聖闘士星矢 The Beginningの紹介:2023年日本, アメリカ映画。かつて大人気漫画となった車田正美の代表作「聖闘士星矢」をハリウッドで実写映画化した作品。地下闘技場で謎の鎧集団に襲われた星矢が、自らの運命を知り、やがてアテナの生まれ変わりであるシエナを守るための戦いに立ち向かっていく様を描いています。
監督:トメック・バギンスキー 出演:新田真剣佑(星矢)、ファムケ・ヤンセン(ヴァンダー・グラード)、マディソン・アイズマン(シエナ)、ディエゴ・ティノコ(ネロ)、マーク・ダカスコス(マイロック)、ニック・スタール(カシオス)、ショーン・ビーン(アルマン・キド)、ほか
映画「聖闘士星矢 The Beginning」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「聖闘士星矢 The Beginning」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「聖闘士星矢 The Beginning」解説
この解説記事には映画「聖闘士星矢 The Beginning」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
聖闘士星矢 The Beginningのネタバレあらすじ:起
ヴァンダー・グラード(ファムケ・ヤンセン)に連れ去られて生き別れとなった姉を探しながら、地下闘技場で戦う星矢(新田真剣佑)。地下闘技場の戦士カシオス(ニック・スタール)と戦っている最中に不思議な力を使ってしまったことで、謎の鎧集団に追われてしまいます。
アルマン・キド(ショーン・ビーン)に救われ、彼の屋敷に連れてこられますが、そこで星矢は姉のペンダントを渡されると共に、アテナの生まれ変わりであるシエナ(マディソン・アイズマン)を守るペガサスの聖闘士だと告げられます。
一度は依頼を断る星矢でしたが、自らのコスモに押しつぶされそうなシエナを見て、姉が拐われたのに何もできなかった自分を思い出し、依頼を受けることにしました。
聖闘士星矢 The Beginningのネタバレあらすじ:承
聖闘士となるべく修行を開始した星矢、シルバー聖闘士のマリンから厳しい特訓を受け、コスモの使い方や流星拳を学びます。星矢が小宇宙を燃やすと、姉のペンダントが反応しペガサスの聖衣となり星矢に装着され、驚異的な力を発揮する事ができるようになりました。
やがて修行が佳境を迎えると、星矢の脳裏にある記憶が蘇ります。それは、アルマンが姉を拐ったメンバーの一人だったという事でした。アルマンの館に戻り問い詰めようとする星矢、シエナは星矢を連れ出し、過去の真相を語り始めるのでした。
赤ちゃんの頃のシエナを見つけて育てることを決めたアルマンとグラードの夫婦でしたが、ある日、シエナの暴走を止めるためにグラードは腕を失ってしまい、コスモなしでは生きられない体になってしまいます。それからというもの、グラードは延命するためにコスモを備え持った子供を誘拐するようになったのです。
聖闘士星矢 The Beginningのネタバレあらすじ:転
星矢や星矢の姉が狙われたのも、そのためでした。グラードはすでに絶滅していた黄金聖闘士を解析し、鎧軍団を作り上げ、シエナを人類を滅ぼす敵として抹殺しようとしたのです。ここで真逆の考えを持つアルマンとは決別することになります。
アルマンの館がグラードたちに襲われてしまいました。アルマンは館ごと爆破し敵を巻込みましたが、結局シエナは拐われてしまいます。星矢は執事のマイロック(マーク・ダカスコス)と共にシエナを助けに向かいます。
グラードのアジトに着くと、シエナはコスモを奪い取る装置でコスモを抜かれようとしていました。止めに向かう星矢でしたが、グラードの側近である青銅聖闘士フェニックスのネロ(ディエゴ・ティノコ)が立ちはだかりました。
アテナの抹殺と黄金聖衣の入手が目的のネロの強さは圧倒的でした。星矢の力では歯が立ちませんが、何度も立ち上がりネロに向かっていきました。
聖闘士星矢 The Beginningの結末
一方で、グラードはシエナにとどめを刺そうとしていましたが、昔の思いから躊躇ってしまいます。すると再びシエナが暴走を始め、アテナ化が始まってしまいます。シエナの異常に気づいた星矢が止めに入りますが、暴走は強烈なものでした。
しかし、星矢は聖衣を吹き飛ばされながらも命がけでシエナを止めに入ると、シエナの暴走は止まり、アテナ化が完成しました。覚醒したシエナはグラードのなくなった腕を修復し、母グラードとのわだかまりは溶けました。その間にネロが当初の目的通り黄金聖衣を手に入れ、立ち去っていきます。
マリンの島に戻った星矢とシエナは、来たるべき神々の力に対抗するべく、聖闘士の仲間を集めて戦うことを誓います。
以上、映画「聖闘士星矢 The Beginning」のあらすじと結末でした。
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