怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画の紹介:2018年日本映画。TVアニメ「怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~」の劇場版。引っ込み思案な女子高生平賀サツキは、ある日怪獣娘に覚醒しかけたところをブラックスターズに拉致され、無理矢理ブラックスターズの4人目のメンバーにされてしまいます。地球侵略をもくろむブラックスターズでしたが、リーダーのブラック指令をはじめとしてポンコツなメンバーばかりで、仇敵のかいじゅうがーるず(実は認識すらされていない)とは比べものにならないほど貧弱でした。サツキは、参謀長としてブラックスターズ強化に乗り出すことになります。
監督:山本靖貴 出演:ブラック指令(新田ひより)、ペガッサ星人/平賀サツキ(八木侑紀)、シルバーブルーメ(高橋未奈美)、ノーバ(石原夏織)、ガタノゾーア(小倉唯)、アギラ(飯田里穂)、ミクラス(鈴木愛奈)、ピグモン(徳井青空)、ゼットン(加藤英美里)、レッドキング(五十嵐裕美)、エレキング(潘めぐみ)、ゴモラ(諏訪彩花)、キングジョー(三森すずこ)、ガッツ星人(松田利冴)、ベムスター(沼倉愛美)、ほか
映画「怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画」解説
この解説記事には映画「怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画のネタバレあらすじ:起
平賀サツキは、学級委員長を務める引っ込み思案な女子高生で、頼まれごとを断れない性格でした。ある日、サツキは、頼まれた放課後の掃除をやりおえて帰宅しているときに、かいじゅうがーるずのPVを見かけました。サツキは、それを見ながら今の自分が変われるとしたら、と思ったとき、突如サツキから黒いオーラが出ると、上の方に渦を巻いたダークゾーンが現れました。
すると、謎の怪獣娘が現れ、スマホ型変身アイテムであるソウルライザーをかざしてサツキを元に戻すと、そのまま拉致してしました。彼女らは、サツキをアジトに連れ込むと、自分達は、地球の支配者(仮)のブラックスターズと自己紹介しました。ブラックスターズのリーダーであるブラック指令は、サツキに怪獣娘の素質があるといい、強引にブラックスターズの4人目のメンバーにしてしまいました。
地球侵略をもくろむブラックスターズでしたが、予知夢と自分もかかる催眠術しか使えないブラック指令、地球侵略にあまり興味が無いシルバーブルーメ、実力はあるが命令を無視してゲームばかりしているノーバとポンコツなメンバーばかりでした。ブラック指令の予知夢に従って都庁の最上階を目指したところ、途中でかいじゅうがーるずのイベント会場に出てしまいました。
仇敵のかいじゅうがーるずと相対して身構えるブラック指令でしたが、かいじゅうがーるずの面々は、ブラック指令のことを知らず、ブラック指令は何事もなく都庁を後にしました。ブラック指令は、あれこれアドバイスをしてくれたサツキを、参謀長に任命しました。
怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画のネタバレあらすじ:承
ある日、サツキは、大量の特撮の雑誌を持ってきて、それらの本から侵略者の傾向を分析し、ブラック司令達に侵略者診断をすると言いました。そして診断の結果、ブラック指令達は侵略者として10段階評価の1という最低の結果となりましたが、ブラック指令は、残念がるどころか、1はNo.1でもありオンリーワンでもある、となぜか強気になりました。
そして、ブラック指令の予知夢に従い、かいじゅうがーるずの本部に侵入しましたが、かいじゅうがーるずに見つかってしまい、追い詰められてしまいます。ブラック指令は、最悪の状況に緊張しますが、かいじゅうがーるずは、まだブラックスターズが何者かわかっておらず緊張感はありませんでした。
そこへゼットンが遅れてやってきますが、最強の怪獣娘であるゼットンを前にしてサツキは突然覚醒して怪獣娘になりました。そして、サツキの能力であるダークゾーンを出すと、ブラック指令達と共にダークゾーンに飛び込み、かいじゅうがーるずから逃げることが出来ました。
その後、サツキは、怪獣娘「ペガッサ星人」に変身することがわかり、そして、かいじゅうがーるずは、ペガッサ星人のダークゾーンを見てブラックスターズを注意すべき存在と認識しました。
怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画のネタバレあらすじ:転
いつものようにアジトにきたサツキにブラック指令が、ペガッサ星人としての能力を検証するといいました。公園に移動したサツキは、ベガッサ星人に変身しますが、なぜかダークゾーンを出すことができませんでした。
ベガッサ星人は、通りがかった女子高生達が、自分達のことをあれこれ話していることを聞いて恥ずかしくなりますが、その瞬間、小さなダークゾーンが発生しました。ダークゾーンは、ベガッサ星人がネガティブな気分になったとき発生することがわかり、ブラック司令達は、ベガッサ星人の悪口を言おうとしましたが、思いつきませんでした。
しかし、ブラック指令達がベガッサ星人は普通にかわいいなどと連呼すると、自分が平凡であることにコンプレックスを持っているベガッサ星人はネガティブとなり、ダークゾーンが発生しました。
しかし、そのダークゾーンにブラック指令が引き込まれそうになり、ベガッサ星人は慌てて変身を解き、ダークゾーンは消えましたが、ブラック指令は、ダークゾーンから戻るときに怪獣娘を連れてきてしまいました。
怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画の結末
ダークゾーンから連れてきた怪獣娘は、あのゼットンに匹敵するとんでもない能力をもつ邪神ガタノゾーアであることがわかりました。強力な仲間が出来たことで強気になったブラック指令は、予知夢に従って街に出ましたが、肝心のガタノゾーアは空腹で眠ったままでした。
その時、たまたま持っていたチョコをガタノゾーアに与えたところ、ガタノゾーアは目を覚まし肩から大蛇を出して近くにあったマスコット像を破壊しました。そこで、ブラック指令は、チョコを買い集めてガタノゾーアに与えましたが、突然ガタノゾーアが巨大化し、無差別に街を破壊しました。
実は、与えたチョコにウイスキーが入っていて、ガタノゾーアは酔っ払って暴走していたのでした。そこにかいじゅうがーるずがやってきてガタノゾーアを止めようとしますが、逆に捕まってしまいました。かいじゅうがーるずのピンチに喜ぶブラック指令でしたが、チョコを買いに行っていたベガッサ星人が戻ってきたとき、かいじゅうがーるずだけでなくシルバーブルーメとノーバも捕まっていることに気付きました。
そこで、ベガッサ星人は、ダークゾーンを発生させてそこにガタノゾーアを閉じ込める事に成功しますが、ベガッサ星人も一緒に引き込まれてしまいました。ブラック指令は、ベガッサ星人を助けるためにダークゾーンに飛び込みますが、ガタノゾーアに催眠術をかけようとして自分もかかって眠ってしまいました。
しかし、ガタノゾーアも催眠術にかかったことで逃げ出すことができたベガッサ星人が、ソウルライザーをかざしてガタノゾーアの変身を解いてダークゾーンから脱出しました。ダークゾーンから戻ったベガッサ星人達は、お互いの無事を喜びましたが、かいじゅうがーるずが現れると一目散に逃げ出しました。逃げながらサツキは、新しい自分が見つかりそうなことに喜びを覚えました。
以上、映画「怪獣娘(黒) ウルトラ怪獣擬人化計画」のあらすじと結末でした。
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