スタードライバー THE MOVIEの紹介:2012年日本映画。TVアニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」の劇場版で、TVアニメの総集編となっています。主人公であるツナシ・タクトが本土から泳いで渡ってきた南十字島には、サイバディと呼ばれる人型の巨大兵器が封印されており、「綺羅星十字団」を名乗る組織がその封印を破るべく暗躍していました。タクトは、実は、サイバディを操ることできるスタードライバー「銀河美少年」であり、島で偶然出会った封印を守る皆水の巫女アゲマキ・ワコを救うために、綺羅星十字団に立ち向かうことになります。
監督:五十嵐卓哉 声優:ツナシ・タクト(宮野真守)、シンドウ・スガタ(福山潤)、アゲマキ・ワコ(早見沙織)、ヘッド(石田彰)、気多の巫女(戸松遥)、ニチ・ケイト(小清水亜美)、シナダ・ベニオ(千葉千恵巳)、ワタナベ・カナコ(新名彩乃)、オカモト・ミドリ(桑島法子)、ヨウ・ミズノ(日高里菜)、ヨウ・マリノ(広橋涼)
映画「スタードライバー THE MOVIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スタードライバー THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スタードライバー THE MOVIEの予告編 動画
映画「スタードライバー THE MOVIE」解説
この解説記事には映画「スタードライバー THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スタードライバー THE MOVIEのネタバレあらすじ:起
ある夜、スガタとワコが海岸を歩いていると、浜に打ち上げられた少年を見つけました、少年は溺れたのか息をしておらず、ワコの人工呼吸により息を吹き返しました。
次の日、元気になった少年は、ツナシ・タクトと名乗り、島にある高校に入学するために本土から泳いできた、と言いました。無事高校に入学し、島の生活にも慣れたある日、ワコが何者かに拉致される現場に遭遇したタクトは、ワコを助けようとしましたが、逆に倒されてワコと共に連れ去られました。
ワコを連れ去ったのは綺羅星十字団を名乗る集団で、封印されたサイバディと呼ばれる巨大兵器の力を開放するため、皆水の巫女であるワコの封印を破ろうとしていたのでした。気が付いたタクトがワコを助けようとした時、辺りは「ゼロ時間」と呼ばれる選ばれた人間しか入れない空間に包まれ、タクトはそのまま動かなくなりました。
そして、綺羅星十字団のサイバディ「アレフィスト」がワコの封印を破ろうとした時、動けないはずのタクトがゼロ時間内で動き出し、サイバディを召喚しました。タクトは、サイバディを操ることができるスタードライバー「銀河美少年」だったのです。タクトが操るサイバディ「タウバーン」は、アレフィストを倒し、ワコを救出しました。
スタードライバー THE MOVIEのネタバレあらすじ:承
タクトは、スガタやワコと親友と呼べるような間柄となり、3人で行動するようになりました。しかし、その裏で綺羅星十字団は、封印を解くべく暗躍し、タクトにもサイバディで襲い掛かりますが、タクトはことごとく撃破しました。
ある日、タクトは、スガタはこの星最強のサイバディに搭乗できるスタードライバーであるが、その場合、永遠に眠ってしまう事を知りました。その夜、再びワコが襲われた時、スガタがワコを助けるためスタードライバーの力を使ったため、ワコは助かったもののスガタは昏睡状態に陥りました。
その後、奇跡的に回復しましたが、自分の置かれた境遇に諦めの境地となり、それを批難するタクトと対立します。その時、綺羅星十字団のサイバディ「ページェント」が現れてスガタを吸い込むと、スガタの能力を取り込んでしまいました。
タクトもタウバーンに乗り込みページェントと対峙します。タクトとスガタは友達であり、スガタが乗っているページェントにタクトは何もできないと綺羅星十字団は予想しますが、タクトはページェントを攻撃しました。
それを受けてページェントに取り込まれたはずのスガタが覚醒してページェントを乗っ取ると、タウバーンに向けて反撃しました。タウバーンとページェントの戦いが続きますが、やがてページェントがスガタの力に耐えきれなくなり消滅してしまいました。戦いが終わり、元の場所に戻ったタクトとスガタは、お互いを認め合い、その友情を深めました。
スタードライバー THE MOVIEのネタバレあらすじ:転
ある日、タクトは、ヨウ・ミズノという少女と知り合います。ミズノにはしっかり者の双子の姉妹マリノがいますが、ミズノ自身は変わったことを言う天然な少女で、自分の言うことを信じてくれたタクトのことを好きになりました。
ある日、ミズノとマリノを置いて島を出ていった母が帰ってきましたが、ミズノは母と会う事を拒絶します。母に会いたくないミズノは島を出ていこうとしますが、何度船に乗ってもなぜか島を出る前の時間に戻っていました。実は、ミズノは、ワコと同じく封印を守る巫女の1人である日死の巫女であり、島から出ていくことはできなかったのでした。
さらに、双子のマリノは、実は、母に置いて行かれた寂しさからミズノの巫女の力で作った分身だったことがわかりました。ショックを受け砂浜にいる時に、ミズノが巫女である事を知った綺羅星十字団がミズノを拉致し、ミズノが持つ封印を破壊しました。
その時、タクトが現れてミズノを助けましたが、封印が敗れたことでより強力となったサイバディ「レシュバル」に乗ったヘッドが現れました。ヘッドは、タクトと同じく「銀河美少年」であり、その強大な力にタクトは圧倒されますが、戦いの最中タクトは覚醒し、レシュバルを倒しました。
その後、巫女の力を失ったミズノは、母を避けるためでなく母と会って過去と決別するため、島を出ていきました。
スタードライバー THE MOVIEの結末
綺羅星十字団の総会にスガタの姿がありました。スガタは、サイバディ「キング・ザメク」のスタードライバーとして綺羅星十字団に参加したのでした。ある日、スガタは、綺羅星十字団のキングとして、タクトとワコの前に現れました。そして、綺羅星十字団の一員であるひが日死の巫女イヴローニュが持つ封印を破られ、この星最強のサイバディ「キング・ザメク」が復活しました。
タクトもタウバーンに乗り立ち向かいますがまったく歯が立ちません。しかし、その時ヘッドが乗るサイバディ「シンパシー」から光が放たれ、キング・ザメクが乗っ取られてしまいました。ヘッドが綺羅星十字団の一員となったのは、綺羅星十字団を利用してキング・ザメクを我が物にするためでした。
残ったワコの封印が解かれると、全ての力を取り戻したキング・ザメクにより地球は滅んでしまいます。ヘッドの真の目的を知った綺羅星十字団は、タクトに協力しキング・ザメクを攻撃します。そして、残された力を振り絞ってキング・ザメクの懐に飛び込むと、ワコの封印を解こうしているシンパシーを倒し、キング・ザメクの完全復活を阻止しました。
しかし、キング・ザメクに乗ったスガタは、自らと共にキング・ザメクをゼロ時間に封印しようとしました。実は、スガタがキングとして綺羅星十字団に参加したのは、強大な力を持つキング・ザメクを封印することでワコやタクトそして地球を守るためでした。しかし、タクトは、突如ワコの封印を破壊しました。
封印から解放されゼロ時間から現実の世界に現れるキング・ザメクの力に地球が飲み込まれようとする時に、タクトは、タウバーンでキング・ザメクを攻撃し破壊することで、スガタを救出しました。全てが終わり、光る宇宙を見ながらタクトとスガタは笑い合うのでした。
以上、映画「スタードライバー THE MOVIE」のあらすじと結末でした。
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