Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆の紹介:2019年日本映画。TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の劇場アニメーション第2弾。エルフ族のエミリアは、氷で閉ざされた森の中で1人で暮らしていました。仲間のエルフはみな氷漬けとなっており、近くの村の住人から怖がれていて、心を開いて話せるのは、精霊のパックだけでした。そんなある日「調停者」を名乗る火の大精霊メラクェラが現れ、エミリアに襲い掛かってきました。エミリアは、メラクェラとの戦いの中、自分の正体を知る事となります。
監督:渡邊政治 声優:エミリア(高橋李依)、パック(内山夕実)、メラクェラ(玄田哲章)、ナツキ・スバル(小林裕介)、レム(水瀬いのり)、ラム(村川梨衣)、ロズワール・L・メイザース(子安武人)
映画「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆の予告編 動画
映画「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」解説
この解説記事には映画「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆のネタバレあらすじ:起
エルフ族のエミリアは、氷で閉ざされた森の中で1人で暮らしていました。仲間であるエルフは氷漬けとなっており、食料など生活に必要な物は、近くの村で手に入れていましたが、村の人間は、エミリアを魔女と呼んで近づいてこず、唯一、雑貨屋だけがエミリアの相手をしてくれました。そんな寂しい毎日を送るエミリアでしたが、精霊のパックだけが親しげに話しかけてくれました。
ある日、エミリアの前に、村の外から来た男達が現れました。彼らの目的は、エルフであるエミリアの捕獲でしたが、伝説の魔女と同じ風体のエミリアを見て男たちは、村人たちと同じく恐れ、そこへ突如魔獣が男たちに襲い掛かり、数人が殺されてしまいました。
エミリアは、男たちが持っていたボーガンで魔獣を撃ったところ、魔獣はエミリアに襲い掛かりますが、魔獣のボーガンの傷から巨大な白い結晶が現れて、その結晶に魔獣は血が吸われて死んでしまいました。さらに男達の体の傷からも白い結晶が現れますが、その時パックが現れ、エミリアを眠らせたことで白い結晶は消滅しました。パックは、男たちを脅して森から追い出すと、エミリアを家に運びました。
目が覚めたエミリアは、先ほどの男達が腹いせに村を襲っていないか心配で村を訪れますが、エミリアの姿を見た雑貨屋が地面に頭をつけてエミリアに謝りました。実は、男達にエミリアの事を話したのは、雑貨屋だったのです。エミリアは、雑貨屋に森に二度と近づかないように警告すると村を去って行きました。
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆のネタバレあらすじ:承
パックはエミリアに森から出る事を提案しますが、エミリアは拒絶します。その夜、森に「調停者」を名乗る火の大精霊メラクェラが現れました。メラクェラは、世界のパランスを崩すほどの力を感知してこの森を訪れたのですが、パックは、エミリアの事を隠すために、メラクェラの前に立ちはだかりました。メラクェラは、何もせず去って行きましたが、パックは、エミリアを探して再び現れるであろうメラクェラに危機感を覚えました。
次の日、エミリアは、日課の森の探索を行っていたところ、魔獣が黒い液体の生物に飲み込まれるところを目撃しました。そして、黒い液体の生物は、エミリアにも襲い掛かってきますが、エミリアと契約している微精霊によって黒い液体の生物は凍らされ、窮地を切り抜けました。
エミリアは、そのことをパックに話したところ、パックは、その黒い液体の生物は一時的に動きをとめているだけで死んでいない、と言いました。エミリアが黒い液体の生物が再び動き出して村を襲うことを心配したので、パックがエミリアに代わり黒い液体の生物の様子を見に行ったところ、黒い液体の生物はすでになく、代わりにメラクェラが待ち構えていました。
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆のネタバレあらすじ:転
エミリアは、パックの帰りを待っていましたが、近くで地響きが聞こえてきたので、様子を見に外に出たところ、赤い微精霊が現れ、エミリアは、赤い微精霊に導かれるまま進み、黒い液体の生物が巨大化し斜面を駆け下りている所を目撃しました。エミリアは、黒い液体の生物を凍らせようとしましたが力が足りず、逆に黒い液体の生物に飲み込まれかけます。
その時、エミリアは覚醒し、黒い液体の生物を凍らせる事に成功しますが、赤い微精霊が突如巨大な赤い精霊の姿になりました。赤い微精霊は、実は、メラクェラの分身でした。メラクェラの分身はエミリアに、エミリアは実はエルフではなくハーフエルフで、かつて世界を滅ぼしかけた魔女の係累であり、そのためエミリアを消滅させるために現れた、と言いました。
エミリアは、仲間達が氷漬けになった中自分だけが目覚めたのは、自分が仲間達とは違うハーフエルフだったから、と知り呆然とします。そして、メラクェラの分身がエミリアを攻撃しようとした時、エミリアはパックとつぶやくと、パックが現れ、メラクェラの分身を粉砕しました。
エミリアは、自分の正体を知って悲嘆し、パックは慰めますが、その時、パックの体を赤い光が貫き、先ほどパックと対峙していたメラクェラの本体が現れました。パックは、分身との戦いで力を使いつくしてメラクェラの本体と対峙する力は残っておらず、メラクェラの本体は、為すすべがないエミリアに消滅させる事を宣告しました。
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆の結末
その時パックは、最後の力を振り絞ってエミリアに契約を提案します。エミリアは、自分と契約しようとしないパックはいつかいなくなると思っていましたが、エミリアをずっと守ってあげたい、というパックの言葉を聞き、パックと契約しました。
その時、メラクェラがエミリア達に襲い掛かりますが、突然巨大な氷の柱が現れ、中からパックの本来の姿である「終焉の獣」が現れました。エミリアは、自分はハーフエルフであることや古の魔女と同じ姿かたちをしていることを受け入れ、さらに自分の中に巨大な力が眠っていることを認めますが、魔女にはならないとメラクェラの本体に言いました。
それを聞いたメラクェラの本体は襲い掛かってきますが、終焉の獣となったパックの一撃で粉砕されました。エミリアは、パックになぜこれまで契約をしなかったかを聞いたところ、パックは制約がありできなかったと答えましたが、エミリアを失う事を考えたら制約を破ることを迷うことじゃない、とも言いました。それを聞いたエミリアは、パックを父親のように好きだと言いました。
実は、エミリアは、パックと初めて会った時、パックから自分はエミリアだけの精霊と言われたため、自分の事を家族のように思ってくれるパックを父親と言ったことがありました。パックは、エミリアに親しみをこめて「リア」と呼びかけると、エミリアは笑顔で「パック」と返したのでした。
以上、映画「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する