ボルトの紹介:2008年アメリカ映画。ハリウッドでアクション番組に出演しているタレント犬のボルト。番組での出来事を本物だと思い込むボルトは、アクシデントが重なりニューヨークに行ってしまいます。野良猫のミトン、ハムスターのリノと大陸横断をすることで、ボルトは、本物の世界を体感し、普通の犬として自覚していきます。愛らしいボルトに思わず笑みがこぼれるディズニー作品です。
監督:クリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード 声の出演:ジョン・トラヴォルタ(ボルト)、マイリー・サイラス(ペニー)、スージー・エスマン(ミトンズ)、マーク・ウォルトン(ライノ)、ほか
映画「ボルト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボルト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ボルト」解説
この解説記事には映画「ボルト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボルトのネタバレあらすじ:起
犬のボルトは、飼い主の少女ペニーと、ハリウッドで人気テレビ番組に出演しています。スタジオのセットで育ったボルトは、番組内の世界を本物だと思い込み、自分は超能力があると信じていました。番組の演出により、ペニーが連れ去れらたと思い込んだボルトは、彼女を追いかけて誤って積荷としてニューヨークまで運ばれてしまいます。
ボルトのネタバレあらすじ:承
途方に暮れているボルトは、野良猫のミトンズとハムスターのライノに出会い、どうにかペニーの元に辿り着けるよう助けを求めます。過去に飼い主から捨てられた経験を持つミトンズは、盲目的に人間を信じているボルトの目を覚まさせようとします。最初はミトンズの言葉に聞く耳を持たなかったボルトですが、自分に超能力がないことも分かり、信じてきた世界が崩れていくことに自信をなくしていくのです。一方で、テレビスターとしてボルトを崇拝するライノは、そんなボルトを力づけます。本当に超能力がないとしても、ボルトは誰もが知る一大スターなのです。
ボルトのネタバレあらすじ:転
ペニーに会えば全て元に戻ると信じて、ボルトは仲間と共にハリウッドに向かいます。大陸横断の大冒険は、ボルトにとって新鮮な体験の連続でした。車窓から顔を出し風を受ける喜び、外で思いっきり走り回る楽しさ、作り物ではない世界で、犬としての本能に目覚めるのです。ようやくハリウッドに辿り着いたボルトが目にしたのは、ボルトそっくりのタレント犬を抱き締めるペニーの姿でした。ショックを受けたボルトは、スタジオを去ろうとします。実は、ペニーが他の犬を抱き締めていたのはリハーサルの為で、ボルトを失ったことにずっと心を痛めていたのでした。偶然ペニーの本音を聞いたミトンズは、ボルトに戻るよう説得します。
ボルトの結末
同じ頃、スタジオではセットに火がつき、ペニーが取り残されてしまうのです。ボルトは必死でペニーの元へと急ぎますが、セットの下敷きになったペニーを救い出せません。声を張り上げ換気口に向かって精一杯吠えるボルト。その声を聞きつけた消防隊によって、ペニーは無事救出されました。ペニーのエージェントは、この救出劇までもビジネスに利用しようとします。嫌気が差したペニーは、ショービジネスに背を向け、ボルト、ミトンズ、ライノと共に郊外に移り住み、皆で楽しく暮らすのでした。
「ボルト」感想・レビュー
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ディズニーの中でも一番です
デートこの映画を見たのですが、相手に合わせてみていたつもりが、気付けば自分ががっつりボルトに感情移入していて、後半からは泣きっぱなしでした。
クライマックスには物語冒頭でやっていたボルトの技の数々が炸裂し、スーパードッグとして育てられた今までが、決して無駄ではなかったことが証明され、胸が熱くなりました。