劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人の紹介:2018年日本映画。2012年から「週刊少年マガジン」で連載されている人気漫画『七つの大罪』。2014年にテレビアニメ化され、ミニシリーズ「七つの大罪 聖戦の予兆」を経て新シリーズ(二期)「七つの大罪 戒めの復活」が今年放送されたばかり。満を持して公開された本作は、ついに全員揃った七つの大罪が、物語本編とは少し違う舞台で新たなキャラクターと共に冒険を繰り広げる…そんな大人も子供も、たとえ今までのシリーズを知らなくても楽しめるエンターテイメントに仕上がっている。
監督:西方康人 総監督:阿部記之 声優: 梶裕貴(メリオダス)、雨宮天(エリザベス)、久野美咲(ホーク)、悠木碧(ディアンヌ)、鈴木達央(バン)、福山潤(キング)、高木裕平(ゴウセル)、坂本真綾(マーリン)、杉田智和(エスカノール)、代永翼(ソラーダ)、戸松遥(エルラッテ)、森川智之(ベルリオン)ほか
映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人の予告編 動画
映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」解説
この解説記事には映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人のネタバレあらすじ:起
霧の中、一人の少年が追手から逃げています。
七つの大罪の面々はリオネス国王の誕生日を祝うため、天空魚など珍しい食材を調達中。汚れた体を洗うためメリオダスとホークが泉に向かうと、なんとその中に天空魚が!しかし飛び込んだあと、なぜか妙な洞窟にたどり着いてしまいます。
代わりに泉から出てきたのは先ほど追われていた少年。七つの大罪にメリオダスと間違えられ、あわてて背中に生えた翼で飛び上がります。
メリオダスも少年に間違えられ追手につかまってしまいます。少年は天翼人ソラーダ。戦士長ゾリアの息子で天翼の剣の後継者です。天翼人の住む天空宮は空に浮かんだ国で、地上は魔神族によって滅ぼされたので下りてはいけないと言い伝えられています。ソラーダは、もうすぐ“ほろびの時”がやってくることを知り、かつて祖先である女神族を救った伝説の“オシロ様”を探しに地上へとやってきました。しかしゾリアは単なる臆病だと決めつけソラーダの話を信じません。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人のネタバレあらすじ:承
天翼人の長老バネスに気に入られたホーク。光に照らされ白く輝くホークを見て、バネスはオシロ様だと思い込んでしまいます。
一方あっさり牢屋を抜け出したメリオダスは、“黒の六騎士”ダハーカが出現したことを知り、天翼人の戦士たちを助けてダハーカを倒します。その姿を見たゾリアはソラーダが強くなったと勘違いし、明日“継承の儀”を行うと宣言します。儀式はソラーダと少女エルラッテの二人が剣を受け継ぐというもの。エルラッテは、儀式が終わるまではソラーダのフリをしていてほしいとメリオダスに頼みます。そしてホークもまた、オシロ様の子孫、“オピンク様”として祀り上げられてしまうのでした。
地上では、“黒の六騎士”ガラに襲われたソラーダを助けた七つの大罪たちが、天翼人を守るため天空宮に向かうことに。オシロ様を見つけられなかったソラーダは落ち込みますが、エリザベスやバンに励まされ前向きに考えるようになりました。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人のネタバレあらすじ:転
天空宮についに黒の六騎士が現れました。儀式を中断して戦士たちは飛び立ちますが、アトラによって次々に魂を抜かれてしまいます。そこへホークママに乗った七つの大罪が到着!アトラはゴウセルの幻術によって神経攻撃を封じられ、キングに石化させられます。バンは体から自由に針を出現させられるパンプをハグしたまま締め上げて倒しました。ムチ使いのガラにはディアンヌとキングが合技をお見舞いし、デロッキオはエスカノールとマーリンの協力によって倒されました。
メリオダスはリーダーのベルリオンと一対一で戦っています。メリオダスに煽られ怒りをあらわにするベルリオン。そこへゾリアが助太刀に入るも刺されてしまい、その拍子にゾリアの持っていた天翼の剣がメリオダスの体を刺し貫いてしまいました。魔神族を倒す効力が発動してしまったのです。「皮肉だな」とベルリオンはあざ笑います。天翼の剣は戦士長しか抜くことができませんが、ゾリアはその座をソラーダに譲ります。しかし、いくら恩人とはいえ魔神族であるメリオダスから剣を抜くことは掟に反する、と抜くことを許しません。
ベルリオンは死んだ仲間5人の魂を捧げ、三千年もの間封印されていた恐ろしい魔獣インデュラを復活させようとしています。七つの大罪はそれを阻止するため、瀕死のメリオダスをソラーダに託し向かっていきます。
劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人の結末
ソラーダは、「たとえ掟を破ったとしても天翼人のために戦ってくれたメリオダスを信じる!」といって天翼の剣を引き抜きます。そしてエリザベスの力によって復活したメリオダスはソラーダと共に戦いに向かいます。
ソラーダは天翼の剣の本来の使い方、“アーク”を発動させ封印させる方法を見つけ、全員の協力のもと巨大な魔法円を出現させます。しかしインデュラの封印が完了する直前、ベルリオンが自身の魂を捧げ封印は失敗。復活したインデュラの圧倒的な力に最大のピンチを迎える大罪たち。しかしその窮地を救ったのはあの巨大なホークママだったのです。そしてソラーダの号令のもと、みんなで再度“アーク”に力を結集しエリザベスも加わってさらに強力な魔法円が出現します。そこへ七つの大罪がそれぞれの必殺技を繰り出し、最後はメリオダスのフルカウンターによって最大の攻撃を封印前のインデュラにたたき込みました。インデュラの封印は成功し、天空宮に再び平和がおとずれます。本当にオシロ様(ホークママ)が現れ救ってくれた、伝説は本当だったのだとバネスは感動するのでした。
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