ピーチガールの紹介:2017年日本映画。「ピーチガール」は少女漫画を原作とした実写化映画。見た目がガングロギャルなため、そのように普段は振舞っていますが、実は内面は全く違う性格で、本当の自分をさらけ出せずに日々を過ごしてきた主人公が恋をしたり、友情を育んだりして本当の自分を取り戻す物語。
監督:神徳幸治 出演:山本美月(安達もも)、伊野尾慧(岡安浬(カイリ))、真剣佑(東寺ヶ森一矢(とーじ))、永野芽郁(柏木沙絵)、本仮屋ユイカ(安芸操)、ほか
映画「ピーチガール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピーチガール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピーチガールの予告編 動画
映画「ピーチガール」解説
この解説記事には映画「ピーチガール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーチガールのネタバレあらすじ:起・なんでも取ろうとする女の子
主人公の高校生の安達ももはガングロで茶髪であることから、クラスでは遊んでいる女の子という位置づけをされています。しかしガングロになったのは中学から水泳部であったこと、茶髪はそのプールの塩素で色素ガングロ抜けていただけで、性格はいたって真面目で奥ゆかしい女の子でした。中学の時から好きな東寺ヶ森一矢(通称とーじ)がいて、いつも彼のことを遠目に見ていました。ももの前の席の冴絵は、なぜかももに執着し彼女の身につけているものを真似したり、彼女が欲しがるものを横取りしたりしました。読者モデルもやっていて、色白の彼女は男子にとてもモテましたが、その性格は最悪の女の子でした。ある時、ももの好きな人は誰なのか聞かれ、横取りされてはたまらないと思い、とっさに学年で一番モテる浬を指差してしまいます。公衆の面前でそういった態度を示したため、ももは浬の親衛隊に睨まれることになります。その後、浬から「俺のことが好きなの?」と言われキスをされてしまいます。そのキスしたところを冴絵に写真に撮られてしまい、校内にばらまかれてしまいます。
ピーチガールのネタバレあらすじ:承・張り巡らせた罠
冴絵は元より、ももが好きなのはとーじだと知っており、ももは浬の親衛隊から嫌がらせを受け学校で居場所がなくなり、その隙に冴絵はとーじに接近していきます。居場所がなくなったももを意外にも浬が助けてくれます。とーじが盲腸で入院した時も1人だけ入院先をももは教えてもらえませんでしたが、浬の計らいで病院へ見舞うことができます。そこでももはとーじに告白します。実はとーじももものことが好きで2人は両思いになります。頭にきた冴絵は、自分のジゴロにももを襲わせようとします。その現場をとーじに見せて誤解をさせ、2人を別れさせます。しかしその罠に気づいた浬が真実をとーじに教えてあげます。冴絵に怒ったとーじでしたが、ももが襲われそうになってる写真を校内にばらまかれてたくなかったら、私とーじ付き合えと脅され、とーじは仕方なく冴絵と付き合うことになります。
ピーチガールのネタバレあらすじ:転・中庭のもも
失恋と恥ずかしさでがっくりしているももを、浬は学校の中庭にももほ種を植えたと励まします。浬はチャラそうに見えて、実はいたって真面目でパティシエを目指す心優しい青年でした。ももは浬に惹かれていき、お互いの気持ちを確認し合った2人は付き合うことになります。デート先で岡安浬の兄の涼とその操と出会います。浮かない顔の岡安浬が気になったももは、昔から浬が家庭教師をしていた操が好きだったことを知ります。涼はとても優秀でハンサムでしたが、自分のことしか考えない悪い面を持っていました。浬と付き合い始めたももが気になる冴絵は、またももにつきまとい、浬の兄、涼と出会い一目惚れしてしまいます。初めて本気で人を好きになった冴絵は、涼の言いなりになり、彼の借金のカタに体を売られそうになったところを、ももと浬に助けられます。冴絵は今までのことを反省し、とーじを脅していたことをももに告げます。とーじが本当はまだ自分のことを好きであると知ったももは、浬ととーじの間で揺れ動きます。
ピーチガールの結末:ももが大きくなる
浬は操への思いを断ち切り、ももに改めて告白します。とーじからも改めて告白され、ももは自分の本当の気持ちが分からなくなります。ももはパティシエのコンクールの作品に、浬が「もも」を題材にしたことを知り、心が動きます。ずっとももを観察し、執拗に追っていた冴絵には、ももがどちらのことを本当に好きなのか分かっていました。冴絵はももに最後の罠を仕掛けます。岡安浬のふりをしてももにlineを送ります。夏の砂浜で浬が横たわっていました。そこにももが現れます。lineのいうとおり会いにきた時いうももに、そんなもの送ってないと浬は言います。2人は誰の仕業か分かっていましたが、そんなことは気にせず気持ちを確かめ合います。・・・時は経ち、高校の中庭の4人の男女が集まり、大きくなったももの木を眺めています。そこには幸せそうなももと岡安浬、とーじと冴絵の姿がありました。
以上、「ピーチガール」のあらすじと結末でした。
「ピーチガール」感想・レビュー
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もともと永野芽郁さんが大好きで、彼女のTwitterをフォローしてこの映画の存在を知るようになりました。実際に見てみると、山本美月さんもとても良い演技をすることを知りました。物語にはたちまち引き込まれました。最終的には、もともと「もも」が恋していた学生ではなく、チャラいと評判のカイリを選ぶところが意外性があり面白かったです。また、永野芽郁さんも上手に小悪魔的な役を演じきれていたと思います。
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少女漫画好きは集まれー!伊野尾慧さん演じるカイリが大好きです。ザ・子犬系男子!カイリ尊い!!愛され女子のストーリーが大好きなんです><あとは、永野芽郁さんのイメージに沙絵みたいな女の子はなかったので、意外なキャスティングで面白かったです。
ももの見た目は少し怖そうだけど実はピュアでそのギャップがいいなと思います。
とーじとはすれ違ってしまう部分も多くよくある恋愛感かと思っていましたが・・・。
冴絵は正直ずるい女の子だと思います。最初は人のものを奪い取るのに最後は良い人で終わる。少し理不尽だとおもいましたが周りの人の良さが引き立つ瞬間でもあります。
少女マンガ好きにはたまらない作品だと思います。
今人気の新田さんや伊野尾さんも出ており、女優さんは山本さんや永野さんと乗りに乗っているキャストが多く恋心を思い出させてくれる作品です。