となりの怪物くんの紹介:2018年日本映画。菅田将暉と土屋太鳳のW主演によるコメディタッチの学園ラブストーリー。累計610万部の発行部数を誇る、ろびこ原作の人気マンガ「となりの怪物くん」を、月川翔監督(「君の膵臓をたべたい」等)が実写映画化。問題児の怪物・ハルと、勉強一筋の冷血少女・雫。友達もいなかった二人が出会ったことから始まる、不器用な青春ラブストーリー。
監督:月川翔 出演:菅田将暉(吉田春 / ハル)、土屋太鳳(水谷雫)、古川雄輝(吉田優山)、山田裕貴(山口賢二)、池田エライザ(夏目あさ子)、浜辺美波(大島千づる)、佐野岳(佐々原宗平)、佐野史郎(吉田泰造)、速水もこみち(三沢満善)、ほか
映画「となりの怪物くん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「となりの怪物くん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
となりの怪物くんの予告編 動画
映画「となりの怪物くん」解説
この解説記事には映画「となりの怪物くん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
となりの怪物くんのネタバレあらすじ:起
高校に入学早々、暴力事件を起こしたことで停学になり、そのまま不登校を続けている吉田春[通称ハル](菅田将暉)。その隣の席の水谷雫(土屋太鳳)は、ある日、担任教師の頼みで、渋々ハルにプリントを届けに行くことになってしまいます。
雫は、「勉強は自分を裏切らない」と勉強一筋で、友達や仲間など必要ないと思っていました。しかし、プリントを家まで届けたことで、ハルに友達だと勝手に認定されてしまいます。実はハルは「友達」に強い憧れを持っており、他校の不良に「友達だろ?」と言われれば、すぐに金を渡してしまうような純粋な面を持っていました。
となりの怪物くんのネタバレあらすじ:承
雫は、ハルの中学時代の同級生・佐々原(佐野岳)から、ハルが中学の頃、一人だけいじめられていた野球部員を救うために暴力事件を起こした話を聞きます。ハルが入学早々に起こした暴力事件も、いじめを止めるために起こしたものだったのです。ただ暴力事件を起こしただけではないと気が付いた雫は、ハルから金を巻き上げていた不良達に、思わず「ハルと誠実に付き合ってほしい」と言ってしまいます。不良に絡まれそうになる雫を、今度はハルが助けます。そして「俺、雫が好きだ」とハルの突然の告白に、雫は戸惑うのでした。
翌日から学校に来るようになったハル。最初は雫から離れず、思いのままに振る舞うハルに、みんな距離を置いていました。しかし、モテ過ぎて女子に嫌われていた美少女・夏目あさ子(池田エライザ)や、おとなしい委員長・大島千づる(浜辺美波)など、徐々にクラスの仲間に溶け込んでいくのでした。そんな日々を送る内に、雫のハルに対する気持ちも徐々に変化して行くのでした。
となりの怪物くんのネタバレあらすじ:転
ある日、ハルの兄・優山(古川雄輝)の誕生パーティーに出席した雫は、ハルの父親は有名な国会議員で、ハルは海外の研究所からも声を掛けられる程優秀であることを知ります。自分と違い、実はハルは望めばなんでも手に入る環境にあることにショックを受ける雫。
ハルと優山の兄弟は、両親の離婚後に父親に引き取られたのですが、父親は優秀なハルにしか興味を持ちませんでした。寂しさを覚えた優山は、思わず「ハルさえいなければ」と口にしてしまったのです。そのためハルは家を出て叔母の所に身を寄せ、叔母が亡くなった後も、そのまま従兄弟のみっちゃん(速水もこみち)が経営するバッティングセンターで暮らしていたのです。
そのパーティーの席上で、父親に後継者として指名されたハルは、思わず雫の手を引いて会場から飛び出してしまいます。しかし、そんなハルに雫は、「私とあなたは違う。あなたさえいなければこんな気持ちにならなかったのに。」と言ってしまいます。ハルは、雫の前から立ち去るのです。そのまま、ハルは行方不明になってしまいます。
となりの怪物くんの結末
ハルがいないまま時は過ぎ、雫たちは卒業の日を迎えます。雫は、同じ予備校に通う山口賢二[通称ヤマケン](山田裕貴)から告白されますが、「ハルが好き」と断ります。卒業式後、ハルの私物を届けてくれるように担任教師に頼まれた雫は、バッティングセンターを訪れます。なんとそこにはハルがいたのです。雫の前から姿を消した後、ハルはメキシコ湾の研究所で研究生活を送っていたのでした。思わず、ハルの胸に飛び込む雫。
数年後、バッティングセンターを飾りつけ、パーティーの支度をする雫とハル。高校時代の仲間達が、次々と駆けつけます。それは、雫とハルのウエディングパーティーだったのでした。
以上、映画「となりの怪物くん」のあらすじと結末でした。
「となりの怪物くん」感想・レビュー
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私はプライムビデオで見ました。題名から見てラブストーリーだとは思うことなく見てました!いい物語だし、ハルは優しいな!
映画のはじめのほうで菅田将暉さんの学校でみんなを警戒してウーヴという演技が面白かったでーす!
勉強以外は本当に興味がなかった主人公・雫が、クラスの問題児の春と関わることで少しずつ成長していきます。どのシーンも好きですが特に印象的だったのがニワトリが出てくるシーンです。雫の驚いたような呆れたような顔を見ていてクスッと笑ってしまいました。あと制服が朱色で可愛くて土屋太鳳さんによく似合っていたと思います。