高校デビューの紹介:2010年日本映画。「高校デビュー」は別冊マーガレットで連載されていた河原和音原作の漫画「高校デビュー」を原作とした映画。中学生まで部活中心の生活をしていた少女が、高校デビューをして素敵な彼氏と出会い、充実した高校生活を目指していきます。この作品にブレイク前の菅田将暉が出演しています。脇役ながら存在感があります。
監督:英勉 出演者:大野いと(長嶋晴菜)、溝端淳平(小宮山ヨウ)、菅田将暉(田村史也)、逢沢りな(小宮山麻美)、古川雄輝(浅岡唯)、宮澤佐江(高橋真巳)、ほか
映画「高校デビュー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「高校デビュー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
高校デビューの予告編 動画
映画「高校デビュー」解説
この解説記事には映画「高校デビュー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高校デビューのネタバレあらすじ:起
主人公の晴菜は中学までソフトボール一筋の生活を送っていました。高校に入学し、周囲の友達と比べて自分に生活の彩りと華がないことに気づき、高校デビューを果たそうと決意します。自分なりのおしゃれをして校門の前に立ちふさがり、素敵な男性が声をかけてくれるのを待ちますが、誰も声をかけてくれず落ち込む毎日です。そんな彼女を友人達は呆れながら見守っていました。ある日ひょんなことから、学園一番イケメンな先輩小宮山ヨウと知り合います。ヨウは奇妙な出で立ちの晴菜に興味を持ち、高校デビューするための指南をしてやると彼女に申し出ます。
高校デビューのネタバレあらすじ:承
ヨウの指南を受けることになった晴菜は、彼の妹や友達と交流を持つようになります。そこで、ヨウは昔こっぴどく失恋をし、学園一イケメンながら自分自身は全く恋愛をしない日々を送っていると聞きます。高圧的デート偉そうな態度のヨウに嫌悪感を抱いていた晴菜は、彼の寂しい一面を見て動揺します。ヨウは晴菜の外見から男性との付き合い方まで指南していきます。ヨウの友達の史也とデートをすることになった晴菜は、携帯電話でヨウとの指南を受けながらデートをこなしていきます。初めての男性とのデートで固まる晴菜を、ヨウは上手く誘導しデートは成功します。しかし史也はもともとヨウの妹に恋をしており、デート終わりにヨウの家に寄ったことで、史也とヨウの妹と気持ちを確かめ合いカップルになってしまいます。
高校デビューのネタバレあらすじ:転
さっそく失恋してしまった晴菜は気分転換にヨウを誘って、昔のソフトボール仲間に会いにいきます。部活に一生懸命だった中学生の頃の晴菜の姿が目に浮かび、何事も全力で取り組む晴菜の良さをヨウは感じます。またヨウに指南を受けているうちに次第に晴菜はヨウに惹かれていきます。しかしヨウは恋愛指南はするくせに、自分自身の恋愛については、過去の恋愛を引きずりストップさせたままでした。ある日晴菜は、ヨウの元彼女と知り合います。彼女は過去にヨウをふった癖に未練タラタラでヨウの周辺をいつもうろうろしていました。そして晴菜にヨウへの手紙を渡してほしいと言います。晴菜はヨウに片想いをしつつ、ヨウが元の恋人と上手くいったら元気になるのではと思い始めます。
高校デビューの結末
晴菜は初めて本気で人を好きになり、初めて片想いに翻弄され、我慢できなくなりヨウに想いを伝えます。戸惑うヨウでしたが、自分も晴菜に惹かれていることに気づきます。二人の焦ったさにやきもきした友人達は、彼らが上手くいくように後押しします。その甲斐あって二人は気持ちを確かめ合い、上手くいきそうになりますが、晴菜は自分がヨウを好きなのと同じように元彼女もヨウを好きなことを思い、ヨウに元彼女からの手紙を渡してしまいます。これでヨウはずっと想い続けた元彼女と元サヤに戻り上手くいくのだと、一人晴菜は納得します。しかしヨウは晴菜の元に戻ってきます。「自分が本当に好きなのは晴菜だ」と言い彼女にキスをします。クリスマスのイルミネーションが二人を祝福するように輝いているのでした。
以上、「高校デビュー」のあらすじと結末でした。
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