機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜の紹介:2016年日本映画。TVアニメ「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインなどをてがけた安彦良和が、TVアニメをベースにしてエピソードを追加したコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のうち、シャア・セイラ編を中心に全6部でアニメ化した作品の第4章。暁の蜂起の首謀者として軍を追われたシャアは地球に降り立ち、そこで運命の少女ララァと出会います。そして、月面で地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツの戦いが繰り広げられるなど、時代は、戦争に向かっていくことになります。
総監督:安彦良和 監督:今西隆志 声優:シャア・アズナブル(池田秀一)、ララァ・スン(早見沙織)、ランバ・ラル(喜山茂雄)、テム・レイ(坂口候一)、ほか
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜の予告編 動画
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」解説
この解説記事には映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜のネタバレあらすじ:起
暁の蜂起で地球連邦軍を撃破した士官学校の士官候補生を、ジオンの市民は大歓声で出迎え、士官候補生たちを指揮したガルマ・ザビは一躍英雄となりました。
そして、暁の蜂起をきっかけに地球連邦とジオン共和国の関係はさらに悪化し、デギン・ザビは、地球連邦軍のレビル将軍に資産の没収と地球連邦軍の完全なる撤収を要求するに至りました。
ガルマが英雄になる一方で、ガルマの暴走を止められなかったドズル・ザビは、責任を取って士官学校校長の職を解任され、暁の蜂起の首謀者とされたシャアは、一兵卒として除隊処分となりました。
ドズルに今後の身の振り方を問われたシャアは、地球へ行くと答えました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜のネタバレあらすじ:承
地球に降り立ったシャアは、地球連邦軍のジャブロー基地建設現場で働きます。その建設現場近くの街のカジノで、シャアは、インド人の少女を見かけます。
少女の名はララァといい、ララァは、ルーレットの出目を予知する能力を持っていて、ギャンブラーに雇われていました。しかし、ギャンブラーは、ララァの力に目を付けた他の組織に殺されてしまい、ララァも連れ去られそうになりますが、シャアが、助けに入ります。
殺し屋と対峙する中で、シャアは、少し先の事を予想できるという、不思議な感覚を覚えます。シャアは、なんとか殺し屋を倒すと、ララァを連れてそこから脱出しました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜のネタバレあらすじ:転
ジオンのモビルスーツ開発の中心的人物であるミノフスキー博士が、地球連邦への亡命を企てました。しかし、この企みを、ジオン側はすでに察知しており、月面都市フォンブラウンへ向かうミノフスキー博士が乗るバギーを、ランバ・ラル、ガイア、マッシュ、オルテガ、そして軍隊に復帰したシャアが搭乗するモビルスーツが後を追います。
ミノフスキー博士から救援の連絡を受けた地球連邦軍もモビルスーツ12機を出撃させ、ランバ・ラル達ジオン軍のモビルスーツと激突します。数の上では地球連邦軍が有利でしたが、モビルスーツの性能、パイロットの能力などが地球連邦軍をはるかに上回っていたジオン軍が、地球連邦軍のモビルスーツを全滅させ、ミノフスキー博士も戦闘に巻き込まれ死亡しました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 4 運命の前夜の結末
地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツの戦いを一部始終見ていたアナハイム・エレクトロニクス社のモビルスーツ開発部門部長テム・レイは、この結果に衝撃を受け、現在推進している新プロジェクトRX-78 コードネーム「ガンダム」の必要性を強く訴えたことで、このプロジェクトは、「V作戦」としてサイド7で行われることになりました。
そのころ、地球連邦とジオン共和国の関係はいよいよ悪化し、遂に宇宙歴0078年、ジオン共和国はジオン公国へ移行して地球連邦からの独立を宣言、さらに、翌宇宙歴0079年、ジオン公国は、地球連邦に対して宣戦を布告し、人類初の宇宙戦争が勃発しました。
以上、映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」のあらすじと結末でした。
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