フォルトゥナの瞳の紹介:2018年日本映画。死を間近にした人間が透けて見える能力である「フォルトゥナの瞳を」持っていることに気づいた青年が最愛の女性のため奮闘する。神木隆之介主演で、ヒロインを有村架純が演じる。「フォルトゥナの瞳」は、作家 百田尚樹の同名恋愛小説を映画化した作品。
監督:三木孝浩 原作:百田尚樹 出演:神木隆之介(木山慎一郎)、有村架純(桐生葵)、志尊淳(金田大輝)、DAIGO(宇津井和幸)、松井愛莉(植松真理子)、北村有起哉(黒川武雄)、斉藤由貴(遠藤美津子)、時任三郎(遠藤哲也)、ほか
映画「フォルトゥナの瞳」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フォルトゥナの瞳」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フォルトゥナの瞳」の予告編 動画
映画「フォルトゥナの瞳」解説
この解説記事には映画「フォルトゥナの瞳」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画「フォルトゥナの瞳」のネタバレあらすじ:起
幼いころ飛行機事故で両親を失った木山慎一郎(神木隆之介)は「GARAGE ENDO」で自動車塗装工として働いています。ある日電車の中で手が透けて見える男性を見かけ、不審に思います。その後全身が透けて見える別の男性を見かけて尾行していると、その男性は車に轢かれて死んでしまいます。慎一郎は自分が死を目前にした人間が透けて見える能力を持っていることに気が付きます。
携帯ショップで販売員の桐生葵(有村架純)と出会います。慎一郎は彼女の指が透明になっていることに気づき、近所のカフェに呼び出します。すると葵の指は元に戻っており安心します。葵の帰り道にある工場で爆発があり、彼女を救ったことが後日わかります。この出来事をきっかけに二人は交際を始めます。
映画「フォルトゥナの瞳」のネタバレあらすじ:承
慎一郎は同僚の金田大輝(志尊淳)から嫌がらせを受けています。金田は客の高級車を無断で使用したことを社長の遠藤哲也(時任三郎)に咎められてクビになってしまいます。社長の腕が透けて見えることに気が付いた慎一郎は金田からの報復を止めるため、社長と一緒に帰ります。金田がバットで社長に襲い掛かりますが、慎一郎がかばい社長は助かります。慎一郎は突然、心臓の痛みを感じて倒れてしまいます。
慎一郎は病院に運ばれますが、彼の体に特に異常は見つかりません。病院で慎一郎と同じく、死を目前にした人間が透けて見える能力「フォルトゥナの瞳」を持つという医者、黒川(北村有起哉)に出会います。慎一郎は他人の運命に関わることは自分の命を削ることになると黒川から忠告を受けます。
その後、慎一郎は社長から自動車の塗装工場の第二支店を任されます。そこで客の一人の手が透けて見えるのですが何も伝えなかったところ、後日、その客が事故で死んでしまったことを知り、慎一郎は人の運命を変えなかったことに悩みます。
映画「フォルトゥナの瞳」のネタバレあらすじ:転
ある日、公園で保育園児の手が透けているのを見かけます。慎一郎がその子に近寄ろうとすると保母に制止されてしまいます。しかし落ちていたチラシから子供たちがある電車に乗ることを知ります。
また電車の中で多くの人の姿が透明になっていることから、慎一郎は電車の事故が起こることを感じとります。さらに葵の通勤時間と電車の事故の時間が被っていることにも気が付きます。
慎一郎は保育園に電話をかけ、遠足をやめるように言いますが相手にしてもらえず、さらに胸に強い痛みを感じます。病院で診察を受けると黒川から狭心症を患っていることを伝えられます。
映画「フォルトゥナの瞳」の結末
慎一郎は葵を事故から遠ざけるため、彼女と沖縄旅行に行くことにします。事故の当日、葵から「同僚が病欠のため仕事に行かなければならない」と連絡が来ます。慎一郎は葵を止めるため家を出るのですが、保育園への連絡を不審に思った警察から同行するよう求められます。慎一郎は警察から逃げ、葵を止めるため駅に行きますが葵は電車に乗ってしまいます。
タクシーで次の駅へ先回りすると、線路脇でクレーン車の上で作業している人が透けて見えます。クレーンが倒れ、電車にぶつかることが分かると、発煙筒をたき電車を止め、事故を防ぎました。
慎一郎は人の運命を変えてしまった代償で死んでしまいます。その後、葵もフォルトナの瞳を持っており、慎一郎が人の運命を変えて死なないように自ら電車に乗ったことが明らかになるのでした。
以上映画「フォルトゥナの瞳」のあらすじと結末でした。
「フォルトゥナの瞳」感想・レビュー
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つまらない。ただ有村架純さんみたさで観るのは可。神木くん「コントが—」の方が適役ですね。再共演に期待します。
人間の死に関する近未来がわかるという主人公の能力にびっくりしましたが、映画を最後まで見ていると、有村架純さん演じる少女の同じ能力を持っていることを知り、とても感動しました。最後まで見ると、この二人が自然と惹かれあっていく様子が理解でき、映画を最後まで見て納得できるストーリーでした。