劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワーの紹介:2010年日本映画。TVアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の劇場版第4弾。抜け忍ムカデを追っていたナルト達は、砂隠れにある廃墟「楼蘭」にムカデを追い詰めますが、ムカデは楼蘭にある龍脈を解放し、ナルトは解放された龍脈のエネルギーに巻き込まれ、時をさかのぼって20年前の楼蘭にたどり着きます。そこで、ナルトは、楼蘭の若き女王サーラと出会いますが、サーラは命を狙われており、ナルトは、サーラを助けたことで、楼蘭でひそかに進行している恐ろしい陰謀に巻き込まれていくことになります。
監督:むらた雅彦 声優:うずまきナルト(竹内順子)、サーラ(早見沙織)、ムカデ / アンロクザン(大友龍三郎)、波風ミナト(森川智之)、幼少のカカシ(田村睦心)、春野サクラ(中村千絵)、ヤマト(小山力也)、サイ(日野聡)、ほか
映画「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」解説
この解説記事には映画「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワーのネタバレあらすじ:起
抜け忍ムカデ追跡の任を負ったナルト、サクラ、ヤマト、サイのチームは、ムカデが逃げ込んだ砂隠れにある廃墟「楼蘭」にやってきます。ムカデの狙いは、地の下に流れる巨大なエネルギーの塊である龍脈で、龍脈は四代目火影により封印されていましたが、ムカデは、封印を破り龍脈の力を解放してしまいます。
ナルトは、ムカデを捕えようと近づきますが、解放された龍脈のエネルギーに巻き込まれて気を失い、気が付くと地下の空洞にいました。そこでナルトは、歌を口ずさむ少女と出会いますが、少女は、ナルトに気が付くと逃げてしまい、ナルトは少女を追いかけて地上に出ると、そこは高い塔が立ち並んだ見たこともない場所でした。
ナルトは、そこで巨大な人形に襲われますが、見知らぬ3人の忍に助けられました。彼らは、ナルトと同じ木の葉の忍を名乗り、ここは楼蘭である、と言いました。彼らはナルトに楼蘭から出ていくように言って立ち去りましたが、ナルトは、塔を登ると街の様子を観察しました。
すると、人民と謁見するため塔の上に女王サーラが現れましたが、サーラは、地下の空洞で出会ったあの少女でした。サーラは、床にできた亀裂に突き落とされ、塔から落下しますが、ナルトにより救出されました。
劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワーのネタバレあらすじ:承
ナルトは、サーラに命を狙われていることを指摘しますが、サーラは頑なにそれを否定しました。その時、先ほどの忍が現れ、ナルトは、彼らがサーラの命を狙っていると思いましたが、彼らは、サーラを守るつもりだ、と言いました。
忍は、ナルトは20年ほど前からこの時代の楼蘭に飛ばされ、さらに今から6年前にナルトのように飛ばされて来たムカデという名の忍がいた、と言い、そして、ナルトがこの時代に来た原因を作ったムカデを倒せば元の時代に戻れると言いました。
この時代のムカデは、アンロクザンと名乗り楼蘭の大臣としてアンロクザンを支える存在となっており、サーラは、アンロクザンは悪人ではないと言って走り去ってしまいました。忍は、ナルトにサーラを守るように言って去っていきました。塔も戻ったサーラは、突然部屋に引き込まれ、中にいた覆面の集団に返すように言われました。
そこにナルトがやってきてサーラを守りますが、覆面の集団は、サーラに危害を加える気はなく、ただ、戦争のための兵器を作るために連れ去られた親兄弟を返してほしいと懇願するためにやってきたのでした。
地上に降りた時、覆面の1人は、アンロクザンに操られているサーラを人民は支持していないと言うと、サーラは塔の上に現れる自分に向って熱狂的に手を振る群衆を指して、それを否定しました。
しかし、ナルトは、手を振る群衆はチャクラを込めた糸で操られている人形であると見抜き、人形を壊してサーラに現実を突きつけると、サーラは、ショックのあまり人形の中を走って塔の中に入ってしまいました。しかし、サーラは、ナルトにやるべきことをやるように言われると、気を取り直して楼蘭の真実の姿を確認することにしました。
劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワーのネタバレあらすじ:転
ナルトとサーラは、地下に作られた兵器工場にやってくると、そこで人民が強制労働させられているところを目撃しました。サーラは、工場にエネルギーを供給している龍脈の流れを断ち切り、工場を停止させましたが、そこにアンロクザンが現れました。
アンロクザンは、本性を現して人形を操ってサーラを襲い、ナルトは人形を防ぎますが、人形が合体して巨大な人形なると、その巨大な人形に取り込まれてしまいました。アンロクザンは、自分の野望に気づいたサーラの母を殺し、何も知らないサーラを操り人形として利用していたと言い、サーラはそのことのショックを受けました。
巨大な人形から抜け出たナルトがアンロクザンを攻撃しましたが、龍脈から無限のエネルギーを得られるアンロクザンはすぐに復活しナルト達に襲い掛かってきました。そこに先ほどの忍が助けに入り、ナルトの螺旋丸でアンロクザンの動きを封じると、その隙にサーラは、強制労働していた人民を解放し、一緒に地上に逃げました。
ナルトと忍は、何度もアンロクザンを倒しますが、その度にアンロクザンは復活し、完全に倒すことができませんでした。アンロクザンは、執拗にサーラを狙い、ナルトがなんとか食い止める展開が続きますが、そんな中、サーラは、自分がやるべきことは、民を守り龍脈の源を止めることであることに気づきました。
劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワーの結末
サーラは、避難した人民とともに龍脈の源の近くにある安全な部屋に向かい、ナルトと忍は、アンロクザンの足止めを図りますが、龍脈から無限にエネルギーを得られるアンロクザンは倒しても倒しても復活してしまいます。サーラは、安全な部屋の前までたどり着きますが、入口にある壁を開くことができませんでした。
サーラは泣きながら壁を叩き開くように懇願しますが、その時、手にしていたナルトのチャクラ刀が光りだしました。そしてサーラは、チャクラ刀を壁にある穴に差し込むと、壁が開き、人民はその部屋に入り避難することができました。しかし、サーラは、壁を閉じると、1人アンロクザンを止めるため龍脈の源に向かいました。
アンロクザンは、それを阻止しようとサーラを追いかけ、ナルトはアンロクザンの足止めをしますが、跳ね返されてしまいました。そこに忍がやってきて、アンロクザンに螺旋丸を叩き込むように言いました。しかし、力を使い果たしチャクラが練れないナルトは、アンロクザンを倒すほどの螺旋丸を作ることができない状態でした。
その時、忍は、四代目火影とナルトの師匠である自来也、そしてナルトの3人にしかできないはずの螺旋丸を作り出しました。そして、ナルトは、自分の螺旋丸とその忍の螺旋丸を合わせた太極螺旋丸をアンロクザンに叩き込みアンロクザンを倒しました。
自らの敗北を悟ったアンロクザンは、ナルト達を道連れにするために、龍脈の源に飛び込み龍脈を暴走させてしまいますが、忍が龍脈の源を封印したため、龍脈の暴走は収まりました。アンロクザンが死んだことにより、ナルト達は、元の時代に戻りますが、その直前ナルトは、あることを忍に確認しようと話しかけました。
龍脈を封印したのは四代目火影でありナルトの父でもある波風ミナトですが、忍はその波風ミナトではないかと。しかし、ナルトは確認する前に元の時代に戻りました。
元の時代に戻ったナルトは、サーラの娘と出会いますが、娘は、楼蘭の町は廃墟となったが、サーラの力により人民は生き延びることができた、と言いました。
以上、映画「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」のあらすじと結末でした。
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