レッド・ノーティスの紹介:2021年アメリカ映画。伝説のクレオパトラの3つの卵型宝石を手に入れるため、ひょんなことから、業界で有名な詐欺師ブースとFBIのハートリーが手を組むことに。お互いにけむたい存在でしたが、ライバルのビショップに卵を横どりされないよう、協力しあいます。『ジュマンジ ネクストレベル』のドウェイン・ジョンソン、『デッドプールー』のライアン・ノイノルズ、『ワンダーウーマン』のガル・ガドット、豪華俳優陣が揃った話題作です。
監督: ローソン・マーシャル・サーバー 出演: ドウェイン・ジョンソン(ハートリー)、ライアン・ノイノルズ(ブース)、ガル・ガドット(ビショップ)、リトゥ・アーヤ(ダス)、クリス・ディアマントプーロス(ソット・ボーチェ)、ほか
映画「レッド・ノーティス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レッド・ノーティス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レッド・ノーティスの予告編 動画
映画「レッド・ノーティス」解説
この解説記事には映画「レッド・ノーティス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レッドノーティスのネタバレあらすじ:起
ローマにある国立博物館に強盗が入ると予告され、インターポールのダス捜査官とFBI行動分析課のハートリー捜査官が乗り込みます。狙われている美術品はクレオパトラに送られた伝説の3つの卵型の宝石のうち1つ。
博物館のスタッフたちは、厳重なセキュリティに安心しきって、強盗が突破できるわけないと思っています。いざ、クレオパトラの卵が展示された場所へ行くと、卵はありました。しかし、疑ったハートリーがその卵にコーラをかけてみるとみるみるうちに溶けていき、卵が盗まれたことが確定します。
非常ベルを鳴らして、ハートリーは怪しい動きをする人物に目をつけ、その人物を追いかけます。しかし、ギリギリのところで犯人を逃してしまいます。卵を盗んだのは、業界で有名な詐欺師ブースでした。
56時間後のバリ島にて、ブースは島にある別荘へと卵を持ち込みます。しかし、そこでハートリーが待ち伏せをしており、ブースはあっさり捕まってしまいます。どうやらブースのライバルである詐欺師ビショップが、ブースの居場所をFBIに漏らしたようです。
ブースはこれで捕まるのは6回目。5回も脱走に成功しています。今回もたやすく脱走できると考えている余裕っぷりです。ブースの父親は刑事をしており、父親の無関心により、ブースは父親に対する反抗心から詐欺師の才能を開花させ、今に至ります。
回収した卵を、ダスはハートリーを信用して託します。しかし目を離しているすきに、何者かが卵を偽物とすり替えてしまいます。
レッドノーティスのネタバレあらすじ:承
32時間後のローマにて、回収した卵が偽物であるとダスは気づきます。ハートリーを疑ったダスが調査をすると、ハートリーのスイスにある口座に800万ドルが入金された証拠を掴みます。ハートリーは誤解であると抵抗しましたが、ブースと同じロシアの刑務所へと収監されてしまいます。
ブースは刑務所内でハートリーは警察であることを言いふらし、2人の溝はますます深まるばかり。2人は看長に呼び出され、看長室に足を運ぶと、そこにはスレンダーな女性ビショップがいました。ブースが手に入れた卵はビショップが回収しており、ハートリーに大金を入金したのもビショップの仕業でした。
第2の卵は武器商人のソット・ボーチェが所有していることは把握していましたが、第3の卵の場所をビショップは知りません。3つの卵をエジプトのある富豪が、娘の結婚式に贈ることを希望しており、集めれば3億ドルの報酬を手に入れることができます。協力をしてくれれば、刑務所から出してくれ、報酬の一部を分け与えるとのこと。
第3の卵の場所をブースは知っていましたが、ビショップと協力することはプライド的に許せませんでした。ハートリーは早く刑務所から脱走したかったので、ビショップの話に乗りきです。しかし、ブースは密かに脱走の計画を立てており、2人はビショップの力を借りずとして、ヘリコプターで脱走に成功します。
レッドノーティスのネタバレあらすじ:転
第2の卵を所有しているボーチェの豪邸にて、仮面パーティーが開催されます。そのパーティーに乗り込んで、厳重なセキュリティをブースとハートリーの二人三脚で挑みなんとかクリア。しかし、第2の卵を手に入れる一歩手前で、ダスに邪魔をされます。なんとかダスを巻き、卵を手にしようとすると、そこにビショップは待ち構えていました。
2人はビショップと戦いますが、らちがあきません。セキュリティの異変に気付いたボーチェが現れ、3人とも窮地に立たされたと思われましたが、ビショップはボーチェと組んでおり、ハートリーとブースはまんまと拘束されてしまいます。
ビショップは第3の卵の在りかをブースから聞き出すため、ハートリーに拷問を始めます。ブースはそれでも口を割りませんでしたが、だんだんとヒートアップする拷問に耐えきれず、第3の卵はエジプトにあるとついにブースは発言。エジプトには秘密のクレオパトラの墓があり、ずっとそこにあったと。
ビショップはブースから聞き出せた祝杯をあげるフリをしてボーチェに薬を盛り、気絶させ、エジプトへと急ぎます。ハートリーたちは拘束を解き、この場を後にします。
ブースによると、卵がエジプトにあることは嘘とのこと。ハートリーは自分の名誉のためにもビショップを捕まえたい、第3の卵の在りかを教えてほしいと頼むものの、ブースはなかなか教えてくれません。
すると、ハートリーは自分の話をし始めます。ハートリーの父親は詐欺師で、その反動でFBIを目指したとのこと。ブースとハートリーは父親に対する悩みを抱えた似たもの同士でした。ハートリーは自分の人生を取り戻したいから卵の場所を教えてほしいと説得し、ブースはついに口を割ります。
時は1945年、第二次世界大戦。ヒトラーの古美術商が第3の卵を手に入れました。ナチス政権が崩壊した後、10トンの荷物を抱えてヒトラーの古美術商はアルゼンチンへと逃亡します。ブースの父親は古美術を収集することが趣味で、そのコレクションの中で一番のお気に入りが、ヒトラーの古美術商の腕時計でした。
父親とのいざこざがあったブースは、思わずその腕時計を投げて壊してしまいます。すると、壊れた腕時計の中には、第3の卵の在りかが書かれていました。ブースの話を聞いて2人は早速アルゼンチンへと向かいます。
レッドノーティスの結末
腕時計に書かれた場所に向かうと、そこには地下に通じる入口が。そして施錠された扉の鍵はブースが持っているヒトラーの古美術商の腕時計でした。扉を開けるとそこには数々の名品が保存されています。クレオパトラの第3の卵も無事見つけ、回収しようと思った矢先、ビショップが現われます。
エジプトにあるのは嘘であると直感し、ずっと2人の後をついてきたようです。さらにダス率いるインターポールも登場。激しい銃撃戦になります。卵を持って逃げるためハートリーたちとビショップ3人は結託してダスたちから逃れます。最後は崖から飛び降りて、ダスを巻きます。
ブースとハートリーは成功を喜び、ハートリーはビショップを拘束しようとしたところで、突然ハートリーとビショップがキスをします。実はハートリーはビショップの仲間でした。ハートリーはずっとビショップと結託したまま、そのことを隠してブースと共に行動をしていました。ブースは木に拘束されてハートリーとビショップは卵を持ってその場を後にします。
カイロにて、無事3つ集まったクレオパトラの卵はエジプトの富豪が受け取り、娘の結婚式でお披露目します。しかしその直後ダス率いるインターポールが乗り込み、ナチスの盗品を所持していた疑いで逮捕されてしまいます。
それから6ヶ月後。脱獄したブースがハートリーとビショップの前に現れます。ブースはダスに2人の口座の情報を流し、口座を凍結させました。金なしになった2人にブースは仕事を持ちかけ、3人で結託してお宝を盗みに向かいます。
以上、映画「レッド・ノーティス」のあらすじと結末でした。
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