが飛び出し、ネテロを拘束してしまいました。ネテロは、黒いオーラを「怨」と呼び、煉獄の怨の力により自分の念能力が封じられた、と言いました。
劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONのネタバレあらすじ:承
怨は、深い恨みにより生じる力であり、かつて闇に葬られたはずの力でした。そして、そこに彼らのリーダー格の男性が現れ、ゴンとキルアを窓から外へ放り出しました。地面に向かって落下するゴンとキルアでしたが、天空闘技場の50階の壁に穴を開けてなんとか潜り込むことができました。
その頃クラピカは、事態を把握すべくセキュリティのコントロールルームに向かっていました。リーダー格の人物は、ハンター協会に、自分たちはかつてハンター協会に存在した裏組織「影」であることを連絡し、ハンター協会が秘匿している影が行った裏の仕事の証拠が収められているブラックレコードの公開を要求しました。ネテロは、リーダー格の人物を、かつての知り合いで、自らが葬ったジェドであることを看破しました。
200階まで登ってきたゴンとキルアは、餓鬼の怨の力で操られているバトルオリンピアの参加者に襲われました。その餓鬼は、地上まで降りて天空闘技場を包囲している軍を全て倒しましたが、ゴンとキルアがバトルオリンピアの参加者と戦っている映像を見て、ゴンとキルアと戦うことにしました。
劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONのネタバレあらすじ:転
ゴンとキルアは、突然動いたエレベーターに乗り込むとエレベーターは229階で止まり、そこで待っていた餓鬼との戦いが始まりました。その頃セキュリティのコントロールルームに到着したクラピカの前に修羅が現れました。ゴンとキルアと戦っていた餓鬼は、怨の力を得た経緯を話し始めました。
修羅、煉獄、餓鬼の3人は、かつて影のメンバーの集落で暮らしていましたが、他のメンバーはハンター協会により連れ去れてしまい、3人だけが逃げ延びました。そして、3人は、長い旅の末、かつてネテロに倒された影のメンバーであるジェドを復活させて、ジェドより怨を授かりました。
そのような背景があり、ハンターに絶対負けられない餓鬼は、ゴンの足を掴むとエレベーターホールに投げ込みゴンを追い詰めますが、キルアの能力で餓鬼の動きを封じると、ゴンが必殺技で餓鬼を倒しました。餓鬼は、負けを認めましたが、その瞬間、怨の力を使う代わりに餓鬼が結んだ制約により、爆発してしまいました。
一方、クラピカと対峙した修羅は、怨によりクラピカそっくりの人間を生み出してクラピカと戦わせ、クラピカは苦戦しますが、助けに入ったレオリオの激に奮起すると、修羅に勝利しました。しかし、死の間際に修羅が投げたジェドの血液が入った注射器がクラピカの体にあたり、クラピカは倒れてしまいました。
劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSIONの結末
クラピカは怨に縛られ念が使えなくなり、クラピカを助けるにはジェドを倒すしかありませんでした。ゴンとキルアは、ジェドの元にたどり着くとジェドと戦いますが、怨の強大な力を持つジェドに歯が立ちません。
そのためゴンは、ジェドを倒すため怨の力を取り込みパワーアップしますが、それでもジェドには敵いませんでした。そこで、キルアは、ネテロを怨の力で縛る煉獄に電撃を浴びせて一時的に生き返らせると、必死に説得して煉獄を怨の呪縛から解き放つ事に成功し、その結果、ネテロを縛る怨はなくなりました。
自由になったネテロは、怨の力に苦しむゴンに自愛を力を吹き込みました。怨と自愛がゴンの中でせめぎ合いますが、最終的にゴンは怨の力に打ち勝って覚醒し、ジェドに再び戦いを挑みます。
覚醒しパワーアップしたゴンの念の力は、ジェドの強大な怨を打ち破りました。そして、ゴンの必死の呼びかけでジェドの心は浄化されて消滅しました。ジェドの死で怨も消滅し平和が戻った天空闘技場では、延期になっていたバトルオリンピアが開幕しました。
以上、映画「劇場版HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」のあらすじと結末でした。
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