高台家の人々の紹介:2016年日本映画。「ごくせん」の森本梢子が書き下ろし、「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で第1位になった大人気コミック「高台家の人々」を実写映画化した作品。妄想癖があるOL平野木絵とテレパシー能力を持ったエリートサラリーマン高台光正の恋を家族との騒動を交えながら描く。
監督:土方政人 出演:綾瀬はるか(平野木絵)、斎藤工(高台光正)、水原希子(高台茂子)、間宮祥太朗(高台和正)、大地真央(高台由布子)、市村正親(高台茂正Jr.)、夏帆(斉藤純)、坂口健太郎(岸本浩平)、シャーロット・ケイト・フォックス(高台アン)ほか
映画「高台家の人々」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「高台家の人々」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
高台家の人々の予告編 動画
映画「高台家の人々」解説
この解説記事には映画「高台家の人々」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高台家の人々のネタバレあらすじ:高台光正との出会い
木絵は風邪で会社を休んでいました。復帰すると、高台家の子息がニューヨークから戻ってきていました。木絵は紙を落とし、光正に拾ってもらいます。ある日、エレベーターで光正と2人きりになりました。妄想好きの木絵は、自分が姫で、光正に守ってもらうという空想をすると、光正は木絵の心を読み、笑ってしまいます。別の日、外で偶然会いました。光正は木絵の妄想に笑ってしまい、木絵を食事に誘います。そこからデートが始まり、木絵は光正の言動から、もしかしたら心がわかるのではないか、と感じます。妄想で光正に告白した木絵は、光正から告白されます。
高台家の人々のネタバレあらすじ:高台家の人々
高台光正(斎藤工)は家に平野木絵(綾瀬はるか)を連れて行き、妹・茂子(水原希子)と弟・和正(間宮祥太朗)を紹介します。2人は木絵の妄想を気に入りますが、木絵は3人とも心が読めるテレパスではないか、と疑い始めます。光正は2人に、自分たちが心を読めることを木絵に話すのか?と問われます。茂子は、浩平(坂口健太郎)のことが好きでした。後日、光正は出張から帰国しましたが、木絵は会えないと言われます。その夜、女の人とレストランに入る光正を見てしまった木絵は、身を引こうと思います。光正は木絵の家に行き、婚約を申し入れます。
高台家の人々のネタバレあらすじ:結婚に向けて
和正は、兄は慎重で、姉は臆病。自分は意地悪と分析しています。猫を連れて動物病院へ行き、純(夏帆)に猫を診てもらいます。純は茂子の友人で、光正に10年間片思いをしていました。純に意地悪をする和正に、茂子は怒ります。母の由布子(大地真央)が帰国して、光正の婚約はどういうことか、と問い詰めます。その時に純が来たことから、純が光正の婚約者だと勘違いしてしまいますが、その時に光正が木絵を連れてきて、母は木絵との婚約に反対しだします。高台家グループの跡取りにふさわしいちゃんとした人が良い、という母に、光正は「木絵は心を読みたいと思った唯一の人」と自分の気持ちを確かめます。父の茂正(市村正親)は結婚を歓迎しました。祖父母の話になります。留学中の祖父は不思議な力を持つアン(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会い、日本に許嫁がいながらもアンとの結婚を決意します。しかし、アンは父に反対され、帰国した茂正を追って、日本にやってきたのです。光正は遂に木絵に心が読めることを告白し、再度プロポーズをしました。光正にロンドン転勤話が持ち上がり、両親は木絵に結婚報告パーティーまでに礼儀作法を身につけるよう要求します。心が読まれていると知った木絵は、高台家の人々といる時は、心を読まれないよう景色の写真を心に刻むようになり、1人になると自由に妄想できることに安心するようになります。茂子は浩平に彼女ができたことを知り、落ち込みます。パーティ-当日に木絵に電話をすると、木絵はパーティーをすっぽかし、茂子を励ましに来ました。茂子は木絵を連れてパーティーに向かいます。光正は木絵と向かい合って話そうとしますが、心が読めません。その時に高台家の家族が迎えに来て、茂子は木絵なら家族になれる、と言います。そして高台家のパーティーに来た人々に、結婚の報告をしたのでした。
高台家の人々の結末:不安と愛の間で
結婚式当日、教会の神父様の前で、木絵は光正に心で話しかけます。光正を幸せにできない、苦しいと伝え、式場を逃げ出してしまいました。木絵は実家に戻っていました。光正は父に「あきらめるな」と言われます。光正は木絵に電話して「空港で待っている」とメッセージを残します。茂子は浩平に告白しました。和正も純に会いに行き、想いを伝えます。由布子は、アンから手紙をもらいました。そこには木絵宛ての手紙もあり、由布子は木絵に会いに行きます。逃げずに戦いなさい、と言い、アンからの手紙を渡します。その手紙には、光正の祖父が死ぬ間際に、アンが心が読めることを奇跡と思おうとした、とありました。恐れないで光正を信じて、と書いてありました。木絵は走って家を出て、自転車で空港へ向かおうとしますが、途中で疲れて倒れてしまいます。光正は空港で木絵を待ちましたが、予定通りの便でイギリスへ向かいました。光正はイギリスの祖父のお墓へ花を供え、アンと歩いている途中、木絵のくだらない妄想が頭に浮かびました。木絵がすぐそばに来ていたのです。
以上、映画 高台家の人々のあらすじと結末でした。
人の心を読めるエリート・高台光正とお付き合いする事になった妄想大好き女子・平野木絵のお話。この木絵ちゃん(綾瀬はるか)の脳内妄想がビジュアル的にも本当にメルヘンて面白くて、そのかわいらしさと真っ直ぐな彼女に惹かれる彼の気持ちがよくわかります。綾瀬はるかさんの透明感があってこその木絵ちゃんだと思います。途中2人の間にはいろいろあるけど、とても優しいお話で最後はハッピーエンドなので、心がパサパサの時に見ると、とても潤います!見てよかったなぁ~と思える作品です。