劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇の紹介:2015年日本映画。京都アニメーション初のファンタジー作品であり、2013年にテレビアニメが放映され反響を呼んだ。本作ではテレビ作品最終回後の世界を舞台に、復活を果たしたが記憶をなくしてしまった異界士栗山未来と、不死身の半妖の高校生神原秋人の物語が描かれる。
監督:石立太一 出演者:種田梨沙(栗山未来)、KENN(神原秋人)、茅原実里(名瀬美月)、鈴木達央(名瀬博臣)、山岡ゆり(新堂愛)、進藤尚美(新堂彩華)、渡辺明乃(二ノ宮雫)、豊田萌絵(伊波桜)、松風雅也(藤真弥勒)、川澄綾子(名瀬泉)ほか。
映画「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 境界の彼方 I'LL BE HERE 未来篇の予告編 動画
映画「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」解説
この解説記事には映画「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇のネタバレあらすじ:起
神原秋人の中に潜んでいた強力な妖魔「境界の彼方」との闘いから数カ月後。栗山未来は境界の彼方が作り出した世界からの復活を果たしたが、その代償として今までの記憶をすべて失ってしまっていた。未来には自分が血液を操る「呪われた一族」であるということも、秋人と自分がどのような関係にあったのかも分からない。秋人と、同じ文芸部員で妖夢を退治する役割を持った異界士の一族である名瀬美月は、そんな未来を部室で匿いながら毎日を送っていた。
その頃、美月の兄で名瀬家の当主である名瀬博臣は、黒い影が街を襲っていることに目を光らせていた。影は自己再生能力すら持ち妖夢ですらないらしい。そして影は未来にも襲いかかる。未来はそこで自身の超人的な能力を無意識に発揮するが、突如現れた影の主らしき人物から、自分の正体を知りたくはないかと持ちかけられる。
劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇のネタバレあらすじ:承
事件があった次の日、未来は秋人に再び自分の過去のことについて問いただす。秋人はただ眼鏡の女の子が好きだからそばにいるだけだとはぐらかすばかりだった。しかし、未来はすでに真実の自分の姿について徐々に理解し始めていた。
未来を文芸部員に正式に入部させ、秋人と美月は次なる襲撃から彼女を守ることにする。
一方博臣は名瀬家と昔なじみの半妖新堂彩華の元へ行き、影の正体を突き止めようとする。そこで博臣は次に何か起こるまで様子を観察する策を提案するが、彩華はそんな博臣の力不足を責める。当主としての自覚を持ち直し、博臣は改めて事件の解決を決意する。
劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇のネタバレあらすじ:転
そして再び未来と秋人の前に謎の人物が現れる。秋人は退却の途中で脚を切断されてしまう。それでも未来に逃げることを指示したが彼女は聞き入れず、秋人を守るために血の力を発動させる。未来の力によって謎の人物の隠された顔が明らかにされる。それは、博臣の姉、名瀬泉だった。駆けつけた博臣の追跡も虚しく泉は逃げ去ってしまう。
未来が家に帰り着くとすぐに、秋人が呼び鈴を鳴らし話がしたいと言ってきた。未来が外に出ようとすると、すぐさま本物の秋人から電話がかかり、そこで外にいるのが偽物であると判明する。それは異界士協会の高官藤真弥勒であった。藤間は未来を拘束し、自分が他者の心の暗部を支配できる妖夢を持っていると告げる。泉もまた、この妖夢によって支配されていたのだ。そして、彼女の本来の目的は秋人の中に潜む境界の彼方を殺すことだと思い出させた。
劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇の結末
泉に襲われた彩華はともにいた博臣を秋人の元へと向かわせ、自分は泉と戦う。一方妖夢にとりつかれた未来もアパートにたどり着いた秋人に襲いかかっていた。駆けつけた美月達によって秋人は守られるが、逃げた未来を追って入った廃墟で、秋人たちは弥勒の死体を発見する。残された映像の中で弥勒は勝ち誇ったように、自身の計画を話すのだった。
彩華を倒した泉もその場に到着する。しかし、博臣は無事彼女を止めることに成功する。そして、秋人は未来と戦う中で彼女の潜在意識の世界に運ばれてしまう。そこで秋人は、未来の一族と彼女自身が負ってきた迫害の歴史を目の当たりにする。未来は自分自身を強く否定するが、秋人は自分には未来が必要だということを強く伝える。そしてようやく未来は正気に返ることができた。
闘いが収まったあと、秋人の母親である神原弥生が現れる。彼女は自分が2つの世界の門番であり、強い愛情なら境界の彼方に打ち勝つことができると告げるのだった。
花畑の中で目を覚ました二人。秋人は未来にずっと一緒に生きてくれるかと問う。未来は「不愉快です」と笑って返した。
以上、映画「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」のあらすじと結末でした。
「劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇」感想・レビュー
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京アニ作品ということもありとても綺麗な映像でさすが京アニクオリティだなと思いました。当時から好きな作品だったので見ました。最後栗山さんの記憶が戻ませんでしたがこれも一つのハッピーエンドなのかなと思います。とても心に残る作品です。
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素晴らし!!!
境界の彼方 未来遍、見ました。
描写がとても綺麗で世界観に入り込める感じがよかったです
内容も 未来が記憶を失いつつも最終的にはよりいい環境に戻れるというところが信頼関係すごいなと感じました
凄くいい作品なので是非見てください